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ドイツ・ケルンで秋旅! 絶対行くべきおすすめ観光スポット4選

2019年09月04日

少し離れたところから見えるケルン大聖堂

秋のドイツ旅行といえば、ロマンチック街道が有名ですが、ライン川流域に位置するケルンもおすすめです。ケルンを訪れるのが初めての方に、絶対外せない4つの観光スポットを紹介します。ドイツ・ケルンを訪れる際の参考にしてみてください。

(1)ゴシック建築を代表するケルン大聖堂

そびえ立つケルン大聖堂

ドイツ・ケルンの歴史は、古代ローマ時代まで遡ります。現在、1日平均20,000人もの観光客がケルンに訪れるようになったのは、世界遺産に登録されているケルン大聖堂の影響が大きいでしょう。

ケルン中央駅を出ると、その目の前にそびえ立つのがケルン大聖堂です。1248年に建設が始まり、宗教改革で教会が財政難になった影響で建設が一旦ストップしましたが、約600年後の1880年に完成しました。高さ157メートルで、建設当時は世界一高い建築物でした。

細かな装飾が施されている南正面玄関

ケルン大聖堂の正式名称は、ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(直訳:聖ペトロと聖母マリア大聖堂)です。正面玄関と南正面玄関の中央には、それぞれ聖ペトロと聖母マリアの彫刻が施されています。

現在、出入口として利用されているのは、南正面玄関です。聖母マリア以外にも、細部にわたって美しい彫刻が施されています。

東方の三賢者の聖遺物が入った黄金の棺

ケルン大聖堂が有名になったのは、イエス・キリストの誕生を預言した東方の三賢者の聖遺物が納められているためです。聖遺物が納められている棺は、上段と下段に分かれており、1,000以上の宝石と300以上の準宝石が散りばめられています。下段の箱には旧約聖書の一部が、上段の箱には新約聖書の一部が描かれています。

この聖遺物は、12世紀の神聖ローマ皇帝のフリードリッヒ1世がミラノの教会から奪ってきたものでした。現在は、その一部が返還されています。

ゲルハルト・リヒターのデザインによるモザイク柄のステンドグラス

ケルン大聖堂では、建設期間が長かったので、さまざまな時代のステンドグラスを見ることができます。そのなかで、ひと際目立つのが、翼廊のステンドグラスです。

第二次世界大戦中、英米軍が誤って大聖堂を爆撃してしまったために、翼廊の一部のステンドグラスは粉砕してしまいました。戦後しばらくは、無色透明の板ガラスが取り付けられていたのですが、差し込む日光があまりに眩しいのでドイツを代表するデザイナーのゲルハルト・リヒターが抜擢され、新しいステンドグラスの製作が始まりました。

ゲルハルト・リヒターは、大聖堂内のステンドグラスから72色を抽出して、左右対称になるようにコンピューターで算出したモザイク柄のステンドグラスをデザインしました。ステンドグラスが取り付けられたのは、2007年です。世界広しといえども、モザイク柄のステンドグラスはほかではなかなか見られません。 ケルン大聖堂を訪れた際は、忘れずにチェックしてください。

■ケルン大聖堂
・住所:Domkloster 4, 50667 Cologne, Germany
・開場時間:6:30~21:00(5~10月)、6:00~19:30(11~4月)
・大聖堂の中をすべて見られる時間帯
 平日:10:15~11:30、12:55~17:30、19:45~21:00(5~10月)、10:15~11:30、12:55~17:30(11~4月)
 日曜:13:15~16:30、20:15~21:00
 祝日はその日によって異なります。2020年以降の予定は未定です
・入場料:無料
・URL:https://www.koelner-dom.de/index.php?id=19167&L=1

(2)ライン川にかかるホーエンツォレルン橋

聖マルティン教会と色鮮やかな建物

ケルン大聖堂の裏には、ヨーロッパを縦断するライン川が流れています。ケルンのホーエンツォレルン橋は、そのライン川にかかっています。1842年に大聖堂の建設を再開したフリードリヒ・ヴィルヘルム4世が迫力ある大聖堂を誇示しようと、大聖堂の真正面に橋を建設することを決めました。

当時の橋は、Dombrücke(直訳:大聖堂橋) という木造の橋だったのですが、交通量が多すぎたため、20世紀に入ってすぐに鉄製の橋に建て替えられました。初代ホーエンツォレルン橋は、第二次世界大戦中に攻撃されてしまい、現在の橋は二代目の鉄の橋です。

フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の銅像

ホーエンツォレルンという名前は、フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の出身であるホーエンツォレルン家に由来します。ホーエンツォレルン家を代表する神聖ローマ皇帝4人の銅像が、橋の前のそれぞれの両岸に1体ずつあります。橋を渡り、大聖堂を背にして左側にあるのがフリードリヒ・ヴィルヘルム4世の銅像です。

ホーエンツォレルン橋にかかる愛の南京錠

ドイツでもっとも交通量の多いといわれるホーエンツォレルン橋は、欄干などに重量が数トンに及ぶ無数の“愛の南京錠”がつけられていることでも有名です。以前から橋に南京錠をかけるカップルはいたのですが、ケルン出身のバンドが2009年の新曲プロモーションビデオで橋にかかる南京錠を映したことで、南京錠をかけるカップルが爆発的に増えました。その数は、今でも増え続けています。

ピンクや赤の南京錠が目立ち、カップル2人の名前と記念日が刻印されています。たまに、マジックペンで殴り書きされている南京錠を見かけるのですが、はたしてご利益はあるのでしょうか。

(3)中世の街並みをのんびり散策できる旧市街

聖マルティン教会と色鮮やかな建物

ケルン大聖堂のそばには、旧市街(altstadt)があります。中世の町並みを楽しみたいなら足を運んでみましょう。中世当時の石畳の道ですので、歩きやすいスニーカーでの訪問がおすすめです。

旧市街は、聖マルティン教会を中心に広がります。ライン川沿いには、ドイツらしい古い建物が並び、その多くがレストランになっています。ライン川を見ながら、(多少寒くても)外でビールを飲む人がたくさんいます。観光客だけではなく、地元の人もよく飲みにくるスポットです。

特に、毎年行われる11月11日のカーニバル時には、仮装した人たちで身動き取れないくらいになります。飲んで、歌って、踊って、昼から夜まで大騒ぎとなります。

旧市街と石畳
カーニバルで大騒ぎする人々

(4)暑すぎない今こそ1時間のライン下り

船から見えるケルン大聖堂

スイスからオランダまで流れる「父なる川」のライン川。ライン川沿いには、多くの古城がありますので、フランクフルトとケルン間をライン川クルーズで移動したいという人もたくさんいます。

しかし、誰もが移動時間にたくさんの時間を割くことはできません。そこでオススメしたいのが、1時間のショートコースでライン川クルーズを楽しむコースです。春から秋にかけて運航されるコースで、船外に座って風を感じながらケルンの景観を楽しめます。このライン川下りは、日差しが強い夏よりも、秋が断然おすすめです。

クルーズのテラス席

運航中の船内では、英語とドイツ語でケルンの歴史などについての放送があります。紅茶を優雅に飲んだり、ケルンらしくケルシュビールを楽しむのもよいでしょう。ちなみに飲み物の代金の支払いは、後払いとなっています。

クルーズから見える旧市街と聖マルティン教会

チケットは、出航場所の目の前で購入することができます。時間指定で購入しますが、指定した時間に乗れなくても、ほかの時間の船に乗ることができますので、安心してください。

出航時間の10分前には、出航場所に必ず到着しておきましょう。時間になったらすぐに出航していまいますので、気をつけてください。

■ケルン・パノラマ・クルーズ
・住所:Frankenwerft/Am Leystapel 50667 Cologne, Germany
・運航期間:2019年4月13日(土)〜10月27日(日)
・出航時間:10:30、 12:00、 13:30、 15:00、 16:30、 18:00
・チケット:大人11ユーロ、子供6ユーロ 、ファミリーチケット(大人2人子供2人)29ユーロ
・URL:https://www.k-d.com/en/cruises/panorama-round-trip-cologne/

いかがでしたか。ケルンを訪れるのが初めての方に、絶対外せない4つの観光スポットを紹介しました。秋にドイツ・ケルンを訪れる際の参考にしてください。

初回掲載:2018年9月25日

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