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だんじりだけではない。大阪の夏祭り! 大迫力のふとん太鼓!

2018年08月09日

通天閣の下を巡行するふとん太鼓(新世界夏祭り)

夏に大阪をはじめとする関西地方を訪れると、運がよければその地域の夏祭りに出くわすことがあります。関西地方では、夏から秋にかけて、いろいろな地域でさまざまなお祭りが開催されています。事前に日程を調べるて参加するのもよいですが、関西来訪がたまたま祭りの日と重なるのも楽しいものです。そんな時は、地元特有の夏祭りに触れてみてください。今回は、毎年7~10月頃にかけて、関西地方のいろいろな地域で開催されているふとん太鼓を紹介します。

大阪のお祭りで数多く見るふとん太鼓とは

新世界のふとん太鼓

大阪の祭りと言うと、だんじりを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は、大阪や泉南、淡路島の各地には、ふとん太鼓と呼ばれる山車で地域を巡行するお祭りがいろいろな地域で行われています。ふとん太鼓とは、正方形の形のふとんを幾重にも重ねた形の山車ですが、上に行くほど大きくなっているのが特徴です。

今回は、インバウンドの方だけでなく、日本人にも人気の新世界(大阪府大阪市浪速区)のふとん太鼓(新世界夏祭り)の様子を参考に、関西地方の夏祭りをお伝えします。

背景も絵になる新世界の巡行

串かつ「だるま」本店を通るふとん太鼓

新世界夏祭りは、廣田神社の氏子地域の一行事として行われます。新世界では、ふとん太鼓やまくら太鼓、御神輿、樽神輿が町内を練り歩きます。

ふとん太鼓の内部は、中央に太鼓があり、「乗り子」と呼ばれる少年4~8名が乗り込み太鼓をたたきながら巡回します。筆者が見学した新世界夏祭りは、通天閣を起点として、町内をくまなく巡行していました。観光地という土地柄、どの場所も絶好の写真スポットなので何枚か紹介しましょう。

上の写真は、新世界の串カツを有名にした名店「だるま」の本店の前を巡行するふとん太鼓。2階から顔をのぞかせている人形は、「だるま」名物、だるま大臣人形です。普通、お店の前に立っているだるま大臣人形は、二度づけ禁止の×のポーズなのですが、このだるま大臣人形は窓からのぞく恰好をしています。

続いて、下の写真は、二合注文すると一合サービスで有名な「やまと屋」の前を巡行するふとん太鼓。新世界はどこで写真を撮っても絵になります。

「やまと屋」の前を巡行中

天王寺動物園の入り口で南に向かうふとん太鼓

進路を南にとるふとん太鼓

御神輿巡行は、まず新世界の中心を東に向かい、その後天王寺動物園の入り口で南に向かいます。通天閣がある新世界は浪速区、天王寺動物園があるのは天王寺区です。このように神社の氏子地域が一致しない場合もありますが、ほかの地域では現在の行政区と重なる場合が多いようです。

新世界は、大阪を訪れる外国籍の旅行者が数多く訪れる場所。この日も御神輿巡行に出会った方々は、立ち止まってシャッターを押すのに忙しそうでした。観光している時に、急に行列に出くわすとびっくりするでしょう。

御神輿巡行は地域の様子を神様が見に行く神事

御神輿に手を振る人たち

御神輿が氏子地域を練り歩くのは、神社で神様の魂を御神輿に乗せて、地域の様子を見に行くためといわれています。御神輿が通ると、仕事を止めて手を振ったりするのは、巡行の行列に対してだけでなく、御神輿にいらっしゃる神様に今年一年元気にやっていますという報告の意味もあるのです。

その後、御神輿巡行は、ジャンジャン横丁の方へと向かいます。ジャンジャン横丁は新世界と新今宮を結ぶ商店街。道幅は狭く、自転車二台がようやくすれ違える程度です。そんな商店街を一行は巡行します。

ジャンジャン横丁を通過するふとん太鼓

新世界市場の中を通過するふとん太鼓

新世界市場を通るふとん太鼓

値札がなく、市場のセリのような感覚で買い物が楽しめるWマーケットで有名な新世界市場。御神輿巡行は、この新世界市場の中も巡行します。

ふとん太鼓は、上の写真のように通るのにギリギリです。この新世界市場の中もジャンジャン横丁と同じくらい幅が狭いのですが、行列は通過していきます。もしかすると、新世界の神輿のサイズは、ここを通ることができるということが基準になっているのかもしれません。

新世界を一周回っていよいよ通天閣へ

通天閣とふとん太鼓

御神輿巡行は、新世界町内を一周して通天閣に戻ってきます。新世界では、午前中に一回、そして午後から一回町内を一周します。氏子さん中心の行事ですが、新世界はもともと観光客が多く、お祭りを見物する人の多くも観光客が中心です。観光がてらお祭りに参加し、たくさんのお祭り写真を撮っているようです。

このように、関西地方では、地域の氏神様ごとに夏祭り、秋祭りが開催されています。事前に日程を調べて行くのよいですし、行ってみてばったりお祭りと遭遇するもまた楽しいでしょう。運よくお祭りに出会えたら、きっとその町のことが大好きになるかもしれません。

夏祭りの開催日は、インターネットを通じて告知されることは稀です。町の中にある掲示板でお知らせされることが多いです。ただし、大阪府堺市では、市内のいくつもの地域でふとん太鼓がありますので、インターネットを通じて告知されることもあります。

ふとん太鼓の後は、新世界観光へ

観光客に人気の新世界

新世界夏祭りは、去る2018年7月23日(月)に終わりましたが、関西地方では、毎年7~10月頃にかけて、いろいろな地域でふとん太鼓が開催されます。関西圏の息吹を直に感じられるふとん太鼓に参加してみてください。

地域のふとん太鼓を楽しんだ後は、観光地・新世界を覗いていきましょう。新今宮に星野リゾートがホテルを開業するとのことで、観光地として今以上に期待される新世界周辺地域。その姿は大きく変わろうとしています。アクセスも便利ですので、大阪に旅行の際はぜひ立ち寄ってみてください。
・JR環状線新今宮駅(徒歩10分)
・地下鉄堺筋線恵美須町駅(徒歩3分)
・地下鉄御堂筋線動物園前駅(徒歩10分)
・阪堺電軌阪堺線恵美須町駅(徒歩3分)

いかがでしたか。関西地方のいろいろな地域で開催されているふとん太鼓を紹介しました。関西地方の夏の熱気を感じに、ふとん太鼓に出かけてみてはいかがでしょうか。

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