訪日外国人旅行客は日本のどこでアクティビティ体験を?国別冬季トレンド動向発表

公開日 : 2018年01月30日
最終更新 :
調査対象は香港、台湾、タイ、シンガポール、中国の5ヶ国。
調査対象は香港、台湾、タイ、シンガポール、中国の5ヶ国。

H.I.S.グループの株式会社アクティビティジャパンは、 冬季期間(2017年12月~2018年3月催行)における訪日外交人旅行客の同サービスへの予約状況から、 冬季の国別アクティビティトレンド動向について以下のようにまとめました。昨今、国内の観光地には外国人観光客の姿が定着してきました。海外からの旅行者が日本のどこに興味を持ち、何を体験したいのか、調査データを踏まえてご覧になってみてください。

香港からは大分へ!着物・浴衣レンタルにパラグライダー

香港からは大分へ!着物・浴衣レンタルにパラグライダー
お友達どうしやカップルでのレンタルが人気


ホテルマイステイズ大分と周辺のホテル
大分市【JR大分駅から徒歩7分】
別府温泉エリアまで車で30分。
※クチコミ人気
[](http://hotels.arukikata.com/index.ja.html?aid=965280;label=Arukikata_HomeNavi)

定番の『着物・浴衣レンタル』体験は、 特にアジア便の就航が多い福岡空港を基点とした九州地方への旅行者に多く、 中でも大分県湯布院周辺の着物レンタルは「温泉」目的の香港からの旅行者に旅の「すき間時間」を利用し手軽に体験ができることから不動の人気となっております。 また、 日本のテレビ番組やコミュニティサイトなど、 一般情報サイトから旅の情報を得る傾向が高いタイの旅行者においては、 「KIMONO」での検索が圧倒的に多く、 且つおなじみの観光地である浅草、 鎌倉で体験される方が多く見られます。

浅草や鎌倉、京都など、着物で下駄をカラコロと鳴らしながら歩いてみたいと思うのは日本人女性だけはないみたいですね。

台湾からは沖縄、北海道!南北に分散

台湾からは沖縄、北海道!南北に分散
沖縄はマリンアクティビティが盛況

中国からは沖縄(離島)へ!体験ダイビングで海を満喫

中国からは沖縄(離島)へ!体験ダイビングで海を満喫
青い透き通るような海をダイビングで満喫


ホテルラッソアビアンバナ石垣島と周辺のホテル
石垣港離島ターミナルから徒歩15分。【市内中心部】
公設市場まで徒歩5分、八重山博物館まで500m、川平港まで11.8km、石垣空港まで車で30分です。
※クチコミ人気
[](http://hotels.arukikata.com/index.ja.html?aid=965280;label=Arukikata_HomeNavi)

台湾や、 中国本土からの旅行者においては、 圧倒的に沖縄エリアが予約数ランキングの上位となっており、 予約全体の約6割を占める結果となりました。 特に宮古島・石垣島といった離島の予約数が半数を占め、 羽田空港から石垣島への増便や、 大型クルーズ船の宮古島への寄航の増加が要因と考えられます。 チャーター便やクルーズ参加の場合には滞在時間に制約がある為、 アクティビティ体験の予約に関しては、 2~3時間の短時間で体験ができるプランを中心に、 ファミリー層からの支持を多く集めているそうです。

石垣島からの離島巡りは竹富島をはじめ、波照間島、与論島など、国内でも随一の海が綺麗なスポット。大陸の中心部で海にあまり縁がない方などに人気があるのかもしれません。

シンガポールからは北海道へ!スノーシューやパラグライダー

シンガポールからは北海道へ!スノーシューやパラグライダー
雄大な大地を空から見下ろせるアクティビティ


ラビスタ釧路川と周辺のホテル
JR釧路駅から徒歩10分以内。【市内中心部】
ラビスタ釧路川から釧路空港まで車で45分、定期シャトルバスあり。
※クチコミ人気
[](http://hotels.arukikata.com/index.ja.html?aid=965280;label=Arukikata_HomeNavi)

アジア諸国においては自国では見ることができない「雪」を使ったアクティビティが、 この時期、 非常に注目されております。 新千歳空港からのLCCやチャーター便の就航増加に伴い、 道内で体験できる『氷上ワカサギ釣り』やスノーアクティビティに予約が集中しております。 その他、 滞在先近辺の施設、 宿泊先や最寄り駅からの送迎付きの体験プランが人気となっており、 移動時間を短縮し、 時間を有効活用したいという旅行者のニーズが伺えます。

訪日外国人旅行客の旅のスタイルは個人旅行がトレンドになりつつあり、 旅の「ついで」ではなく、 アクティビティ体験自体を「目的」とし、 旅行を計画されている傾向が強まってきております。 また、 旅の情報自体をSNSから収集する割合が非常に高く、 知人や友人に旅先の体験を共有するため、 「フォトジェニック」を意識した体験コンテンツに注目が集まっております。 また、 これまで主流だった「伝統文化体験」だけでなく、 「アクティビティ体験×温泉入浴」や「アクティビティ体験×食事」など、 一つのアクティビティ体験にとどまらず、 旅先までの過程や体験前後も楽しめるストーリー性のあるプランが旅慣れた旅行者や求められている傾向にあります。

現地で何を「観る」から、「体験する」ことに旅行者のニーズが変化している傾向が垣間見えます。海外旅行とは全てがエンターテインメント。飛行機に乗る前の空港の雰囲気から、到着便のゲートをくぐる時までの非日常全てをアクティビティとして、満喫してくださいね。

▼アクティビティジャパン
日本語: https://activityjapan.com/
英語: https://en.activityjapan.com/
中国語(繁体字): https://zh-cht.activityjapan.com/ 
タイ語: https://th.activityjapan.com/

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

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