まるでおとぎの国 はじめてのコルマール観光でおすすめのスポット4選(フランス・アルザス地方)

公開日 : 2019年08月29日
最終更新 :
筆者 : Coquelicots
映画『ハウルの動く城』『美女と野獣』などの舞台にもなったと言われるコルマール
映画『ハウルの動く城』『美女と野獣』などの舞台にもなったと言われるコルマール

フランス・アルザス地方の街、コルマールは、映画『ハウルの動く城』『美女と野獣』などの舞台になったとも言われています。まるで絵本のなかの舞台のようなメルヘンチックなこの街は、木組みの建物はもちろん、冬はクリスマスマーケットが開催されることでも有名です。コルマール観光でおすすめのスポットを紹介します。

コルマールと言えば「プチット・ヴェニス」

コルマールと言えば「プチット・ヴェニス」
おとぎの国の中心地「プチット・ヴェニス」
まるでヴェニス(ヴェネツィア)のよう
まるでヴェニス(ヴェネツィア)のよう

「プチット・ヴェニス」とは、「小さなヴェニス」という意味で、運河の両側に並ぶ家々の光景に由来すると言われています。コルマールを南東に流れるローシュ川を中心とする一角です。

コルマール市街に流れる運河では、小舟で水上散策をすることができます。アルザス特有のコロンバージュの家が並び、運河沿いの光景はカラフルでメルヘンチックな撮影スポットとして人気です。

おみやげ選びにもおすすめな「コルマール屋内市場」

おみやげ選びにもおすすめな「コルマール屋内市場」
2010年に新オープンした商業市場
運河沿いにある「コルマール屋内市場」
運河沿いにある「コルマール屋内市場」

「コルマール屋内市場(Le Marché couvert de Colmar)」は、コルマールの旧市街、「プチット・ヴェニス」から東方向にあります。運河沿いのエコール通り、タナ―ル通り、ヴィニュロン通りに面しています。

1865年に建設された建物は、2010年に新たに商業市場として使われるようになりました。年間を通して新鮮な野菜や果物、乳製品、加工肉などの新鮮な地方の特産品を購入することが可能です。

屋内市場に足を運んで、おみやげに最適な食材などを購入してみてください(日・月曜日は休業)。

空が飛べるかもしれない!? 「プフィスタの家」

空が飛べるかもしれない!? 「プフィスタの家」
2階のフレスコ画が目を引く
「プフィスタの家」の外観
「プフィスタの家」の外観

コルマールの中心地にある、2階部分のきれいなフレスコ画が目を引く「プフィスタの家(Maison Pfister)」は、1537年にブザンソン出身の帽子製造業者、ルイ・シェレによって建設されました。

1階のアーチ形回廊や2・3階の出窓についた尖塔が特徴的な建物です。黄色砂岩と褐色木材で造られ、細やかな装飾がいたるところに施されています。

映画『ハウルの動く城』にも登場するといわれるこの建物は、ハウルがソフィーと一緒に空を飛ぶシーンで観た方も多いのではないでしょうか。ソフィーも帽子屋でしたし、そんなところにも共通点があったなんて……。素敵ですね。

インスタスポットとして有名な「ブラッスリー・ド・タヌール」

インスタスポットとして有名な「ブラッスリー・ド・タヌール」
「ブラッスリー・ド・タヌール」の外観
年中、赤いハートでデコレーション!
年中、赤いハートでデコレーション!

「プチット・ヴェニス」から少し歩くと、赤いハートのデコレーションのレストラン「ブラッスリー・ド・タヌール(Brasserie Des Tanneurs)」が現れます。筆者(アルザス在住)は、このデコレーションはクリスマス用と思っていました。ところが、このかわいらしいハートのデコレーションは、年中設置されていることを知りました。おとぎの国にふさわしい外観で、とても目をひくレストランです。

アルザス地方・コルマールへのアクセス方法

アルザス地方・コルマールへのアクセス方法
カラフルな木組みの家々

フランス・アルザス地方の街、コルマールへのアクセス方法です。パリ東駅からTGV(高速列車、日本の新幹線のようなもの)に乗り、ストラスブール駅へ向かいます。所要時間約2時間20~30分)。ストラスブール駅でローカル線TER(快速列車)に乗り換え、コルマール駅へ(所要約30分強)。1日の本数はかなり少ないものの、パリ東駅からコルマール駅へ直通のTGVも運行されています(所要約2時間30分)。

いかがでしたか。コルマールは、街中に花が飾られ、春、夏はとてもきれいな街です。また、冬にはクリスマスマーケットがあり、街中がクリスマスデコレーションで飾られます。どの季節もおすすめな、カラフルでメルヘンチックな街です。

筆者

フランス特派員

Coquelicots

アルザス地方のカフェ巡りとワイナリー巡りが好きで、アルザスワインPRの仕事をしつつ、アルザスの魅力をお届けできればと思っています。

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