【佐世保グッズプレゼント】バーガーだけじゃない! 九十九島の絶景、海軍ゆかりの地をめぐる佐世保旅(長崎県)

公開日 : 2019年10月09日
最終更新 :
佐世保の展望台から望む九十九島
佐世保の展望台から望む九十九島

長崎県北部、かつての旧海軍の鎮守府が置かれた“軍港のまち”、佐世保。戦後はアメリカ文化に触発された独自の文化を育み、今なお市内に残る歴史的建造物の数々。佐世保バーガーだけではない、自衛隊や在日米軍施設と共存する“佐世保の今”と佐世保の魅力をレポートします。

間近で見る軍艦の迫力に驚愕! SASEBO軍港クルーズ

間近で見る軍艦の迫力に驚愕! SASEBO軍港クルーズ
鎮守府の面影を海から体感しよう

日本の海上自衛隊・海上保安庁、米海軍施設があり、「軍港」と共に歩む佐世保ならではの軍港クルーズがおすすめです。軍港クルーズでは、海軍工廠に由来する造船所を遠くに見たり、船舶が行き交う活気ある港の光景を楽しめます。同時に、佐世保と五島や西海、平戸の島々を航路で結んだ佐世保港について、ガイドの案内を聞きながら巡ることができます。

あぶくま型護衛艦じんつう
あぶくま型護衛艦じんつう

佐世保港では、250トンのクレーンをはじめ日本遺産の構成文化財や海上自衛隊の艦船などを間近で見ることができます。開港から130年を迎える佐世保港の現在の姿を楽しみましょう。

■SASEBO軍港クルーズ
・住所: 〒857-0863 長崎県佐世保市三浦町21-1 JR佐世保駅(佐世保観光情報センター)
・電話: 0956-22-6630
・時間:  土・日・祝日の11:30頃出発(所要約60分)
・URL: https://www.sasebo99.com/tour/?action=view&id=74

「ニイタカヤマノボレ1208」を中継した、旧佐世保無線電信所

「ニイタカヤマノボレ1208」を中継した、旧佐世保無線電信所
旧佐世保無線電信所

大正11(1922)年に完成し、国指定重要文化財でもある旧佐世保無線電信所(針尾送信所)の施設。日露戦争で無線連絡体制の強化が必要となり、旧日本海軍が4年の歳月をかけて完成させました。現在は、高さ136mの巨大な無線塔と、その中心に電信室とよばれた送信施設が残っています。

貴重な無線塔の内部の様子
貴重な無線塔の内部の様子

この無線塔は、太平洋戦争時、真珠湾攻撃の暗号文として知られる“ニイタカヤマノボレ1208”を中継したと伝えられています。3基の無線塔は、いずれも鉄筋コンクリート製で、鉄骨が張り巡らされた内部の様子を見学することができます。

■旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設
・住所: 〒859-3452 長崎県佐世保市針尾中町750
・電話: 0956-58-2718(針尾無線塔保存会)
・営業時間: 9:00~12:00/13:00~16:00
・URL: https://www.sasebo99.com/spot/268/

日本遺産を巡る「海軍さんの散歩道」徒歩ツアー

日本遺産を巡る「海軍さんの散歩道」徒歩ツアー
ガイドの海上自衛隊OB 松尾進さん
佐世保地方総監部敷地内の地下壕「防空指揮所」
佐世保地方総監部敷地内の地下壕「防空指揮所」

佐世保市街の観光スポットを手軽に巡るなら「海軍さんの散歩道」徒歩ツアーがおすすめ。普段は、一般の立ち入りが禁止されている海上自衛隊佐世保地方総監部敷地内の地下壕「防空指揮所」や、2017年に引退した海上自衛隊護衛艦「くらま」内の食堂をイメージした「くらま食堂」などの貴重な場所をはじめ、海軍ゆかりの地を巡ります。

■「海軍さんの散歩道」徒歩ツアー
・住所: 〒857-0863 長崎県佐世保市三浦町21-1 JR佐世保駅(佐世保観光情報センター)
・電話: 0956-22-6630
・時間: 毎週金曜日(7日前までの要予約、所要約3時間30分)
・URL: https://www.sasebo99.com/nihonisan/sanpomichi/

大小208の島々が織りなす自然が見どころの九十九島

大小208の島々が織りなす自然が見どころの九十九島
展望台から望む九十九島
九十九島を眺めながらカフェでひといき
九十九島を眺めながらカフェでひといき

佐世保湾から北へ平戸までの25kmの海域は、208の島々が点在する景観が広がっています。そのうちの有人島は4島、ほかは無人島で全域が西海国立公園に指定されています。8ヵ所ある展望台からの眺めは、九十九島八景と呼ばれています。そのひとつ「九十九島展海峰展望台」からの絶景を見てください。

夕焼けに映える九十九島
夕焼けに映える九十九島

日差しの変化と共に、刻々とその表情を変え、季節ごとの花々や鳥たちが彩りを添える九十九島の景観。九十九島は、何度訪れても感動を与えてくれます。

佐世保に来たならコレは外せない! “佐世保バーガー”

佐世保に来たならコレは外せない! “佐世保バーガー”
“佐世保バーガー”を食べておきたい

昭和25(1950)年、地元の人たちがアメリカ海軍からレシピを聞いて作りはじめたのが起源といわれる“佐世保バーガー”。特徴は、注文を受けてから手づくりをする工程にあります。“佐世保バーガー”といえば、大きなアメリカンサイズと思われがちですが、実際には店ごとにパティやバンズの大きさや味はさまざま。和牛のパティやチキンカツ、肉厚ベーコン、ステーキなど、具材のバリエーションも豊富です。

■佐世保バーガー Big Man(京町本店)
・住所: 〒857-0872 長崎県佐世保市上京町7-10
・電話: 0956-24-6382
・営業時間: 10:00~22:00
・URL: https://www.sasebo-bigman.jp/

艦艇ごとに異なる自衛隊カレーを堪能! 「させぼ自衛隊グルメ」キャンペーン開催中

艦艇ごとに異なる自衛隊カレーを堪能! 「させぼ自衛隊グルメ」キャンペーン開催中
「九十九島海遊」で提供されている“佐世保基地業務隊カレー”

明治時代から海軍の料理として知られていたカレーの味は、佐世保の自衛隊でも受け継がれました。現在は、艦艇や部隊ごとに具材や味付けが異なる多彩なカレーが作られています。その自衛隊カレーを実際に味わうことのできる「させぼ自衛隊グルメ」キャンペーンが開催中です。

上の写真は、「九十九島海遊」で提供されている、じっくり煮込んだルーに大きめの野菜たっぷりのビーフカレー、“佐世保基地業務隊カレー”です。

専用オリジナルフレーム
専用オリジナルフレーム

「させぼ自衛隊グルメ」は、佐世保所属の艦艇・部隊のカレーが市内19か所の飲食店で食べられるキャンペーン(2020年の3月末まで)です。提供店舗(キャンペーン対象店舗一覧はこちら(PDF))で対象のカレーを食べると、その艦艇・部隊のオリジナルピンバッジとシールをもらえます。全店制覇した人には、シリアルナンバーとネーム入りの専用オリジナルフレームが贈呈されます。

■「させぼ自衛隊グルメ」キャンペーン
・URL: https://www.sasebo99.com/gourmet/jieitai/

いかがでしたか。佐世保グルメを満喫しながら、海軍ゆかりの地をめぐる佐世保旅へ出かけてみませんか。

読者プレゼントのお知らせ

読者プレゼントのお知らせ
読者プレゼントのお知らせ

今回、佐世保観光コンペディション協会より、SASEBOロゴ巾着、佐世保バーガーのバーガーボーイ、ボコちゃんピンバッジセットを提供いただきました。特別に、この記事をご覧いただいた方の中から抽選でそれぞれ5名様にプレゼント!

ご応募はこちらから。
※応募期間: 2019年10月9日(水)~2019年11月13日(水)
※ご当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせて頂きます。

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

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