若者の街エストニア・タルトゥのおすすめフォトジェニックスポット5選!

公開日 : 2019年02月27日
最終更新 :
ラエコヤ広場の夜景と雪景色
ラエコヤ広場の夜景と雪景色

エストニアの首都タリンからバスで約2時間30分南下した所にある第二の都市タルトゥ。「エストニアの精神的首都」「学生の街」とも呼ばれており、かつてソビエト連邦から独立をした際に結ばれたタルトゥ平和条約は、ここタルトゥにて調印されました。また、エストニア最高学府であるタルトゥ大学には、世界各国から大勢の留学生が通っています。大学関連の施設が多く、静かで過ごしやすいことも街の特徴のひとつです。今回は、旧市街を中心に、エストニア・タルトゥにあるおすすめのフォトジェニックスポットを紹介します。

廃墟好きにはたまらない!? 「タルトゥ大聖堂跡」

廃墟好きにはたまらない!? 「タルトゥ大聖堂跡」
雪が積もる「タルトゥ大聖堂跡」

タルトゥ旧市街トームの丘に位置する「タルトゥ大聖堂跡(Tartu Cathedral)」は、13世紀に建設が始まり、15世紀に完成したといわれるカテドラルです。しかし、16世紀に起こった宗教改革の争いで破壊され、建物は廃墟となり、現在もその姿を残したままとなっています。

現在、建物の一部は、タルトゥ大学歴史博物館となっており、17世紀から使われていた大学の教材などを見学することができます。

赤レンガと連なったアーチが美しいデザイン
赤レンガと連なったアーチが美しいデザイン

■タルトゥ大聖堂跡(Tartu Cathedral)
・住所:Lossi 25, Tartu
・URL:https://www.muuseum.ut.ee/en

エストニア最高学府「タルトゥ大学本堂」

エストニア最高学府「タルトゥ大学本堂」
真っ白な「タルトゥ大学本堂」

1632年に創設されたエストニア最古の大学、「タルトゥ大学(Tartu University)」。旧市街を歩いていると突如姿を現します。こちらには、大学美術館をはじめ、かつて使用されていた学生牢があり、一般の人も見学することができます。

天気がよい日は、建物の白さが青空によく映え、冬はイルミネーションが飾られ異なった雰囲気を味わうことができます。ちなみに現地の学生からのアドバイスで、写真は建物を正面に右側から撮るのがおすすめだそうです!

「タルトゥ大学」へ行く途中にある壁画

「タルトゥ大学」へ行く途中にある壁画
こんな壁画もあります

こちら(上の写真)は、ラエコヤ広場にある「市庁舎」の横を通り、右に曲がって「タルトゥ大学」へ行く途中にある壁画です。本物の「タルトゥ大学」のように描かれていて、遠くから見ると勘違いしてしまいそうなほど。本物の「タルトゥ大学」とこの壁画、どちらがお好みですか?

ピンクがかわいらしい「市庁舎」と「キスの噴水」

ピンクがかわいらしい「市庁舎」と「キスの噴水」
ラエコヤ広場にある「市庁舎」と「キスの噴水」

旧市街の中心地、ラエコヤ広場にあるタルトゥの「市庁舎(Tartu City Goverment)」。日本の市役所といえば落ち着いた色の外観にシンプルな造りが一般的ですが、この「市庁舎」はピンクがメイン! 屋根の中心部には時計があり、その上でなびく小さなエストニア国旗がまたかわいらしいです。

そんな「市庁舎」の前にあるのは、キスをしている学生をモチーフにした「キスの噴水」。残念ながら冬季期間中は、噴水が止まっていますが……。「市庁舎」はそこまで大きくありませんので、写真が撮りやすいです。

ラエコヤ広場の「フォトフレーム」

ラエコヤ広場の「フォトフレーム」
ナショナルジオグラフィックの「フォトフレーム」

よりすてきな写真を撮りたい方におすすめなのが、こちら(上の写真)のナショナルジオグラフィックの「フォトフレーム(Photo frame)」です。ナショナルジオグラフィックのオブジェは、エストニアの観光地に設置されており、その内のひとつが、ここタルトゥのラエコヤ広場にあります。

この「フォトフレーム」に腰掛け、笑顔で写真撮影をしている人をよく見かけます。ちなみにこの「フォトフレーム」、少々力が要りますが好きな方向に回転させることができます。

今回紹介したフォトスポット以外にも、タルトゥの街にはより写真を撮りたくなるストリートアートがたくさんありますので、歩きながら探してみてください。以上、エストニア・タルトゥのおすすめフォトジェニックスポットの紹介でした。

筆者

エストニア特派員

Zimmermann Misato

2018年秋にエストニア第二の都市タルトゥへ移住しました。スーパーや市場をうろついて美味しそうな食べ物を探すのが毎日のお楽しみ。

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