海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP >ニュース&レポート >観光 >ヨーロッパ >フランス >ボルドー >フランス・ボルドーの新名所! 水の鏡(Miroir d’eau)へ行こう

フランス・ボルドーの新名所! 水の鏡(Miroir d’eau)へ行こう

2019年12月13日

夕暮れの水の鏡(Miroir d’eau)

フランス・ボルドーの新名所として知られるブルス広場(Place de la Bourse)の水の鏡(Miroir d’eau)。ボルドー市内を流れるガロンヌ川沿いで、証券取引所の正面(Place de la bourse)にあります。ボルドー観光に欠かせない水の鏡(Miroir d’eau)について、その歴史と共に紹介します。

18世紀にさかのぼるブルス広場の歴史

夜の水の鏡(Miroir d’eau)

水の鏡(Miroir d’eau)があるのがブルス広場です。このブルス広場の歴史は、18世紀までさかのぼります。

1730年、広場は地方長官ブーシェの下で、王付建築家であったアンジュ・ジャック・ガブリエルによって手掛けられました。ブーシェがボルドーをガロンヌ川に対して拓けた都市にしたい、右岸からやってくる人を歓迎するような左岸のファサード(建物の正面)をつくりたいと考えたのが始まりです。

当時はPlace Royal(王国広場)という名で呼ばれており、中世の城壁を壊して作られました。ルイ15世の騎馬像があり、その騎馬像を囲む宝石箱のようなものとして企図されたという由緒正しき広場なのです。

1749年に広場完成は完成しました。以降、都市繁栄のシンボルとなります。

何度も改称されてきたブルス広場

建物を反射する水の鏡(Miroir d’eau)

実は、ブルス広場は、何度も改称されています。

先ほども書きましたが、完成当時の名は王国広場(Place Royal)でした。その後、ルイ15世の騎馬像の代わりに自由の樹が建てられ、自由広場(Place de la Liberté)と改称されたのがフランス革命の起こった1789年のこと。

さらに、第一帝政(1804~1814年)の間に帝国広場(Place Impériale)に。さらに、復古王政期(1814~1830年)には新王国広場(Nouveau Place Royal)と改称されます。1828年には広場の中央に噴水が置かれますが、同年7月に王政が倒れてしまいます。

現在のブルス広場(Place de la Bourse)という名前になったのが、1848年のことです。1828年に建てられた噴水が、1869年にヴィスコンティ設計の三美神の噴水に置き換えられました。

ブルス広場の三美神の噴水

市民の憩いの場となっている三美神の噴水

こちらは、先に述べた三美神の噴水です。三美神とは、アグライア(Aglaé)、エウプロシュネー(Euphrosyne)、タレイア(Thalie)のことです。

典雅、優美を司るアグライアは3人のなかで最も若く、髪をまとめ、花の王冠をつけています。彼女が見ているのは、ガロンヌ川、水の鏡のある方です。

そして、歓喜・祝祭を司るエウプロシュネーは、美しい髪をなびかせ、パールの装飾をつけています。彼女が見ているのは、石の橋(Pont de Pierre)の方。

最後、喜劇を司るタレイアは、髪をシニヨンにしており、首を左に回しながら町の方を見ています。具体的には、パルルモン広場(Place du Parlement)のあたりです。

水の鏡(Miroir d’eau)の仕組みと楽しみ方

霧に包まれる水の鏡(Miroir d’eau)

ここまでは広場の話でしたが、本題の水の鏡(Miroir d’eau)について話しましょう。水の鏡の歴史は浅く、実は2006年にできたばかりなのです。

フランス人の景観デザイナー、ミッシェル・コラジュ(Michel Corajoud)が設計した水盤です。この水盤は、3,450㎡と世界最大の面積を誇っています。水が出ているのは、朝の10時から夜の10時までの12時間。30分に1回出る霧も美しく、見ものです。

一連のアトラクションは、水の充填(3分間)、鏡効果のある水盤の出現(15分間)、排水(5分間)、霧噴射(3分間)というサイクル。昼と夜とでは、まったく見せる景色が違い、さらに晴れている日と曇りや雨の日でも景色が違います。

いつ行っても飽きない、ブルス広場の水の鏡を楽しみましょう。

■水の鏡(Miroir d’eau)
・住所: Place de la Bourse, 33000 Bordeaux
・URL: http://www.bordeaux.fr/l3293

いかがでしたか。ブルス広場(Place de la Bourse)にある水の鏡(Miroir d’eau)を紹介しました。水の鏡を観に、フランス・ボルドーへ出かけてみませんか。

お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

このニュースに関連する他のニュース