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現地在住者がこっそり教えるベトナム・ハノイの隠れた名(迷!?)スポット3選

2018年05月02日

ロンビエン橋の名(迷!?)物オブジェ

ベトナム・ハノイと言えば、ホアンキエム湖、ハノイ36通り、ホーチミン廟、文廟、タンロン遺跡、ハロン湾にニンビンなど、数々の観光スポットがあります。そこで今回は、「もう定番スポットは行き尽くしてしまった」というハノイ通の方のために、3つの観点から、それぞれの隠れ名(迷!?)スポットを3つ紹介します。なかには、行ったことはあっても、おそらく気付いていなかった裏展示や一大イベントが隠れています。ぜひ、ハノイ旅行の前にもう一度チェックしてみてください。

【学び!】ハノイにいながらベトナム一周!?ベトナム民族学博物館を味わい尽くす

ハノイにあるベトナム民族学博物館

博物館情報に明るいガイドブックなら概要ぐらいは記載されているハノイのベトナム民族学博物館(Bao Tang Dan Toc Hoc Viet Nam)。こちらの博物館は、ベトナムに分布する54もの民族(うち9割はキン族)にスポットを当てた専門博物館です。各民族の民族衣装や住居、儀式など、さまざまな角度から展示がされている、ハノイ在住者のなかでもファンの多い名博物館です。

ハノイをはじめ、ベトナムを歩いていると、色鮮やかな民芸品が売られているのを見かけることでしょう。これは、モン族やザオ族をはじめとした少数民族の村々で作られたハンドメイドの雑貨です。

ハノイから夜行列車で行く人気の観光地SAPA(サパ)にも、たくさんの少数民族が暮らしており、どこのお店に入っても「これは○○族の模様で〜」とか、「この○○民族の特徴は〜」とか、いろいろな話を聞くことができます。

ただ、少数民族に馴染みがなければ、せっかくの説明もピンとはこないでしょう。「かわいい」という理由だけでショッピングを楽しむのもよいですが、そこから一歩踏みこんで、作り手である少数民族の暮らしに目を向けてみてはいかがでしょうか。

ただし、せっかく興味を持ったとしても、都市部から離れた山間部に点在する各民族の村を、一つひとつ巡るには時間がかかりすぎますし、気力も体力も続かないでしょう。そんな時におすすめなのが、ベトナム民族学博物館です。こちらの博物館では、ベトナムで生活する全少数民族に関する知識をギュッと濃縮して見学することができます。

屋外展示は圧巻のエスニックハウスのオンパレード

ベトナム民族学博物館の正面ゲートを通り抜けた所に待ち構える本館。こちらの本館だけでも真面目に見学したらかなりの時間が必要です。しかし、メインイベントはここではありません。「ここ民族学博物館の見どころは屋外展示にあり!」と言っても過言ではありません。屋外には、巨大展示物が至る所にあります。

正面ゲートを通過したら、右側へ進みましょう。緑あふれる小径を進んで行くと、そこにはベトナム各地から移築された諸民族の伝統家屋が並んでいます。まるでひと昔前にタイムスリップしたかのような感覚を楽しむことができます。

また、毎週末には、特別屋外水上劇場で伝統的な水上人形劇を楽しむことができます。ベトナム民族学博物館のイベントは、日によって内容が変わりますので、何度通っても新たな楽しみ方ができるはずです。

ベトナムの少数民族大集合!雑貨好きな方必見の年に一度のイベント

屋外展示など、見どころ山盛りのベトナム民族学博物館。しかし、この博物館がハノイ在住者の間で人気を集めているのには、もうひとつの理由があります。

それは、年に一度開催される「CRAFT LINK's Handcraft Bazaar」です。「CRAFT LINK's Handcraft Bazaar」は、ベトナム各地の少数民族を支援するCRAFT LINK(クラフトリンク)主催のハンドクラフトバザーです。当団体から支援を受けている各地の村から少数民族の人々が繰り出し、民族伝統の手仕事を披露してくれます。

バザーでは、ハノイにいながらにしてさまざまな民族の人々と触れ合うことができます。それぞれのお店には、漆製品や籠製品、竹細工、貝細工、水牛の角を使って作ったアクセサリーや小物入れ、カトラリーと、色とりどりの雑貨が溢れます。

バザーの開催は毎年11月頃のいずれかの週末。開催日は毎年変わるため、時期が迫ってきたら公式サイトで確認してみてください。

■ベトナム民族学博物館(Bao Tang Dan Toc Hoc Viet Nam)
・住所:Nguyễn Văn Huyên, Nghĩa Đô, Cầu Giấy, Hà Nội Vietnam
・URL:http://www.vme.org.vn

【遊び!】子連れハノイ旅なら必ず行きましょう!ハノイのエンタメパーク

珍しいホワイトタイガーに会いに行こう!

バイクや車が縦横無尽に走り抜けるカオスの街、ハノイ。小さなお子さま連れの観光はなかなか楽なことではありません。そんなハノイで、小さなお子さまも大人も一緒になって楽しめる観光スポットが、ハノイ動物園(遊園地)です。

都会の中のオアシス、トゥーレ公園

ハノイの中心部(ホアンキエム湖)から、車で15分程度の所にある緑豊かなトゥーレ公園。ロッテホテルや日本大使館、日本人が通う和食屋がひしめき合うエリアに古くからある公園です。公園内には、ゾウやライオンをはじめ、日本にはいないアフリカ大陸のクーズーという動物にも会うことができるハノイ動物園に、昔ながらの遊園地が併設されています。

遊園地自体は、昭和のデパートや地方の小さな遊園地といった印象ですが、何より街中にある憩いの場として、現地ベトナム人や外国人在住者のなかでも人気の高い公園です。

公園内は4つのエリアに分かれており、遊園地エリアのほかに、動物園エリア、鳥類を集まった鳥類専用エリアに、ニホンザルを集めたニホンザル専用エリアがあります。また、公園のすぐ隣には、スワンボートやウォーターボールが楽しめるエリア(別料金)もあります。ハノイの喧騒から離れたくなった時に、ぜひとも立ち寄ってほしいスポットです。

■トゥーレ公園(ハノイ動物園)Cong Vien Thu Le(Vuon Thu Ha Noi)
・住所:Đường vào Thủ Lệ, Ngọc Khánh, Ba Đình, Hà Nội Vietnam
・URL:http://www.hanoizoo.com/

小舟で巡るバオソン・パラダイス・パークのサファリパーク!

ハノイで動物と触れ合える場所をもうひとつ紹介します。2017年7月、ハノイの郊外にハノイ初のサファリパークが登場しました。小さなお子さまと一緒に本気の遠足を決め込むならこちらのバオソン・パラダイス・パーク(BAO SON PARADISE PARK)がおすすめです。

バオソン・パラダイス・パークの総面積25ヘクタールという広大な敷地には、小さなお子さま向けの遊園地、水族館、サファリパーク、伝統芸能が楽しめる施設が建ち並びます。

なかでも一番の注目は、サファリパークです。バオソン・パラダイス・パークのサファリパークは、小舟に乗りながら各動物のブースを見てまわることができます。そして、コースの最後には、ちょっとした恐怖体験というおもしろい演出があります。

キリンへの餌やり体験は1袋10円

パーク内では、シマウマやホワイトタイガー、ホワイトライオン、ハイエナ、チーターなど、南アフリカや北米に生息する珍しい野生動物とも出会うことができます。さらに、間近な所からキリンに餌やりをすることができます。餌やり体験は、1袋10円程度と激安につき、大人も一緒に何度でも楽しめます。

一方で、小さなお子さま向けにしては、いくぶんアクロバティックなアスレチック設備もあります。ほかにも、水上人形劇、伝統楽器などの文化的施設があり、親子揃って一日中のんびりと楽しむことができます。ベトナムならではの、ゆったりとしたエンタメパークをぜひ楽しんでみてください。

■バオソン・パラダイス・パーク(BAO SON PARADISE PARK)
・住所:Lê Trọng Tấn, An Khánh, Hoài Đức, Hà Nội Vietnam
・URL:http://baosonparadise.vn

【芸術!】美しいベトナム家屋と美術を満喫するハノイ郊外のプチトリップ

隠れた名美術館ベトナム・フー・タィン・チュオン

ハノイ・ノイバイ国際空港から北へ進むこと30分(市内中心部から1時間強)。田園や畑が広がる田舎道の先に、隠れた名美術館があります。その名は、ベトナム・フー・タィン・チュオン(Vietnam Phu Thanh Chuong)です。

ベトナム・フー・タィン・チュオンには、著名な文豪を父に持つベトナム漆絵画家タィン・チュオン氏による骨董品のコレクションと彼自身の作品が飾られています。また、コレクションもさることながら、ベトナム各地から移築された古い建物も見どころのひとつです。

敷地内は緑に溢れ、ハノイとは思えない、柔らかな光に包まれた美しい建物が並びます。古の貴族が暮らしていたような豪奢な建物だけではなく、質素な農民の家やお堂、なんと水上人形劇場まで、よくぞここまで集めたものだと感心してしまうほどの充実ぶりです。

室内に飾られている漆絵は、ベトナムを代表する伝統芸術です。タィン・チュオン氏の作品は、なんともベトナム漆絵らしい画風で、静かな環境のなかでベトナム文化を感じるのにはもってこいです。また、敷地内にある塔に登れば、細部までこだわった庭園を眼下に眺めることができます。

結婚式の前撮りや自撮りスポットとして人気の美術館

ベトナム・フー・タィン・チュオンは、日本人にはまだあまり知られていないスポットでしょう。地元ベトナム人からは、結婚式の前撮りや自撮りスポットとして、そして、欧米人からは、ハノイ市内でのんびりできる貴重なスポットとして人気を集めています。雨上がりの人気が少ない時間帯は、なんとも不思議な神秘性を感じることでしょう。

空港からなら車で30分もあれば着いてしまう、ベトナム・フー・タィン・チュオンまでの気軽なプチトリップ。ガイドブックから少し目を離し、心で感じる文化体験をしてみるのはいかがでしょうか。

■ベトナム・フー・タィン・チュオン(Vietnam Phu Thanh Chuong)
・住所:Dốc Dây Diều, Đập Kèo Cả, Xã Hiền Ninh, Hà Nội Vietnam
・URL:http://vietphuthanhchuong.com

いかがでしたか。今回は、「学び」「遊び」「芸術」という3つポイントから、なかなかガイドブックには登場しない隠れた名スポットを紹介しました。2度目以降のハノイ旅行は、リピートしたい場所と新たに発見した場所を織り交ぜながら、ゆっくりと楽しんでみてください。

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