世界遺産 冬の二条城を特別公開 二の丸御殿大広間障子を開放(京都府・京都市)

公開日 : 2018年01月05日
最終更新 :

日本が誇る世界文化遺産のひとつ、二条城。古都京都の文化財を構成する城のひとつとして登録され、6棟の二の丸御殿は国宝にも指定されています。そんな由緒ある二条城が、2018年2月1日(木)から3月2日(金)までのおよそ1ヵ月間、「世界遺産 二条城 冬の特別公開」と銘打ち、一般開放されます。今回は、幾人もの将軍が座した国宝、二の丸御殿の大広間をご紹介します。

国宝、二の丸御殿大広間障子を特別開放

国宝、二の丸御殿大広間障子を特別開放
二の丸庭園の絶景が一望できる

二条城を管轄する京都市文化市民局元離宮二条城事務所は、2018年2月1日(木)から3月2日(金)までのおよそ1ヵ月間、「世界遺産 二条城 冬の特別公開」と題し、二の丸御殿大広間障子の特別開放を実施します。

今回の「世界遺産 二条城 冬の特別公開」は、国宝である二の丸御殿の大広間と、大広間へと続く御殿廊下をじっくりと観覧できる貴重な機会となります。そして、二の丸御殿の大広間からは江戸時代に造られた二の丸庭園の絶景が一望できます。

なお、特別名勝である二の丸庭園は、寛永3年(1626年)に改修された日本庭園で、二の丸御殿大広間をはじめ黒書院、行幸御殿の3方向から鑑賞できるよう、造園技術の粋を極めた珠玉の日本庭園となっています。

入城料および入城受付時間

入城料および入城受付時間
入城受付時間は午前8時45分から午後4時まで

「世界遺産 二条城 冬の特別公開」を観覧するための入城料は、一般個人が600円、一般団体が500円、中学、高校生が350円、小学生が200円、小学生未満が無料となっています。なお、入城受付時間は午前8時45分から午後4時までです。閉城は最終入城から1時間後の午後5時となっています。

清流園の香雲亭で「早春の二の丸御膳」

清流園の香雲亭で「早春の二の丸御膳」
1日48名さま限定の「早春の二の丸御膳」

今回の「世界遺産 二条城 冬の特別公開」では、もうひとつ特別な催しが企画されています。通常、非公開となっている清流園の香雲亭で、数量限定の昼食御前を提供します。一般には公開されていない清流園の香雲亭で、絶景の日本庭園を眺めながら京料理をお召しあがりいただけます。

京料理を提供するのは、祇園、円山公園に創業して50余年の歴史をもつ京料理「いそべ」。その京料理「いそべ」が1日48名さま限定で「早春の二の丸御膳」を提供します。昼食御前希望者は、入城する前日の午後4時までに予約が必要です。

会場(二条城)への行き方

会場(二条城)への行き方
最寄りの駅は京都市営地下鉄東西線二条城前駅

会場となる二条城へのアクセスには電車の利用が便利です。二条城の最寄りの駅は、京都市営地下鉄東西線二条城前駅です。JR京都駅からアクセスするには、地下鉄烏丸線烏丸御池駅から地下鉄東西線に乗り換え、二条城前駅で下車します。

車でお越しの方は、名神高速道路京都東インターチェンジ、または京都南インターチェンジからおよそ10キロメートルの距離にあります。駐車場は、二条城の東側(第1駐車場)と南側(第3駐車場)にあります。

幾人もの将軍が座した国宝、二の丸御殿の大広間。「世界遺産 二条城 冬の特別公開」を機に、造園技術の粋を集めた二の丸庭園の絶景を眺めに出かけてみてはいかがでしょうか。

筆者

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