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長野・地獄谷野猿公苑「スノーモンキー」、善光寺、須坂「三十段の雛飾り 」、渋温泉の観光・アクセス情報

2020年01月25日

温泉に浸かる親子猿

長野県・地獄谷野猿公苑では、冬の時期、温泉に入るサル(スノーモンキー)が至近距離で見られます。その光景を見に日本人だけではなく、世界中の人々が訪れます。温泉に浸かるサルは、何ともいえない絶妙な表情を見せてくれ、心が和むことでしょう。冬だからこそ行きたい、長野・地獄谷野猿公苑と周辺観光(湯田中・渋温泉、善光寺、須坂「三十段の雛飾り 」)、アクセス情報などを紹介します。

地獄谷野猿公苑の「スノーモンキー」を見に行こう

雪が積もる地獄谷野猿公苑

日本だけではなく、海外でも有名になった温泉に入るサル「スノーモンキー」は、冬の長野観光の風物詩となりました。地獄谷野猿公苑の最寄りのバス停から徒歩約30分、目的地に到着すると・・・・・・。

まず、この表情を見てください。

子供の猿にノミ取りをしてもらいながら・・・・・・

猿の親子でしょうか。子ザルが親ザルの後頭部を毛づくろい(ノミ取り?)しながら、親ザルは目をつぶって・・・・・・。雪見露天風呂で、人間と同じような絶妙な表情で温泉を満喫しているように見えませんか。人間にとっても冬の「雪見露天風呂」は格別ですからね。こんな表情になってしまうのが、よくわかります。

地獄谷野猿公苑には、長野電鉄の湯田中駅から「長電バス」の上林温泉行き路線バスに乗って、終点の上林温泉で下車します。看板に従って雪の遊歩道を歩くこと約30分で、サルのすむ「地獄谷」に到達します。決してアクセス抜群なわけではありませんが、多くの観光客でにぎわっています。

子ザルが観光客のカメラに乗っかって・・・・・・
かわいらしい子ザルがたくさん

「サルの温泉」に、至近距離まで迫ることができます。そんなサルたちを見ようと、多くの外国人観光客がいました。そのような外国人観光客のカメラに、子ザルが興味津々に乗っかってしまいました。かわいらしい表情を見せてくれ、思わずほおが緩んでしまいます。

サルを至近距離で見ることができますが、野生のサルなので餌を上げたり、かわいいからと手を出したりしないようにしましょう。

凛々しい顔立ちのサル

ここの「ボス」でしょうか。人間に対して睨みをきかせて、サルの群れが安心して温泉に入れるように監視しているようにも見えませんか。

かわいらしいサルたちの様子に、寒さを忘れて見入ってしまうでしょう。なお、この地獄谷はサルだけではなく、人間が入る露天風呂もあります。隣接する「地獄谷温泉後楽館」では、宿泊だけではなく、日帰り入浴(12:00~15:00)も可能です。仕切りの無い露天風呂があって、入るのに少し勇気が要りますが、開放感抜群です。たまにサルも入ってくるとか。サルとの混浴ですね。

■地獄谷野猿公苑
・URL: http://jigokudani-yaenkoen.co.jp/

■地獄谷温泉後楽館
・URL: http://www.jigokudanionsen.com/

須坂アートパークの「三十段の雛飾り 」を見に行こう

須坂版画美術館の「三十段の雛飾り」は圧巻!

「スノーモンキー」見学と組み合わせたい周辺観光スポットなどを紹介します。

「スノーモンキー」の鉄道最寄り駅、長野電鉄湯田中駅と長野駅の間にある町が須坂です。町の玄関となる須坂駅は、長野電鉄の特急列車も停車します。

須坂駅で下車し、路線バスあるいは、タクシーで約10分ほどのところにある「須坂アートパーク」で「信州須坂 三十段飾り 千体の雛祭り」を見ていきましょう。須坂アートパークは、公園の敷地内にある世界の民俗人形博物館や須坂版画美術館、歴史的建物園からなり、その3館で雛飾りが展示されるのです。

ハートの型に並べられたボンボリ

世界の民俗人形博物館の館内に入ると、多数の雛人形たちが出迎えてくれます。高さ6m、30段1000体の段飾りは、圧巻です。また、須坂市アートパークが「恋人の聖地」として認定を受けていることもあって、ぼんぼりをハート型に並べた演出もなされています。何ともフォトジェニックで、「インスタ映え」しそうな光景です。

30段の雛飾りを含めて、須坂アートパーク全体で、お雛様の合計が約6000体にもなるそうです。写真ではなかなか伝えきれない迫力と美しさは、現場で体感してみてください。

■須坂アートパーク
・最寄駅: 長野電鉄須坂駅
・営業時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
・開催期間: 2020年1月18日~4月19日
 ※期間中休館日なし
・料金: 大人500円
・URL: http://www.culture-suzaka.or.jp/hinamatsuri/

ノスタルジックで情緒あふれる石畳の温泉街、渋温泉へ行こう

宿泊客は「9つの外湯」に無料で入れる

渋温泉は、長野県山ノ内町にあり、「スノーモンキー」観光の拠点にもなっています。ノスタルジックで、情緒あふれる石畳がある温泉街です。また、渋温泉には「願いをかなえる九湯巡り」として、温泉街の宿の宿泊客は無料で入れる外湯が9ヵ所あります。 その9つの外湯は泉質などにも違いがあるので、温泉を満喫することができるでしょう。

例えば、各外湯について、以下のような特長があります。
・一番湯 初湯: 薄く白濁した湯で、ほのかに鉄のような香りがする
・二番湯 笹の湯: 無色透明の湯で、ほのかに鉄の香りがする
・三番湯 綿の湯: 無色透明の湯で、白い湯花が漂う効能豊かな温泉 など

筆者は、六番湯の「目洗いの湯」に入りました。花粉症の目の痒さが緩和するのでしょうか?  無色透明の湯で、白い湯の花が浮かんでいるのが見られました。ただし、とにかく温泉の温度が熱く、「江戸っ子向き」でした。1日で9つは難しいかもしれませんが、それぞれに特長のある外湯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

『千と千尋の神隠しの世界』の油屋にそっくり! と話題の金具屋

また、渋温泉といえば、映画『千と千尋の神隠し』の世界に登場する「油屋」のモデルになったのではないかといわれている温泉宿があります。木造4階建て、数寄屋造りの建物が出迎えてくれる「歴史の宿 金具屋」です。

文化財の指定をされた建物は、昭和初期に建てられたもの。館内の温泉は、自家源泉からのかけ流しで、8つの湯殿があります。館内だけでも湯めぐりを体験できそうです。

■歴史の宿 金具屋
・URL: http://www.kanaguya.com/

■渋温泉
・URL: https://www.shibuonsen.net/

善光寺へ行こう

国宝の善光寺「本堂」

「遠くとも 一度は参れ 善光寺」「牛に引かれて善光寺参り」。

長い歴史を誇る善光寺は、長野を代表する観光スポットです。せっかく長野駅を通るのですから参拝しないという選択肢はないでしょう。

善光寺は、今から約1400年前に創建されたといわれています。どこの宗派にも属さず、すべての人を受け入れる寺として古くから厚い信仰を集めてきました。明治初年まで「女人禁制」をとる寺院が多いなか、本堂まで女性の立ち入りを認めたという当時としては珍しい対応をしていたそうです。これは寺に伝わる「善光寺縁起」によるもの。

また、「牛に引かれて善光寺参り」は、有名な昔話です。主人公のケチで性根の悪いお婆さんが牛とともに善光寺に来て、信心深いお婆さんに生まれ変わったというものです。これらの話からも善光寺には、昔から女性の参拝者が多いということが分かります。

善光寺へ続く参道

善光寺へ続く参道・仲見世通りは、さまざまな土産物店や飲食店が並びます。参拝の前後で、ゆっくり歩いてみたいものです。

善光寺名物の代表格「八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)」の七味唐からしは、江戸時代から続くものです。参道にある本店では、七味唐辛子を自分好みにカスタマイズすることができるサービスもあり、お土産に最適です。また、長野名物の「おやき」や味噌、蕎麦などの店が多く軒を連ねていて、参道散歩は飽きることがないでしょう。

善光寺へのアクセスは、JR長野駅から徒歩30分。駅から少し離れたところにあります。善光寺へ行く路線バスが駅から頻繁に走っていて、乗車時間は15分程度となっています。

■信州善光寺
・URL: https://www.zenkoji.jp/

長野駅~地獄谷野猿公苑~渋温泉~須坂へのアクセス方法

長野駅の地下ホームで出発を待つ長野電鉄の特急「ゆけむり」号

JR北陸新幹線の長野駅を起点に、「スノーモンキー」が見られる「地獄谷野猿公苑」や渋温泉の玄関口となる湯田中駅へは、長野電鉄を利用します。

おすすめは、通常料金にプラス100円で乗車できる長野電鉄の特急列車「ゆけむり」号の利用です。座席は自由席ですが、展望席に座りたいところです。東京都の新宿と神奈川県の箱根を結ぶ小田急電鉄の特急「ロマンスカー」が、長野電鉄で「ゆけむり」号として「第2の人生」を送っています。運転席が2階にあるので、前面の見晴らしは抜群です。雪景色を走る列車旅は、格別の体験になることでしょう。もちろん、展望席でもさらなる特別料金は不要です。

なお、すべての特急列車に展望席があるわけではありませんので、時刻表を確認しましょう。また、展望席は人気なので、発車30分ぐらい前には並んでおきたいところです。

■長野電鉄
・URL: http://www.nagaden-net.co.jp/

今回ご紹介したスポットを巡るモデルルートは、以下のとおりです。

≪1日目≫
1、 JR北陸新幹線長野駅着(午前)
2、 路線バスで善光寺へ、参拝&ランチ&ショッピング(午前~午後)
3、 長野駅へ戻り、長野電鉄の特急「ゆけむり」号で湯田中駅へ
4、 宿の送迎で渋温泉へ(夕刻)
5、 「9つの外湯」巡り(宿泊)

≪2日目≫
6、 渋温泉から路線バス「長電バス」の上林温泉行きに乗車して終点で下車(午前)
7、 上林温泉バス停から徒歩で地獄谷野猿公苑へ
8、 隣接の「地獄谷温泉後楽館」で日帰り入浴(昼頃)
9、 徒歩、バスで長野電鉄湯田中駅へ
10、 湯田中駅から普通列車で須坂駅へ(午後)
11、 須坂駅から「須坂アートパーク」の「三十段の雛飾り 」を見学(夕刻)
12、 須坂駅、長野駅を経由して帰路へ(夜)

冬の長野へ、出かけてみませんか。

※初回掲載: 2018年1月15日

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