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【秋の箱根】今が見頃の紅葉・強羅公園・地獄谷・ススキ・富士山を堪能する1泊2日の旅

2017年11月17日

雪をかぶる富士山と紅葉の芦ノ湖周辺©iStock

 近年、日本を訪れる外国人にも人気の温泉地、箱根。東京・新宿から小田急電鉄の特急「ロマンスカー」で約80分とアクセスも便利で、気軽に行ける温泉地として日本人にも絶大な人気を誇ります。 日帰りでの訪問も可能ですが、できれば1泊以上で箱根を満喫したいものです。ちょうど、紅葉の見頃を迎えている箱根のおススメスポットを3つご紹介します。

新宿駅から約80分、箱根の玄関口、箱根湯本駅へ

箱根観光の拠点、箱根湯本駅

 東京・新宿駅から小田急電鉄の特急「ロマンスカー」を利用すると、箱根の玄関口、箱根湯本駅までは約80分で到着できます。
 筆者が利用した特急ロマンスカー「VSE」は、豪華な設備と前面展望が楽しめる列車として、大人気です。ちなみに「VSE」とは、「Vault Super Express」の略称で、「V」は、「Vault(ヴォールト=ドーム型の天井、天空、空間)」を意味します。2005年3月に運転を開始して以来、高い人気を保ち続けています。また、「ロマンスカー」の人気サービスである先頭車の前面展望が見られる展望席は、あっという間に席が埋まってしまうほどです。4人グループ用の簡易コンパートメント席(サルーン席)もありますが、席数が限られたこのような座席は、早く席を押さえたいところです。
 「ロマンスカー」の車内では、車内販売のロマンスカー特製コーヒーやスイーツなどに舌鼓みを打ちながら車窓を眺めていれば、約80分の箱根路はあっという間に感じることでしょう。筆者は、もっと乗っていたいと感じたほどです。
 「ロマンスカー VSE」に別れを告げ、箱根湯本駅で箱根登山鉄道に乗り換えです。また、途中下車して、駅前散策をしてもいいでしょう。「温泉まんじゅう」などの土産店から名物のそばが食べられるグルメスポットまで、多くの店が軒を連ねています。帰りに最後の土産を購入するのにも適しています。

 箱根湯本駅からは、箱根登山鉄道に乗って、強羅駅を目指します。約450mの標高差を約25分かけてゆっくり登っていきます。秋の車窓には、赤や黄色に色づく山々を見ることができ、こちらの車窓も飽きることはありません。2014年11月から運行を開始した箱根登山鉄道の新型列車「アレグラ」号に乗れば、窓ガラスが大きく取られているので、絶景をさらに楽しめることでしょう。

強羅駅近くの強羅公園を散策しよう

色づいた木々と西洋庭園が美しい強羅公園

 箱根には、数多くの名所があり、バラエティー豊かです。1つ目のおススメスポットは、箱根登山鉄道の強羅駅近くにある「強羅公園」です。この強羅公園は、後ほど紹介します「箱根フリーパス」を提示すれば、入園料が無料(通常550円)となります。
 園内には、噴水が中心にある西洋式の庭園があり、背後には赤や黄色に色づいた紅葉の山々を見ることができます。園内には、色とりどりのバラが咲くローズ公園や熱帯植物園などもあります。中でも園内にある「箱根クラフトハウス」での「吹きガラス」体験がおススメです。

強羅公園内にある「箱根クラフトハウス」

 オレンジ色に燃えたガラス玉を係員の指導(というより、素人には吹きガラスで形の良い製品を作るのは至難なので、ほとんど係員にやってもらいました)で膨らませたり、のばしたり・・・、といったオリジナルのガラスのコップを作る体験などが出来ます。約15分(3,800円~)でオリジナルのグラスが完成しますので、箱根旅行のいい思い出になることでしょう。後日、完成品を送ってくれるサービス(別料金)もありますので、割れ物のガラス製品を持ち運ぶ手間とか、熱々のガラスが冷えるまで待たなければいけないといったことがないのもいいところです。

地球の鼓動を実感、大涌谷を散策しよう

ここの温泉が強羅温泉などへ供給されます

 2つ目のおススメスポットへ向けて、強羅公園を後にし、ケーブルカーで早雲山(そううんざん)駅へ向かいます。さらにロープウェーに乗り換えて、有名な観光スポット「地獄谷」のある大涌谷(おおわくだに)へ行きましょう。

 ロープウェーの空中散歩を経て、「大涌谷(おおわくだに)」駅を降りると周囲に硫黄の香りが漂い、温泉地に来たことを実感できるはずです。温泉や蒸気が噴出する地獄谷へ向けて、駅から10分程度の散策路を登りましょう。また、途中の売店では、多くの観光客が「黒い物体」を買い求め、頬張っている光景が見られるはずです。

箱根大涌谷の名物、「黒たまご」

 多くの観光客が買い求めている「黒い物体」の正体が、大涌谷名物「黒たまご」です。1つ食べると7年寿命が延びるということらしい・・・です。5個入り(500円)のみの販売で、筆者は2個半を食べましたので、約20年も寿命が延びたはずです。
 このゆで卵の殻の色が黒いのは、大涌谷の温泉水に卵をつける起こる化学反応のためだとか。寿命が伸びるかは保証できませんが、箱根名物ですから、味わってみてください。また、最近では、この黒たまごの「姉妹品」的なところで「黒たまごソフトクリーム」も登場したそうです。

仙石高原を金色に染めるススキ草原

仙石原へは、路線バスで

 名物「黒たまご」を食べたら、ロープウェーで先に進みましょう。大涌谷駅から、芦ノ湖へロープウェーで下りていきます。天気がよければ、進行方向前方の右側に富士山、さらに赤や黄色に染まった紅葉、芦ノ湖という絶景を眺めることができるはずです。
 芦ノ湖の湖岸にあるロープウェーの駅、桃源台駅から、3つ目のおススメスポットには路線バスで行きましょう。しばらく乗車していると、目的地の仙石(せんごく)高原の両側をススキが埋め尽くしている光景が見えてきます。

夕暮れ時には、ススキ草原に夕日がさして、金色に輝きます

 仙石原には、朝と夕方のいずれかに訪問されることをおススメします。この画像は朝のものですが、夕陽に照らされて、黄金色に輝くススキも大変美しいそうです。
 秋の箱根へ。今が紅葉の見ごろの箱根に出かけてみませんか。


■DATA
・箱根フリーパス
公式サイト


個人で箱根旅行をする場合、小田急電鉄が発行する「箱根フリーパス(新宿駅発、2日間有効のもので大人ひとり5,140円)」の購入をおすすめします。新宿駅・箱根湯本駅間の往復乗車券(特急「ロマンスカー」の乗車には、別途特急料金が必要)、箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェーや路線バス(指定区間)をはじめ、観光スポットなどでの優待特典もついたおトクなチケットです。


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