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過去10年で人気上昇の旅行先ランキング!注目は〇〇三国!?

2020年01月20日

まだあまり知られていない絶景が待っているかも ©iStock

阪急交通社が発表した「約10年前に旅行者がほぼいなかった国の上昇率ランキング」、「約10年前も旅行者がいた国の上昇率ランキング」を紹介します。これらのランキングでは、あまりなじみのない国が登場していますが、その中でも注目なのが上位に挙がっているコーカサス三国(アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア)とバルト三国(ラトビア、リトアニア、エストニア)です。これらの国々の概要などを紹介しましょう。

旅行者が増加した国ランキング

旅行先の国の種類も増えてきている

まずは「約10年前に旅行者がほぼいなかった国の上昇率ランキング」を見ていきましょう。

なお、下記ランキングは出発した海外ツアー申込者数を2009年4月~2010年3月分と2018年4月~2019年3月分で比較し、上昇率を算出(阪急交通社による調査にて)したものです。

■約10年前に旅行者がほぼいなかった国の上昇率ランキング(2009年の旅行者数10人未満含む)

1位 キューバ
2位 サンマリノ
3位 ボリビア
4位(同率) アルメニア (コーカサス三国)
4位(同率) アゼルバイジャン (コーカサス三国)
4位(同率) ジョージア (コーカサス三国)
7位 バハマ
8位 コソボ共和国
9位 マケドニア
10位 アンドラ

阪急交通社によると、1位はキューバとなっており、2015年のアメリカ・キューバの国交正常化や観光業の振興策などが影響してのランクインが考えられるとのことです。

つづいて「約10年前に旅行者がいた国の上昇率ランキング」です。

■約10年前も旅行者がいた国の上昇率ランキング(2009年の旅行者数10人未満を除外)

1位 ミャンマー
2位 ラトビア (バルト三国)
3位 リトアニア (バルト三国)
4位 エストニア (バルト三国)
5位 モンゴル
6位 スリランカ
7位 バチカン
8位 オマーン
9位 ポーランド
10位 コロンビア

こちらのランキングでは1位がミャンマーとなっています。2018年から観光ビザ免除試行された影響が大きいようです。


人気国に仲間入りかも?コーカサス三国、バルト三国

歴史を感じさせるエストニアの旧市街の町並み ©iStock

それぞれのランキングで上位となったのが、コーカサス三国(アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア)とバルト三国(ラトビア、リトアニア、エストニア)です。特にコーカサス三国はあまり知名度が高くない国々かもしれません。
どちらの三国も、それぞれ小さい国で周遊しやすく、町や自然の風景も美しいと注目が集まっています。そんな観光スポットの魅力だけでなく、治安や住む人たちの人柄もいいという点が口コミで広がり、人気上昇を後押ししているようです。

■東洋と西洋の間に位置する「コーカサス三国」
黒海とカスピ海の間、ロシアやトルコ、イランと国境を接する場所に「コーカス三国」のアルメニアやアゼルバイジャン、ジョージアがあります。東洋と西洋の間にあるため、文化的にも多様性に富んだ国々であるといわれています。

■三国とも首都が世界遺産に登録されている「バルト三国」
バルト海の東、フィンランドの南に縦に並んでいるラトビア、リトアニア、エストニアを「バルト三国」と呼びます。三国とも首都が世界遺産に登録されており、歴史的な美しい町並みが魅力です。

アルメニア(コーカサス三国)

山奥の眼下に広がる景色が美しいタテヴ修道院

アルメニアはキリスト教を世界で初めて国教とした国として知られ、世界遺産に登録されている修道院や聖堂が見どころです。特産の石を多用した美しい修道院巡りが人気です。山奥にあるタテヴ修道院は、全長5,752mのロープウエイを使ってのアクセスとなります。

アゼルバイジャン(コーカサス三国)

首都バクーにあるフレームタワー

“第二のドバイ”と呼ばれるアゼルバイジャンは産油国として栄え、現代的な建築物が増えてきていますが、城壁に囲まれた「イチェリ・シェヘル」と呼ばれる旧市街も残り、情緒あふれる昔ながらの町並みを楽しむことができます。

乙女の塔の屋上からは旧市街を見渡すことができる ©iStock

■イチェリ・シェヘルの乙女の塔
イチェリ・シェヘルでは乙女の塔が観光スポットとして人気です。
乙女の塔はイチェリ・シェヘルの入口に立つ、強固な要塞であった高さ31mの塔です。なぜ乙女の塔と呼ばれるのか理由はわかっていません。さまざまな伝説がありますが、結婚を強要された王女が塔を建てることを条件に受諾し、塔が完成すると塔の上から身投げしたという悲しい言い伝えも残っています。

ジョージア(コーカサス三国)

ジョージアの美しい風景に目が奪われる

アルメニアに次いで二番目にキリスト教を国教としたジョージアには、美しい教会が数多くあります。「限りなく天国に近い教会」と呼ばれるツミンダ・サメバ教会は標高2,170mの山頂に位置し、息を飲むような絶景を楽しむことができます。

美しい風景と歴史あるワインを満喫 ©iStock

■ジョージアワインの故郷
ジョージアのカヘティ地方はアンバーワイン、オレンジワインとも呼ばれるジョージアワインの故郷です。古城や修道院も多く、景観も美しいカヘティ地方に点在するワイナリーを訪ねる旅もおすすめです。


ラトビア(バルト三国)

町歩きが楽しい、首都リガの旧市街

ラトビアの首都リガにある歴史地区の旧市街では、歴史的価値の高い建物やカラフルな建物が並んでいます。ユーゲント・シュティール建築群(フランス語ではアールヌーヴォー建築群)では、人の顔があしらわれるなどの不思議な装飾が施された建築物などが必見です。国の面積は日本の約6分の1程度で、リガから車や電車で30分ほどいけば、森や湖、ビーチなどの自然を楽しむことができます。

■“ラトビアのスイス”と呼ばれるスィグルダ
リガからさらに足を延ばして“ラトビアのスイス”と呼ばれるスィグルダを訪れるのもいいでしょう。スィグルダは列車やバスで約1時間半ほどで行くことができます。緑豊かな景観や古城、美しい渓谷を楽しむことができ、寄せ書きが壁を埋め尽くす赤砂岩の洞穴「グートゥマニャ洞穴」なども見どころです。

リトアニア(バルト三国)

荘厳な教会に心癒される

世界遺産に登録されている首都ビリニュスは、美しい町並みだけでなく、町を一望できるゲディミナス城や2,000以上もの彫刻が施された内装が見事な聖ペテロ聖パウロ教会など、見逃せないスポットが多くあります。
美しい観光スポットだけでなく、リトアニアの苦難の歴史を知ることができる「KGB(旧ソ連の秘密警察)」に関するKGB博物館に足を運んでみるのもおすすめです。


エストニア(バルト三国)

中世の雰囲気を満喫できる町並み

エストニアは、IT先進国としてその名前を知っている方も多いのではないでしょうか。
バルト海のフィンランド湾に臨む港町、首都タリンの旧市街では、中世の雰囲気を楽しむことができます。約1.9kmにおよぶ城壁が町を取り囲み、20以上の塔があるからです。現在は修復され海洋博物館となっている「ふとっちょマルガレータ」と呼ばれる砲塔など、塔関係のスポットだけでも見どころが多数あります。


2020年は〇〇三国へ!

ジョージア・トビリシの美しい夕暮れ ©iStock

「約10年前に旅行者がほぼいなかった国の上昇率ランキング」、「約10年前も旅行者がいた国の上昇率ランキング」を紹介しました。阪急交通社の調査では、人気が上昇をしているものの訪問者数はそれほど多くないので、現段階ではメジャーな旅行先ではないかもしれません。定番の旅行先もいいですが、今回紹介したランキングを参考に「穴場の国」で新しい特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。

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