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ロンドンの「跳ね橋」、タワーブリッジの開く瞬間を見てみよう!

2017年12月10日

ロンドン、テムズ川に架かる豪奢な橋、タワーブリッジ。ロンドン塔のすぐそばにあるこの橋は、ランドマークとして地元の人からも観光客からも愛されています。また、「跳ね橋」であることでも有名で、その開閉の様子は必見! 今回は、その開閉の様子をレポートしていきたいと思います。

タワーブリッジはどんな橋?

テムズ川に架かるタワーブリッジ

ロンドンの中心を流れるテムズ川、そこにはいくつもの橋が架かっていますが、その中でも豪奢でとりわけ目を惹くのがこのタワーブリッジです。

ロンドン塔の傍らにあるこの橋が建てられたのは、今から120年以上も前のこと。当時のテムズ川は航行する船で忙しく、「陸上交通の緩和を実現しつつ、水上交通も妨げない」という目的のもと、ここに跳ね橋ができました。今でも24時間365日、大型船(マストのある船、または30フィート(9メートル)以上の船)からの要請を受付け付ければ無料で「跳ね橋」が開閉されることになっています。

橋の上はどうなっている? ブリッジ開閉時の様子

道路が持ち上がっています

道路ごと上に「跳ね」、開閉するというダイナミックなタワーブリッジですが、開閉時の橋の上の様子はというと、最初にアナウンスがあり、それから信号により交通がストップします。

信号が赤になって車の動きが止まったあと、ゲートも閉まり、「跳ねる」部分には完全に立ち入りができなくなります。それからスタッフの人も「跳ねる」部分を挟んで両側について、安全確認。

ゲートが閉まり「跳ね橋」が開閉する様子

これは歩道部分に関しても同じで、ゲートが閉まり、「跳ねる」部分を挟んだ2ヶ所は分断されます。

歩道もゲートが閉まります

大きな「跳ね橋」ながら、開閉それぞれの動作にかかる時間はたったの1~2分! 最大角度86度まで開きます。

真上まで開いた跳ね橋

安全確認や、船の通り抜ける時間も合わせ、全部の工程は7~8分ほど。交通を分断していたゲートが再び開くと、すぐに車が動き始め、普段通りの橋の姿へと戻っていきます。

エキシビジョンとして使われている! タワーブリッジ上の通路

タワーブリッジの上の部分は通路になっている

タワーブリッジ開閉の話で欠かせないのが、タワー上部を繋ぐ通路。実はこれは、「跳ね橋」が開いた状態でも歩いて渡れるように、という理由でデザインされたものでした。

しかし「跳ね橋」開閉中、わざわざ上にのぼるよりも待つほうが好まれたようで、あまり使用されなかった空中歩道は、1910年に閉鎖されてしまいます。

タワーブリッジ上の通路。一部床がガラス張りになっている

それから通路が再び一般に開放されたのは1982年のことでした。エキシビジョンとしてオープンし、タワーブリッジの「跳ね橋」としての歴史の展示や、42メートルの高さからのテムズ川の景色を楽しめるようになっています。空中歩道は、一部地面がガラス張りの場所も。いまではロンドンのなかのアトラクションのひとつとして親しまれています。

■タワーブリッジ・エキシビジョン情報(2017年度)

【開館時間】
夏期間(4月~9月) 10:00~17:30(最終入場)
冬期間(10月~3月) 9:30~17:00(最終入場)
*12月24~26日は閉館です
*1月1日は10:00からの開館となります

【料金】
大人 £9.80
子供(5~15歳) £4.20
大人割引料金 £6.80
子供割引料金 £3.00
大人1+子供2 £15.30
大人2+子供1 £20.00
大人2+子供2 £22.00
大人2+子供3 £24.50
大人2+子供4 £27.00
5歳以下 無料

*割引料金は、障がいのある人、学生、シニアに適用されます

詳しくはこちらのページでご確認ください。他にもグループ料金や、ロンドン大火記念塔入場券とセットの割引があります。

橋の開閉の頻度は?

橋は夜にも開きます

水上警察や水上バス等、テムズ川は毎日色んな船が通りますが、橋の開閉は大きな船や特別な船に対してだけ行われます。その回数は2015年に777回。橋の完成当初、テムズ川が船で賑わっていた1894年の6194回に比べると数は少なくなっていますが、それでも、1日に平均1回か2回は開いていることになります。

開閉は、昔はスタッフが常時橋に滞在していて、船が来たらいつでも開けられるようにしてあったそうですが、今は通り抜ける船が事前(24時間以上前)に予約をする仕組み。

なので開閉は不定期となっていますが、どの船が何日の何時に橋を通り抜け、それに当たって橋が開かれるのか、といった予定表がタワーブリッジのオンラインページで、この先1~2か月ぶんほど公開されています。

以上、タワーブリッジの「跳ね橋」開閉でした! タワーブリッジに行く際は、跳ね橋開閉時間もぜひ調べてみてくださいませ。運よく開閉のある日にご旅行が当たっていましたら、時間に合わせてタワーブリッジを訪ねてみるのもお薦めです。

■アクセス
地下鉄Tower Hill駅から徒歩500m
地下鉄London Bridge駅から徒歩1km



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