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【絶景】富山・雨晴海岸 「義経伝説」と美しい朝日が輝く浜辺!

2019年02月22日

朝日で金色に輝く雨晴海岸の絶景

 富山県高岡市北部の雨晴(あまはらし)海岸は、「日本の渚百選」にも選ばれ、カメラマンが集まる場所です。晩秋から冬の寒さ厳しい時は、「けあらし」という自然現象も加わる場合があり、富山湾越しにのぞむ3,000m級の立山連峰とのコラボが絶景を見せてくれる(かもしれない)人気の景勝地です。「義経伝説」が残る雨晴海岸の魅力・アクセス情報などを紹介します。

早朝の雨晴駅から雨晴海岸へ!

JR氷見線雨晴駅から雨晴海岸へは徒歩数分

 雨晴海岸の絶景を見るために、JR氷見線の始発列車で雨晴駅にやってきました。目的の雨晴海岸は、駅から徒歩数分の距離にあります。駅の改札を出て、目の前にある道路を左方向へ。JR氷見線の線路に沿って走る国道415号線を南下します。

 歩いてすぐに見えてきた雨晴海岸は、前方からの朝日に照らされて、金色に輝いているように見えました。この時点で、すでに絶景です。

国道415号線から雨晴海岸へ渡る踏切

 しばらくすると、道路の右側に「道の駅 雨晴」が見えてきます。その建物前、JR氷見線の踏切を渡ると海岸に出ることができます。画面右側の小さな山のようなものが「義経岩」です。

雨晴海岸の名前は、「義経伝説」から

源義経が雨宿りをしたとされる「義経岩」

 JR氷見線の踏切を渡り、砂浜に出ると上の画像のような岩場がありました。これが「義経岩」で、ちょっとした社もあります。

 雨晴海岸という地名は、この「義経岩」の「義経伝説」に由来するのだといいます。

 1187年、源義経が兄の頼朝に追われ、奥州の平泉へ落ち延びていました。その行程で、このあたりを訪れ、義経の供の弁慶が持ち上げた岩の陰で「雨の晴れるのを待った」という伝説があるのだといいます。だから「雨晴」という地名になったそうです。

絶景の雨晴海岸!「けあらし」と立山連峰は!?

中央が周囲約80mの小さな島「女岩(めいわ)」

 筆者が雨晴海岸を訪問したのは、3月下旬の早朝(6:20頃)でした。

 富山湾から朝日が昇る美しい金色の世界に見とれてしまいました。海の波も穏やかで、近くを走る車の音が少し邪魔なところですが、胸いっぱいに深呼吸をして心身ともにリフレッシュできました。

条件が整えば、絶景が! ©(公社)とやま観光推進機構

 ところで、雨晴海岸への訪問によい時期はいつなのでしょうか。それは、富山湾越しに、標高3,000m級の立山連峰と荒波、女岩とJR氷見線に「けあらし」がコラボする瞬間ではないでしょうか。

 この「けあらし」は、海面に白く立ち上る霧が発生し、湯気のように見える自然現象のことで、おおよそ以下のような条件のときに見られるものです。

・ 晩秋の10月下旬頃から2月頃の寒い時期
・ 空気に比べて海水温が高い時で、冷たい空気が陸から海に流れ込んだ場合

 「けあらし」発生の早朝に雨晴海岸に訪問すれば、絶景を目撃することができるかもしれません。もちろん、天候次第です。筆者も「けあらし」の光景が見られればと淡い期待をして訪問しましたが、見ることができませんでした。

 「けあらし」時期の「ベストビュー」の早朝は、雨晴海岸に多くのカメラマンが訪れるのだといいます。「義経岩」近くの砂浜から伸びる防波堤には、絶景をとらえようと多くのカメラマンが横一線に放列をつくるそうです。

防波堤は、雨晴海岸の「お立ち台」
朝7時には、すっかり「金色」の世界は終わって・・・

 筆者が訪問した3月下旬では、暖かい天候で霞もかかります。富山湾越しに、標高3,000m級の立山連峰と荒波、女岩とJR氷見線に「けあらし」のコラボという光景を撮影するのは難しいようです(知ってはいましたが)。

 それでも、雨晴海岸の一帯が金色に染まる光景は、美しいものでした。早朝の訪問が正解でした。


雨晴海岸へのアクセス方法と周辺観光は!?

雨晴駅に近づくと、進行右側の車窓に女岩が

 絶景の雨晴海岸へのアクセス方法です。筆者は、JR高岡駅駅前のビジネスホテルに宿を取り、6:00始発のJR氷見線の普通列車でJR雨晴駅へ行きました。JR高岡駅からは、JR氷見線の普通列車で約20分です。

 JR氷見線では、高岡駅発の場合、進行方向右側に席を確保しましょう。雨晴駅が近づくと車窓右側に海が広がり、朝日を浴びた雨晴海岸にある「女岩」が見えるからです。

 ところで、早朝(6:45前まで)の美しい雨晴海岸の光景を見るためには、JR雨晴駅周辺か氷見駅、あるいは高岡駅周辺に宿を取っておくことが必須となります。JR雨晴駅周辺には、数件の旅館や温泉宿があります。また、JR氷見線の終点・氷見駅は、温泉宿もあります。氷見といえば、冬の「寒ブリ」が有名です。新鮮な魚介類を楽しむことができるでしょう。

 さらに、雨晴海岸散策の後は、氷見駅周辺の見どころへ訪問してもいいかもしれません。氷見には、漫画界の巨匠・藤子不二雄Ⓐ先生の生家があった関係で、「忍者ハットリくん」などのモニュメントがある「まんがロード」などの観光スポットがあります。

 なお、雨晴海岸など車窓の眺めが美しいJR氷見線ですが、列車内で富山湾の新鮮な海の幸を使った寿司が食べられる観光列車が走っています。その名も「ベル・モンターニュ・エ・メール」で、通称「べるもんた」。沿線の地酒1杯と沿線4市のおつまみなども楽しめますので、人気が高いようです。「べるもんた」への乗車と寿司や地酒などを車内で楽しむには、事前の予約が必要です。詳しい情報は、「べるもんた」のホームページで確認してください。

 絶景の富山・雨晴海岸へ出かけてみませんか。

■雨晴海岸(とやま観光ナビ)
・URL: https://www.info-toyama.com/spot/21011/


■べるもんた(JR氷見線・城端線観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」)
・URL: http://berumonta.jp/

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