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冬の北海道・釧路 丹頂鶴の生息地、鶴居村でタンチョウ見学、温泉、釧路湿原川下り 自然満喫紀行

2018年01月14日

タンチョウの優雅な姿が見られます。 ©iStock

北海道、道東の釧路は、東京(羽田空港)から飛行機で約90分です。厳冬の釧路は、新鮮な魚介類をはじめとするグルメに加えて、自然豊かな魅力が満載です。釧路駅から路線バスで約60分の鶴居村は、その名の通り「丹頂鶴が生息する村」で、日本最大の野鳥で、白く優雅な姿のタンチョウを間近で見ることができます。また、茶褐色の天然温泉の日帰り入浴も出来るなどおススメの観光地です。さらに、手付かずの大自然が残る釧路湿原での川下りをはじめとするアウトドア体験や冬季限定の「SL冬の湿原」号への乗車なども体験したいところです。冬の時期におススメの釧路と周辺観光の魅力を紹介します。

鶴居村へタンチョウに会いに行こう!

タンチョウの「ダンス」が見られます。 ©iStock

釧路駅から路線バスで約60分のところにある鶴居村は、その名の通り、丹頂鶴が生息するところとして知られています。特に村内にある「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」と「鶴見台」は、たくさんの丹頂が鑑賞できるスポットとしておススメです。

まずは、路線バスで「鶴居中学校」バス停で下車し、市内中心にあります「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」から見学していきましょう。

「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」とは?

優雅に空を飛ぶタンチョウ ©iStock

丹頂は、日本最大の野鳥にして、優雅な姿が何とも画になります。特別天然記念物に指定されているタンチョウの全長は140cm、翼をひろげると2m以上の大きさを誇ります。頭の頂の赤い部分は、皮膚が裸出しているからなのだそうで、興奮すると赤い部分の面積も広がるのだといいます。

タンチョウといえば、一度つがいになると、一生を共にするというのも特長です。そんな丹頂鶴は、乱獲や生息環境の悪化によって生息数を大幅に減らし、絶滅寸前にまで追い込まれてしまいました。1924年頃に、釧路湿原に30羽ほどのタンチョウが生息しているのが確認され、その後、釧路湿原周辺を中心に保護活動が展開され、現在では、道東で1800羽を数えるほどになりました。その保護活動の一翼を担っているのが、この「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」なのです。

「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」は、1987年に日本野鳥の会と伊藤良孝氏(故人)が協定を結んで開設されました。全国からの募金と伊藤氏などの献身的な活動が行われ、特に冬場の餌が少なくなる時期は、餌付けが実施されています。多い時で400羽のタンチョウが飛来するとのことです。

2月中旬頃からは、オスとメスの求愛ダンスが盛んにみられるようになるそうです。向かい合ったタンチョウが空に向かって鳴き合う姿は、何とも美しい光景です。やがて、つがいになった夫婦は、一生を添い遂げます。人間も見習いたいところですね。

■鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
・住所: 〒085-1200 北海道阿寒郡 鶴居村字中雪裡南
・URL: http://park15.wakwak.com/~tancho/index.html

鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO(タイト) で日帰り入浴!

タンチョウ見学で冷えた体を温泉で温めよう! 

「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」から徒歩5分程度、釧路駅からの路線バスが通るメインストリート沿いに、おしゃれな北欧風のペンションのような外観が特徴のホテル「鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO(タイト) 」があります。

天然温泉の日帰り入浴が可能です。タンチョウ見学で冷えた身体を温めて行きましょう。また、館内でのランチもおススメです。

「鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO(タイト) 」内にある天然温泉の特長は、ph値9以上というほどアルカリ性の泉質で、かつ茶褐色のお湯であるということです。広い露天風呂もあって、雪見温泉として楽しむことができます。入浴すると、ややヌメリのある温泉で、お肌がスベスベになるようです。風呂から出た後も体が冷えにくく、すばらしい泉質だと思います。こんなことなら宿泊して、ゆっくり温泉三昧をと後悔するほどでした。

日帰り入浴を楽しんだ後は、ホテル内のレストランで昼食です。地元の食材も活かした料理に舌鼓、次の路線バスの時間まで、ゆったりと過ごせます。

ホテルのオーナーは、プロの写真家でもあるそうです。地元のプロカメラマンだから知るタンチョウの撮影スポットなども教えてくれるそうです。タンチョウ撮影を目当てにプロ・アマ問わず、カメラマンの拠点としても利用されているようです。

■鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO(タイト)
・住所: 〒085-1203 北海道阿寒郡鶴居村鶴居西1-5
・URL: http://www.hotel-taito.co.jp/index.html

「鶴見台」でもタンチョウ見学をしよう!

上空を優雅に舞うタンチョウ。 ©iStock

鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO(タイト) 」の目の前にある「鶴居中学校前」バス停から釧路駅へ戻りますが、途中の「鶴見台」に立ち寄りました。

バスを降りると、目の前にはたくさんのタンチョウを見ることができました。ピーク時には、200羽近くが集まり、優雅な「ダンス」を披露してくれます。

路線バスが通る道路の上も優雅にタンチョウが飛行して、鶴見台に「離着陸」しています。頭上すぐの上空を大きな羽を広げて通過するタンチョウを見られただけでも、ココまで来た甲斐があったというものです。極寒でなければ、ずっと眺めていられる光景なのですが、暖を取りたくなってきました。ちょうど、鶴見台の目の前に「どれみふぁ空」というレストラン・カフェがありましたので、次のバスまでコーヒーブレイクをすることができます。路線バスの時間まで待機できるスポットがあるのは、ありがたいところです。

タンチョウ見学には、鶴見台もぜひ立ち寄ってください。

■鶴見台
・住所: 〒085-1211 北海道阿寒郡鶴居村下雪裡
・URL: http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3681/

鶴居村へのアクセス方法は?

路線バスの本数が少ないので注意! ©iStock

釧路駅からタンチョウのふるさと、鶴居村へは、レンタカーか路線バスでのアクセスとなります。なお、路線バスの本数が少ないので、事前のプランニングが重要です。ここでは、路線バスを使ったモデルプランを紹介します。

往路は、JR釧路駅を8:55に発車する阿寒バス「グリーンパークつるい」行きに乗車しましょう。「鶴居中学校」バス停(9:56着)で下車します。乗車時に運転手に降りるバス停を伝えておくと安心です。
バスを降りたら徒歩で「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」と「鶴居ノーザンビレッジホテルTAITO(タイト) 」へ訪問します。

復路は、「鶴居中学校」バス停(12:02あるいは、14:47発)の釧路駅方面行き路線バスに乗り、途中の「鶴見台」バス停(12:09あるいは、14:54着)で下車、「鶴見台」でのタンチョウ見学と「どれみふぁ空」でのコーヒーブレイクとなります。

「鶴見台」バス停(14:54あるいは、16:17発)で釧路駅へ戻ります。

※路線バスの時刻表は、2018年1月現在のものとなります。

■阿寒バス
・URL: http://www.akanbus.co.jp/index.html

新鮮な魚介類をあなた好みの丼に!釧路名物「勝手丼」とは!?

ご飯に好きな具材を乗せて丼が完成!
和商市場は、釧路駅の目の前

つづいて、釧路のグルメ情報です。魚介類の宝庫、釧路で外せないものといえば・・・。

JR釧路駅前にある「和商(わしょう)市場」へ行ってみましょう。この市場は、一般の観光客でも魚を購入することできますが、何と言っても有名なのが「勝手丼(かってどん)」です。

市場内で、ご飯を購入し、そのあと、自分好みの具材をトッピング(購入)していくというものです。ご飯に「勝手丼」の看板を出している店舗で、丼用にカットされた新鮮な魚介類などの具材を乗せていきます(各店舗で都度清算)。

自分の好みでたくさんの魚介類をチョイスしてみました。彩りも考えながら自分だけの海鮮丼ができ上がっていくのは楽しいものです。ボタン海老、ホタテ、いくら、うに、油カレイ、タラ、赤魚、カレイ、・・・などもろもろ乗せて、2,000円程度でした。東京で同じような海鮮丼を食べようと思ったら・・・。市場内にイートインスペースがありますので、朝食やランチにいかがでしょうか。釧路に来たら「勝手丼」、ぜひお試しください。

■釧路和商市場
・住所: 〒085-0018 北海道釧路市黒金町13-25
・URL: http://www.washoichiba.com/

雄大な釧路湿原を「SL冬の湿原」号とカヌーで体感しよう!

冬季限定運行の蒸気機関車「SL冬の湿原」号

冬季限定で、JR釧網本線の釧路と標茶駅間を1日1往復する「SL冬の湿原号」が運行されます。雪景色の釧路湿原を力強く煙を上げながら走る蒸気機関車への乗車体験は、人気があります。蒸気を上げ、大迫力の走りと汽笛の音には、郷愁を感じることでしょう。

SL列車の車内には、売店があり、お土産なども購入できます。また、ネイチャーガイドによる釧路湿原の案内や、列車最後部のデッキ(釧路湿原の風を感じましょう)に出ての後方展望なども楽しめますので、鉄道ファンでなくてもおススメです。

「SL冬の湿原」号の乗車には、乗車券のほかに指定席券が必要です。全車指定席となっています。人気が高いので、早めに予約するようにしましょう。ちなみに、釧路からの列車では、進行左側に釧路川と湿原が見えますので、出来れば進行左側の席を確保したいものです。指定席券は、全国の「みどりの窓口」で購入できます。

■SL冬の湿原号(JR北海道釧路支社)
・URL: http://www.jrkushiro.jp/

氷が浮かぶ釧路川を下ります

「SL冬の湿原」号を途中の塘路駅で下車し、釧路川のカヌー下りに挑戦しました。

釧路湿原の豊かな大自然の中を、ゆったりと蛇行しながら流れる釧路川に沿ってカヌーで下るツアーに参加しました。

釧路川の穏やかな流れに身を任せて、ガイドの説明に耳を傾けます。川の流れ以外、音のない世界が広がり、最高の癒しのひと時でした。また、運がよかったのか、カモシカなどのかわいらしい姿も見ることができました。

川下りにあたっては、ドライスーツなども貸してくれますので、特段の準備は必要ありません。ただし、防寒対策はお忘れなく。

釧路駅や塘路駅からの送迎などがついたオプショナルツアーを運営する会社がいくつかありますので、事前に調べてお出かけください。

釧路での滞在は、「ラビスタ釧路川」がおススメ!

幣舞橋に近く観光に便利 ©Booking.com
最上階には露天風呂も ©Booking.com

タンチョウ鶴見学、釧路湿原観光の拠点となるJR釧路駅周辺のホテルは、「ラビスタ釧路川」がおススメです。

おススメポイントは、何と言っても最上階に露天温泉があることです。ホテルの13階に展望露天温泉があり、大浴場(内湯)と露天風呂が完備されています。温泉は無色透明ですが、塩気のある泉質で身体がよく温まります。部屋もコンパクトながら清潔・快適でした。また、釧路のランドマークの幣舞橋(ぬさまいばし)や商業施設「フィッシャマンズワーフMOO」が近くにあり、観光にも便利です。

■天然温泉 幣舞の湯 ラビスタ釧路川
・最寄駅: JR釧路駅
・URL: https://www.hotespa.net/hotels/kushirogawa/

ラビスタ釧路川
ラビスタ釧路川と周辺のホテル
釧路市【中心部から1.2km】
JR釧路駅から徒歩10分、最上階に露天風呂あり
※クチコミ人気

美しく舞う丹頂鶴に会いに、釧路湿原の大自然を満喫するために、冬の道東・釧路へ出かけてみませんか。

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