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春を探しに【巨大雛飾り】とほっこり北信濃の旅(長野県須坂市)

2018年02月19日

千体のお雛飾り

 長野市から車で北へ30分、蔵の町とし知られる須坂市に春を届けるのが「巨大な雛飾り」です。女子旅にもぴったり、地域の味と共に春を感じてみてはいかがでしょうか。

春よ来い、須坂市の「千体のお雛飾り」

平成のお雛様は、着物がピンクでコンパクトなサイズが増えている
入り口からお雛様が迎えてくれる

 ハートのぼんぼりがキュートな「巨大雛飾り」です。長野県須坂市「世界の民俗人形博物館」では、すっかり季節の風物詩となったイベントです。毎年のことながら、全体をカメラに収めるのが至難の業…。

 「三十段 千体の雛祭り」は、関係者の努力の賜物です。リピーターの方のためにも毎年変化をつけているので、違いを見つけるのが楽しいです。高さ6m、幅7m、展示作業には8日間かかるとか。家族のかたちが変わり、引っ越しや結婚を機に、お雛様が寄贈されることが多くなり、展示したのが始まりとのこと。明治時代の「享保雛」から平成のものまで、顔や着物の違いなど時代の変化を感じてみてはいかがでしょうか。

■世界の民俗人形博物館
・住所: 〒382-0031 長野県須坂市大字野辺1367-1
・URL: http://www.culture-suzaka.or.jp/doll/

時間を忘れてゆったり過ごす、須坂クラシック美術館

須坂クラシック美術館
季節ごとの企画展が面白い。
蔵の町の入口に位置する

 時代がタイムスリップしたかのような空間が広がるのが「須坂クラシック美術館」です。蔵の名残のある入口の建物は、明治初期に建てられ、今は須坂市有形文化財に指定されています。明治時代から昭和の初めまで、製糸業で栄えた面影を感じることができる場所、企画展が穴場です。合わせて、着物で訪れると入館料が2割引きという嬉しい特典つきです。モダンなひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■須坂クラシック美術館
・住所: 〒382-0087長野県須坂市大字須坂371-6
・URL: http://www.culture-suzaka.or.jp/classic/index.html

郷土食「やしょうま」で、春を味わう

やしょうま
季節の和菓子が並ぶコモリ餅店

 北信濃へ来たら、欠かせないのが郷土食「おやき」です。全国でも知られるようになりましたが、お雛様の頃、この地域で食べるのが「やしょうま」というお餅です。
 細長く蒸したお餅が薄く切られて販売されています。断面の切り口は、赤や緑と華やかな色がつけられ、ゴマや海苔を使い豪華な模様があしらわれています。「やしょうま」とか「やしょんま」といわれる所以はさまざまですが、春分に仏様にお供えするお菓子として定着しています。地元で愛される、コモリ餅店でも2月・3月には、店先に並び、地域の食文化を支えてきたのです。季節の和菓子も美味しいのですが、須坂の春は「やしょうま」を食べずには語れません。2・3月限定のため、通の旅になること間違いないです。

■コモリ餅店
・住所: 〒382-0077 長野県須坂市北横町1316-11(駅前桜木町通り)
・URL: http://komorimochiten.com/


 明治・大正・昭和前期まで近代製糸業の町として栄え、蔵が残るのもその名残です。華やかなお雛飾りと共にこの町の持つゆったりした時間が心をいやしてくれること間違いないでしょう。
北信州の春を見つけにでかけてみてはいかがでしょうか。

記事:岡本由季
※本記事は、「日本の歩き方」内、「おでかけガイド」に2015年3月9日に掲載されたものです。

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