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カラフルな風景やアート、素朴な人々に出会いに、『タイ12の秘宝』にも選ばれた町「ラーチャブリー」へ

2019年03月22日

アートの町でもある「ラーチャブリー」

JALが2020年に運航開始する新LCCのブランド名を「ZIPAIR(ジップエア)」にすると発表しました。第一弾の航路は、「成田-バンコク線」の予定だとか! このように最近はLCCでもタイへの直行便が数多く運航しており、よりお得に、気軽にタイに行けるようになりました。おきまりの観光地からちょっと離れて、都会とは違う風景や文化、素朴な人々にふれてみたいと思ったら、バンコクから郊外の町「ラーチャブリー」へ日帰りトリップに出かけてみませんか?

タイで最古の水上マーケットへ

いにしえの水上都市の様子を今に伝える

バンコクから南西に約100kmの場所にあるラーチャブリーはタイ国内77県のなかでもタイ国政府観光庁がおすすめする『タイ12の秘宝』に指定され、アートの町として、近年注目されています。バンコクから日帰りでも十分行ける距離に位置し、最近は写真撮影を目的に訪れるバンコクっ子や外国人観光客が多いのだとか。

マーケットが最もにぎわうのは午前中

ラーチャブリーで真っ先に訪れたいスポットといえば、なんといっても水上マーケット。なかでも「ラオタクラック水上マーケット」はタイで初めてできた水上マーケットとして知られています。ラーマ4世時代の1868年に作られた運河を、野菜や果物を載せた小船が所狭しと往来する風景は圧巻です。マーケットが最もにぎわうのは午前7:00~9:00頃。昼を過ぎると閑散としているので、早い時間に行くのがおすすめです。

水上マーケット発祥ということがわかる看板

■ ラオタクラック水上マーケット
・行き方:
ツアー参加が便利。バンコク市内の旅行会社ならラオタクラック水上マーケット近くのダムヌーン・サドゥアク水上マーケット行きのツアーを扱っていることが多い。自力で行くにはサーイ・タイ・ピンクラオ(旧南バスターミナル)25番乗り場からロットゥー利用
・営業時間: 6:00~12:00
・定休日: 無休
・料金:
見学無料。マーケット内を回るのは船のチャーターが必要で、6~8人乗り約30分で400B前後

SNSにシェアせずにはいられないアートな陶器工場

工場の壁もカラフル!

水上マーケット以外にもラーチャブリーには魅力がいっぱい。アートの町としても知られ、街なかにはギャラリーや壁画、彫刻作品などが点在しており、週末になるとカメラやスマホ片手に、近郊からたくさんの女子や若者グループが集まります。

地元の人にも人気のスポット

人気スポットのひとつ「タオ・ホン・タイ陶器工場」は、もともと水瓶やナンプラー(魚醤)の瓶などを製造していた工場でした。現在は、3代目のオーナーをはじめ職人たちが作る芸術的な陶器がたくさん並び、そのカラフルな風景が写真映えすると話題に。工場はカフェやショップを併設しており、休憩したり、作品を購入することも可能です。

作陶現場は見学可能

工場内では職人による絵付け風景などを自由に見学・写真撮影できるほか、アート作品の展示やワークショップも開催しています。もちろん写真撮影も可能。ほかでは見たことのないような、ちょっと自慢できちゃう写真が撮れるスポットばかりです。

カラフルな作品が隙間なく並ぶ敷地

■ タオ・ホン・タイ陶器工場
・営業時間: 8:00~17:00
・休業日: 無休
・URL: http://www.thtceramic.com

タイでいちばん古い伝統芸能にふれる

公演の際は音楽とともに披露される影絵芝居

現代的なアートにふれたら、伝統芸能もチェックしておきたい! 同じラーチャブリーにあるナンヤイ影絵博物館は、タイの王室プロジェクト(国民の生活向上のためにはじまった、王室が推進するプロジェクト)のひとつで、タイで最も古い伝統芸能といわれる影絵人形劇に関する展示が行われています。

近隣諸国の文化の影響でできた芸能

ナンヤイとは影絵のことで、13~15世紀頃のスコータイ王朝時代に、カンボジアなどの影響ではじまった芸能です。こちらの博物館には、14~18世紀頃のアユタヤ王朝時代に作られた、水牛の皮でできた影絵人形が、数多く展示されています。博物館は寺院に併設しており、このお寺が長年こちらの伝統芸能を保護していたとのこと。今にも動き出しそうな繊細で大きな影絵人形は必見です。

博物館は寺院「ワット・カノン」に併設

■ ナンヤイ影絵博物館(ワット・カノン)
・開館時間: 8:00~17:00
・休館日: 無休
・入館料: 無料(お気持ちでお布施を)

名物「黒豆腐」や採れたてフルーツが美味

採れたてココナッツの味わいは格別!

ラーチャブリーは豊かな食文化でも知られています。農作物の収穫や輸出もさかんで、通年で新鮮なフルーツが味わえます。とくにマンゴーやパパイヤ、ココナッツは絶品。農家を訪れ、採れたてのココナッツジュースを頂いたのですが、その味が濃くておいしいこと! 肥沃な土地柄か、ラーチャブリーの人たちはあくせくすることなく、とても優しい人たちばかりなのも印象的。滞在するだけで、心の底から癒やされることまちがいなしです!

店によって風味が異なるのでいろいろ試したい!

町の市場を訪れたら黒豆腐もぜひ試食を。華僑の人々が伝えたという黒豆腐(1個20B前後)は醤油、八角などの香辛料などと一緒に、豆腐を数日間煮た郷土料理です。すき焼きに入っている焼豆腐のようなマイルドな風味で、そのままでも食べやすいのですが、地元の人は、炒め物や煮物の具としても使っているのだそうです。お店でも食べることができるので、試食して気に入ったら素朴でローカルな一品を、地元の人と一緒に味わってみるのもいい旅の思い出になるはず。

犬のオブジェはバンコクのホテルにも展示されるほど人気

ほかの都市にはない魅力がたくさん詰まったラーチャブリー。のんびりした雰囲気と、写真映えスポットの多さにきっと魅了されるはず。ぜひバンコクから足を延ばして、ちょっとディープなとっておきの旅を味わってみてくださいね。

ジューシーなフルーツで水分補給もお忘れなく!

■ ラーチャブリーの歩き方
ラーチャブリーはバンコクからおよそ100kmの場所にあります。バスまたは鉄道でアクセスできますが、各スポットは点在しているので、車のチャーターやツアー参加がおすすめです

取材協力:タイ国政府観光庁
aruco編集部 今井歩

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