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卵城編 初心者必見!イタリア・ナポリで中世の古城巡りVol.1

2018年10月08日

巨大な石の要塞、卵城

イタリア・ナポリには、紀元前後に建立された古代遺跡と並んで、中世の時代に建てられた古城が今でも数多く残っています。なかでも、卵城(たまごじょう:カステロ・デル・オーボ Castel dell'Ovo)は独特の形をした古城として有名で、多くの観光客を惹きつけるナポリ屈指の観光スポットです。今回は、イタリア・ナポリを訪れたのなら、ぜひとも立ち寄ってほしい中世の古城、卵城を紹介します。

かつては軍人の別荘だった卵城

荘厳かつ重厚な佇まい、卵城の玄関口

卵城(たまごじょう:カステロ・デル・オーボ Castel dell'Ovo)は、かつて、漁村だったサンタルチア地区の美しい海岸通りに建つ城です。海の中に突き出すように造られた巨大な石の要塞です。

古代ローマ帝国時代より、この地はメガリデの小島と呼ばれていました。そのメガリデの小島にあった卵城は、もともとはローマの軍人ルクルスが建てた豪華な別荘でした。城塞として建て替えられたのは、中世10世紀頃だといわれています。

卵城の名は魔術師の呪文から

緩やかな坂を上って卵城の中へ

13世紀頃になると、卵城は、アンジュー家の王の住居として使われるようになりました。さらに月日は流れ、ついには税を納める倉庫としても使われるようになりました。

さて、どうして卵城と呼ばれているのでしょうか。それは、城を建てた時、魔術師が基礎部分に卵を埋めて、「この卵が割れるときには城もナポリも滅びる」という呪文をかけたという伝説に由来します。

今でも残る石造りの巨大な要塞

巨大要塞の跡がそのままに

卵城は、ふたつの大きな塔からなり、余計な飾りのないシンプルな石造りの城です。城内に一歩足を踏み入れると、格式の高い石畳の床に巨大な柱が並ぶメインホールが現れます。

屋上へと続く坂道

石造りのメインホールを後にして、階段を上っていくと、卵城の屋上へとたどり着きます。絶景が現れるのは、もうすぐです。

卵城の屋上から眺める絶景

卵城の屋上

卵城の見どころは、なんといっても屋上からの風景です。「ナポリを見てから死ね」というイタリアに伝わる格言は、この卵城の屋上から見た風景のことを指しているといわれます。

卵城の屋上からは、サンタルチア湾をはじめ、ナポリの街並み、天気がよければ、ヴェスヴィオ山、カプリ島まで見渡すことができます。陸の方に目を向けると、豪華なホテルや有名レストラン、老舗のピッツェリアがずらりと並びます。

■卵城(Castel dell'Ovo)
・住所:Via Eldorado, 3, 80132 Napoli NA, Italy
・入城時間:月~土曜9:00~18:30、日曜9:00~13:30
・入場料:無料
・URL:http://www.comune.napoli.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/1433

要塞の面影を残す重厚な大砲

いかがでしたか。卵城周辺は海岸沿いでもありますから、週末にはナポリっ子たちのデートスポットとしてにぎわいます。今度のナポリ旅行の際は、中世の古城、卵城に足を運んでみてください。

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