ストラスブールのクリスマスマーケットを100倍楽しむ方法(フランス)
最近では、日本人観光客も多く訪れるフランス・アルザス地方のクリスマスマーケット。アルザス地方のストラスブールは、クリスマスツリー発祥の地といわれています。ストラスブールのクリスマスマーケットを100倍楽しむための情報を紹介します。
クレベール広場のクリスマスツリー
クリスマスといえば、クリスマスツリー。特にストラスブールのクレベール広場(Place Kleber)にあるクリスマスツリーは必見です。最近では点灯式が盛大に行われ、クリスマスマーケット開催時の一大イベントになっています。
実は、このクリスマスツリーのデコレーションやイルミネーションは毎年、少しずつ変わっています。最近は、時間ごとに色が変わるイルミネーションになっていますので、しばらく眺めていても楽しいです。
やっぱり王道! クリスマスのデコレーション(飾り)
元々は、クリスマスのデコレーション(飾り)を買うための市場といわれていたクリスマスマーケット。ストラスブールのクリスマスマーケットには、さまざまなクリスマスのデコレーションがありますので、この機会に買って帰るのはいかがでしょうか。
ガラスのデコレーションで壊れやすいモノも多いですが、見ているだけでワクワクします。
お腹が空いたらブログリー広場へ行こう
ストラスブールのクリスマスマーケットのなかで、食べ物の出店が多いといわれるのがオペラ座(L'Opera national du Rhin)の前にあるブログリー広場(Place Broglie)。おいしいヴァンショー(ホットワイン)の店をはじめ、クレープやワッフルの店などがところ狭しと並びます。
オペラ座を背にして最も左手の道にあるワッフルやクレープ、ヴァンショーの店。地元では、ここのワッフルが一番おいしいといわれています。それは、注文の後に焼き始めるためで、ほかの店のように焼き置きしていないことが特徴。
いつ行っても焼きたてのあたたかいワッフルが食べられます。混んでない時に行くとちょっと焦げ目を多くしてとか、ちょっと焼き過ぎない方がよいといった注文も可能。クレープやヴァンショーもおいしいです。
また、ここでしか飲めないクリスマスジュースがあります。りんごジュースとブルーベリージュースの2種類があり(もちろん、ホットジュース)、これらもおすすめです。
ちなみに、クレープが一番おいしいといわれている店は、同じ道沿いにあるクレープ店。その店はクレープ専門店の方がやっています。
先ほどのクレープ店からほど近いところにあるのが、ヴァンショーで有名な店。トラムに近く、通りの角にあります。こちらの店ではいろいろな種類のヴァンショーを飲むことができ、もちろん味も一級品。
赤ワインや白ワインはもちろん、ロゼワインやホットビールなどのアルコール飲料からホットオレンジジュースやホットリンゴジュース、ホットブルーベリージュースなどのフルーツ飲料まで種類が豊富です。
ストラスブールのクリスマスマーケットでヴァンショーといえば、やっぱりこのコップ。お土産にもおすすめです。
アルザス地方のクリスマスデザート
ストラスブールのクリスマスマーケットでは、アルザス地方で有名なブラッデルといわれるクッキーやココナッツで作られるアルザスマカロンが味わえます。
おすすめなのは、アルザスマカロンの店。この時期にしか食べられないマカロンを提供してくれます。通常のマカロンより大きく、食べ応えもあります。アルザスマカロンは、クリスマスマーケット以外では食べられませんので、この機会にぜひお試しください。
こちらの店は、クレベール広場からグーテンベルグ広場へ続く道沿い、グーテンベルグ広場の横にあります(マナラのイルミネーションが続く道)。
インスタスポット! カテドラル横の道
こちらは、クリスマス気分を味わえるスポット。カテドラル(Cathédrale Notre-Dame-de-Strasbourg)を背にして左手にある道のイルミネーションは、おすすめです。「インスタ映え間違いなし!」のスポットです。
昼時のデコレーションもきれいですが、日没後のイルミネーションも必見です。この道を歩いてみてください。
ワインが苦手な方はクリスマスビールを
ストラスブールのクリスマスマーケットで忘れてはいけないのが、クリスマスビール。「ワインはちょっと……」という方にはビールをおすすめします。アルザス地方は、ビールの生産でも有名な地域です。この時期にしか飲めないクリスマス限定ビールもお試しください。
いかがでしたか。ストラスブールのクリスマスマーケット観光は、1日程度を予定したいところ。もし可能なら2・3日ゆっくり滞在してほしいです。いろいろなおいしいモノがありますので、ぜひお試しください。
筆者
フランス特派員
Coquelicots
アルザス地方のカフェ巡りとワイナリー巡りが好きで、アルザスワインPRの仕事をしつつ、アルザスの魅力をお届けできればと思っています。
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