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埼玉・幸手権現堂公園 1000本の桜と菜の花の競演!

2018年03月25日

菜の花と桜の競演!

 東京・浅草駅から東武スカイツリーライン(東武日光線直通)で約50分。埼玉県幸手市にある権現堂公園は、園内の権現堂堤に約1,000本のソメイヨシノの桜並木が続き、約5haの菜の花畑が広がる絶景で人気の桜スポットになっています。例年、桜と菜の花ともに4月上旬に見頃を迎える権現堂公園のお花見について、公園内のフォトスポットの場所、最寄りの東武日光線幸手駅からのアクセス方法などを徹底解説します。

絶景!一度は見ておきたい幸手権現堂堤の桜と菜の花の競演

満開の桜と菜の花が美しく競演
ペットとともにお花見も

 「絶景本」や「花スポット本」などで出てこないことがない、幸手権現堂堤の桜と菜の花の画…。筆者にとっても、ずっと憧れていた光景をみるため、晴れた日の平日朝から訪問しました。路線バスを降り、菜の花畑に出ると、そこに広がっていた光景は…。

 例年3月下旬から4月上旬頃、長さ1kmにわたる堤に約1,000本のソメイヨシノが咲き誇り、堤の上に桜のトンネルを作り出しています。さらに、桜並木の目の前には、約5haの菜の花畑が広がり、まさに菜の花の絨毯と桜の競演で、何とも豪華な光景です。

「幸手桜まつり」期間中は、出店なども

多くの花見客で賑わう

 例年3月下旬から4月上旬の桜の開花時期には、「幸手桜まつり」が開催されます。約100店舗の露店が出店したり、イベントが行われるなど多くの花見客で賑わいます。ただし、平日の午前中、早めの時間であれば、ゆったりとした雰囲気の中で花見を楽しむことができるでしょう。

桜越しの菜の花と権現堂堤と行幸湖を結ぶ外野橋(そとのばし)

 桜の下では、写真を撮ったり、お弁当を広げたりと思い思いに花見を楽しむ人々の姿が。露店でランチを調達あるいは、弁当を持参してゆっくり過ごしたいものです。

権現堂堤のおススメ撮影ポイント

桜の元で飼育されているヤギもどことなく笑顔!?

 権現堂公園内の桜の撮影ポイントは、たくさんあり過ぎます。もちろん、菜の花畑方向から桜並木が見られるポイントからの撮影は、必須となりますが、他にもおススメポイントがあります。
 
 路線バスのバス停方面から広がっていた、菜の花畑が切れる・端のポイントに囲いと小屋があって数頭のヤギが飼育されています。柵越しに頭を近づけてきたりと、とても人懐っこいヤギたちと桜を撮影してみてはいかがでしょうか。

ヤギ小屋近くの池では、水面に桜が映って…

 ヤギ小屋の近くには池があって、一部の水面ではありますが桜が映りこむところがあります。夏には、この池の水面いっぱいにホテイアオイという淡い紫色の花を咲かせる水草に彩られます。

まもなく、桜並木も終わりに近づいて

 池付近から桜堤に戻ると、まもなく桜並木も終点となります。緑の斜面は、梅雨時には紫陽花、秋には曼珠沙華の「赤いじゅうたん」に彩られます。

雲もほとんどなくなってきて…

 桜堤の終盤エリアは、覆いかぶさるように咲き競う桜を見ることができます。バス停から約1kmで国道4号線にぶつかり、「明治天皇行幸の碑」で桜の堤は終点となります。明治天皇の東北巡幸の際に、権現堂堤の築堤工事を視察するために立ち寄られた場所(明治9年6月4日のこと)で、堤の名を「行幸堤」とすることの許可と、記念碑を建てるためとして100円が下賜されたことを記念するのが、「明治天皇行幸の碑」なのだとか。

 桜堤の終点まで到達したら、堤の上を桜のトンネルを通って、バス停方面へひき返すことにしましょう。

堤の中央部、「幸手北公民館」付近

 堤の上の「桜のトンネル」をゆっくり歩いていくと、堤の中央部分に差し掛かります。このあたりには、常設の茶屋に加え、「幸手桜まつり」期間中に露店の出店があって賑わうエリアとなります。城のお堀のようなところもあって、こちらもおススメの撮影スポットです。

「清保堂」付近に美しい撮影ポイントが

 バス停付近まで戻ってきたところで、堤を降りるためのちょっとした脇道が右側にあり、「清保堂」という小さな社が建っています。気をつけていないと見過ごしてしまうところですが、ここにも美しい花の写真が撮影できるポイントがあります。おススメです。

淡い紫に縁取られた白い花々と桜の競演
すずらんに似ている「スノーフレーク」と桜と

 清保堂の横の斜面に、淡い紫に縁取られた白い花々が堤の斜面を埋め尽くしていました。韮の花でしょうか。地面からあおるように、この小さな花をメインにした撮影はいかがでしょうか。また、同じところには、すずらんに似ている「スノーフレーク」という可愛らしい花も咲いていました。下から覗き込むと、恥ずかしそうにかわいらしい顔を見せてくれました。華やかな桜と菜の花の競演に目を奪われがちですが、菜の花だけではない桜との競演が、思わぬところに埋もれているかもしれません。あなただけの撮影スポットを探してみてください。

四季折々の花々が見られる権現堂公園

初秋に堤の斜面を埋め尽くす「赤いじゅうたん」の曼珠沙華
梅雨の時期咲く、白い紫陽花「アナベル」

 ちなみに、この権現堂公園は、春だけではく、各季節で花々が咲き誇る花の名所です。桜が終わった梅雨の時期、6月中旬から7月上旬は紫陽花が咲き誇ります。紫や赤い紫陽花が堤を彩りますが、何といってもハイライトは、白のアジサイ「アナベル」です。白い玉のような花が、何ともフォトジェニックです。

 さらに、初秋には、曼珠沙華の赤い花々が堤を埋め尽くす「赤いじゅうたん」も有名です。冬には、水仙が咲くなど四季折々の花を楽しむことができます。東京から近い花スポットとして、ぜひ覚えておいて欲しいスポット、権現堂公園です。

権現堂湖運のアクセス方法は!?

幸手駅から権現堂公園へのアクセス(イラストマップ)

 権現堂公園への公共交通機関を使ったアクセス方法を紹介します。もちろん、自家用車でも行くことはできますが、桜の満開時期、特に週末は渋滞が発生しますので、極力、公共交通機関で行きましょう。アクセスのポイントは、以下の7点です。

1、できれば平日に行きたい。
2、午前中(早めに)に行きたい。
3、幸手駅からの路線バス(朝日バス、五霞町役場前行き)は、往路のみを利用し、復路は徒歩も選択肢にしたい。
4、駅から権現堂までの往路のバスは、発車20分前には幸手駅のバス停で並んで待っておきたい。満員となって乗り切れない場合があり、その場合は、次のバスまで待たなければならないから。
5、幸手駅からの路線バスは、1時間に1本と本数が少ないので時刻表を事前に確認したい(「桜まつり」期間中に臨時便あり)。
6、幸手駅から権現堂公園までは、タクシーでも片道1000円ぐらいのため、4人などまとまった人数の場合は、タクシーの利用も選択肢に入れたい(バスの運賃は、片道180円、約20分)。ただし、復路のタクシーは、つかまらないと考えたほうがよい。
7、復路は、徒歩がおススメ。
筆者は、帰りのバスに乗車するために発車予定時刻の10分前にバス停に行きましたが、満員で乗れないレベルの長蛇の列でした。さらに、片側1車線の道路は、平日にもかかわらず渋滞となっていて、到着時間もかかりそうだったため徒歩を選択しました。桜期間中の日中は、付近の道路は大渋滞が起こります。さらに、週末はさらに激しい混雑が予想されます。
※筆者は、駅まで歩くことにしましたが、途中で路線バスに抜かれることがなく、駅に着きました(徒歩30~40分程度)。路線バスの到着を待ち、さらに満員で乗車できないリスクをふまえると、徒歩も選択肢としましょう。
※幸手駅前の「サイクルパーク齋藤」で、レンタサイクルの利用ができるようです(1回400円)。台数に限りがありますので、事前に確認しましょう。詳しくは、幸手市観光協会ホームページで。
※桜開花期間中の土日には、幸手駅に一部の特急が臨時停車します。詳しくは、幸手市観光協会ホームページで。

イラストマップも参考に、絶景の権現堂公園へでかけてみませんか。なお、2018年4月1日(日)は、「幸手さくらマラソン大会」が開かれます。桜の見頃、マラソンと日曜日という混雑条件が重なっていますので、訪問する場合には、時間に相当な余裕を持ってください。

■権現堂公園(幸手市観光協会)
・最寄駅: 東武日光線幸手駅
・URL: http://www.satte-k.com/


■朝日バス
・URL: http://www.asahibus.jp/html/station/st_satte.html

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