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【ロンドン】現地在住者がこっそり教える観光ついでに行きたい穴場スポット5選

2017年12月30日

あちこちに歴史の跡が散らばるロンドン

長い歴史を持つロンドンは、様々な場所にその歴史を物語るものが散らばっています。現在は英国議会が議事堂として使用している「ウェストミンスター宮殿」や「セント・ポール大聖堂」などの観光にも有名所はもちろんですが、実は目を向けてみると、案外ふとした場所にも魅力たっぷりのスポットがあります。そんな「ちょっと寄り道していきたい」「知っていたらもっと観光が楽しくなる」というような場所をご紹介します。

The Hardy Tree

木の周りを墓石が取り囲んでいます

無数の墓石にぐるりと周りを取り囲まれた木。セント・パンクラス駅から徒歩10分、セント・パンクラス・オールド教会の敷地にあります。ハーディ・ツリー(The Hardy Tree)として知られるこの木ですが、その名前は19世紀から20世紀にかけて活躍した作家・作詞家、トーマス・ハーディに由来するものでした。

作家になる前は、アーサー・ブロムフィールドのもとで建築を学んでいたというハーディ。1860年代に開拓された路線がセント・パンクラスの教会の敷地内を通ることとなり、ブロムフィールドがそこに埋まっている遺体や墓石の対処を任されますが、そこからハーディにこの仕事が回って来ました。ハーディ・ツリーの周りを取り囲む無数の墓石は、このときこの場所に移されたものだといわれ、年月を経たいまも、ロンドン鉄道開拓の歴史の一端として残っています。

■Data
【場所】
セント・パンクラス・オールド教会(MAP)
Pancras Rd, Camden Town NW1 1UL

【アクセス】
セント・パンクラス(St. Pancras)/キングス・クロス(King’s Cross)駅から徒歩10分

エレノアールの十字架

Charing Cross駅 大きなエレノアールの十字架

チャリング・クロス駅の鉄道路線の入り口、精巧なデザインの記念碑は、「エレノアールの十字架(エレナー・クロス/Eleanor Cross)」のひとつ。エドワード1世が、彼の妻エレノアール(エレナ―とも)の死を追悼するために建てた、12の十字架のうちのひとつとなっています。

12の十字架が建てられたのは1291年~1294年のこととだいぶ昔のことで、現存するものは3つのみ。このチャリング・クロスにある十字架も、オリジナルのものは破壊されてしまっていて、今あるのは1863年に再建された複製となっているそうです。

■Data
【アクセス】
チャリング・クロス駅鉄道面出口の正面

ロンドン大火記念塔

高さ61メートルの塔

長い歴史のなか、ロンドンでは何度か火災が起きていますが、中でも1666年の火災は大きなもので、The Great Fire of London――ロンドン大火として知られています。ロンドン大火記念塔(Monument、またはMonument to the Great Fire of London)は、その火事の記憶を残すために、1671年から1677年にかけて作られました。

高さ61メートル(202フィート)は、この塔の場所から火災発生場所であるプディング・レーン(Pudding Lane)までの距離を表しています。311段の階段をのぼり、上に行くこともできます。

■Data
【開館時間(上にのぼることのできる時間)】
・夏(4月~9月):9:30-18:00(最終入場17:30)
・冬(10月~3月):9:30-17:30(最終入場17:00)
※12月24日~26日は閉館です

【入場料(上にのぼるのにかかる料金)】
大人£4.5、子供(5-15)£2.3、学生・シニア£3
※タワーブリッジと合わせた割引チケットもあります。

【場所】
ロンドン橋北側。(MAP)
Fish St Hill, London EC3R 8AH

【アクセス】
モニュメント(Monument)駅から徒歩2分

【公式サイト】
http://www.themonument.info/

黄金でできたパイ・コーナーの少年像

黄金に塗装された少年像

ロンドン大火に関連するもうひとつのスポットが、このパイ・コーナーの少年像(Golden Bo of Pye Corner)です。プディング・レーンで始まった1666年の火災は、パイ・コーナーで止まりました。プディングで始まりパイで終わったロンドン大火。この少年像の下には、「大食の罪によって起こされた火災を記念する」という文字が彫られています。

■Data
【アクセス】
セント・ポールズ(St. Paul’s)駅から徒歩5分

テムズ川のほとりにそびえ立つクレオパトラの針

紀元前のアレクサンドリアで造られた碑

ロンドン、ウォータールーブリッジの近く、テムズ川沿いに見える大きなオベリスク。クレオパトラの針(Cleopatra’s Needle)として知られるもので、紀元前1460年、トトメス3世のために作られました。クレオパトラの針と呼ばれる理由は、このオベリスクがクレオパトラに縁のあるアレクサンドリアの土地から運ばれてきたからだそうです。

台座には、ネルソンとアバークロンビーの功績に対して1819年にエジプト総督のムハンマド・アリから贈られたと書かれています。これは対ナポレオン戦争のひとつ、ナイルの戦い(アブキール湾)でのことを指している模様。ただ輸送コストの調達などの問題があり、実際にイギリスに運ばれたのは1878年になってからでした。ヴィクトリア女王の治世42年目のことです。

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