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【愛媛応援読プレ】西日本豪雨から1年、南予地域の今を観光スポットとともにレポート!大洲、宇和島の名産、吉田町のみかん畑(愛媛県)

2019年06月29日

吉田町の豪雨被災農家が設立した「玉津柑橘倶楽部」

2018年7月、未曽有の被害をもたらした西日本豪雨。愛媛県では、人的被害のほか、住家被害や土砂災害、河川被害等が多数発生し、農林水産業など地域の産業にも大きな被害が発生しました。特に被害の大きかった本県西南部・南予地域では、現在も復旧・復興活動が続いています。 そのような中、元気に少しずつ復興への道を歩んでいる地域の人々の今の姿をレポートします。

肱川の氾濫による浸水災害からの再建を目指す、大洲のご当地グルメも堪能「鹿野川荘」

大洲のご当地グルメと天然温泉を満喫できる「鹿野川荘」

西日本豪雨で大量放流した鹿野川ダムのすぐ傍、豊かな自然に囲まれた、大洲のご当地グルメと天然温泉を満喫できる旅館「大洲市交流促進センター鹿野川荘」。災害時には水や土砂が建屋に流れ込み大きな被害を受けましたが、2018年8月より臨時営業、9月には営業を再開。休業中は肱川地区でボランティアにあたっていた西谷忠支配人をはじめ、従業員一丸となって再建に取り組み、同年10月には開放感あふれる露天風呂が完成しリニューアルオープンしました。

鹿野川温泉露天風呂

大きな窓から湖畔が眺められるワイドビューの鹿野川温泉は、なめらかなアルカリ性の天然温泉。滑らかな湯ざわりで、お肌がしっとりとするのを実感できる、良質な鉱泉です。

■大洲市交流促進センター鹿野川荘
住所:愛媛県大洲市肱川町宇和川588-1
電話:0893-34-2000
URL:http://kanogawaso.jp/

豚バラ肉と栗をどんぶりにした「とんくりまぶし」

鹿野川荘では、大洲市の特産である“栗”を用いた独特のどんぶり飯「とんくりまぶし」を食べられます。栗焼酎で甘く炊いた豚バラ肉と栗をオンザライスにしたご当地どんぶり、豚の“とん”と栗で“とんくり”です。角煮丼として味わってもよし、栗の甘味やダシを入れてひつまぶしのように食べるもよし、食べ方によってさまざまな味を堪能できる料理です。

かなりガッツリなダムカレーも提供

「とんくりまぶし」の開発者は鹿野川荘の菊地料理長。愛媛県内で栗の生産量がNo1の大洲市ならではの食材を活かした「とんくりまぶし」をぜひご賞味ください。また、鹿野川ダムを望む鹿野川荘ならではの“ダムカレー”も提供しています。ボリュームはフードファイターレベルなので、お腹をすかせて訪れたいところです。

「道の駅 清流の里ひじかわ」

鹿野川荘から車で5分ほどの距離にあり、肱川ラーメンなどの特産品を販売する「道の駅 清流の里ひじかわ」。こちらも豪雨による大きな被害を受けましたが、営業を再開しています。被害の甚大さを物語る浸水深を示すパネルも展示されています。

■「道の駅 清流の里ひじかわ」
住所:愛媛県大洲市肱川町宇和川3030
電話:0893-34-2700
営業時間:8:00~18:00
※定休日:1月1日

夏の風物詩「大洲のうかい」(日本三大鵜飼)

夏の風物詩「大洲のうかい」

岐阜県長良川・大分県三隅川と並ぶ日本三大“鵜飼い”の一つに数えられる大洲のうかい。屋形船が鵜舟に並行して走り、間近で鵜が鮎を獲える姿を観ながら食事を取り、プレミアムな時間を楽しむことができます。ライトアップされた臥龍山荘や大洲城も望め、日本の情緒溢れる情景を堪能できるほか、案内人と一緒に大洲の町並み散策をしながら、うかい乗船場に向かう「案内人付乗合船」も充実しています。

大洲のうかい公式サイト

■大洲のうかい
住所:愛媛県大洲市大洲649-1
電話:0893-57-6655
営業時間:18:00~20:40
料金:一般乗合船 大人6,000円(税込)/小人4,500円(税込)
※6月1日~9月20日(毎日運行)

急斜面に建つ懸造りの希少建築「少彦名神社参籠殿」

「少彦名神社参籠殿」

「懸造り」と呼ばれる建築様式で参道沿いの北斜面に三方懸けで建てられており、床面積の約9割にあたる部分が山崖に迫り出している「少彦名神社参籠殿」。歴史的な建築物の保存運動を推進する米ワールド・モニュメント財団(WMF)は、WMF2014年版「世界危機遺産リスト」に名だたる世界の名所・名建築と並び選ばれました。少彦名命(すくひこなのみこと)は常世の国から来た神様。大国主神(おおくにぬしのかみ)と国造りをしたといわれています。2017年には、大洲市有形文化財に指定されました。

■「少彦名神社参籠殿」
住所:愛媛県大洲市菅田町大竹乙937-2
※土日・祝祭日(10:00~16:00)は、ボランティアガイドあり。
電話:080-4127-7834 おすくな社中

宇和島名物の鯛めしを新鮮ないけすから。「ハイウェイレストラン宇和島 真珠会館」

伝統的なスタイルで味わう鯛めし

「ハイウェイレストラン宇和島 真珠会館」では、広くゆったりとした店内に本格的な鯛のいけすを備え、いつでも新鮮な宇和海の幸を味わえます。「宇和島風鯛めし」以外にも、見た目鮮やかな千切りこんにゃくの「ふくめん」、鯛の煮汁をつかった「鯛そうめん」、サメを湯通しして水にさらした「ふかの湯ざらし」、など宇和島地方の郷土料理が好評です。

また、リアス式の海岸をもつ宇和島の海ならではの特産といえば、真珠。養殖地として恵まれた自然環境の中、良質な真珠を用いたアクセサリーなども販売しています。

■「ハイウェイレストラン宇和島 真珠会館」
住所:愛媛県宇和島市高串3-58
電話:0895-23-0818
営業時間:8:00~20:00
※年中無休
URL:http://shinjukaikan.com/

泥に埋もれた明治15年創業の老舗醤油屋「旭醤油醸造場」

「旭醤油醸造場」

明治15年創業の旭醤油醸造場は、創業時からの醸造場は国登録の有形文化財になっており、現在は4代目となる夫婦が伝統を守りながら新しい商品づくりにも取り組んでいます。試行錯誤を重ね商品化に成功した「ふりかけポンズ」は、「全国ふりかけグランプリ2015」ソフト部門にて銅賞を受賞。またご主人の実家が栽培する宇和島産ブラッドオレンジの100%ジュースや「ブラッドオレンジポン酢」として販売するなど新しい商品にも力を入れています。

豪雨災害では、建屋をはじめ冷蔵庫やボイラーなど製造に必要な設備が浸水し泥に埋もれてしまいました。

■「旭醤油醸造場」
住所:愛媛県宇和島市吉田町東小路甲112
電話:0895-52-0242
営業日:月曜~土曜 8:30~17:00
※定休日 日曜・祝・祭日
URL:http://asahi-syouyu.com/

被災で諦めかけた“じゃこ天”を発売。「はるちゃん天ぷら」

「はるちゃん天ぷら」

愛媛の特産品“じゃこ天”の製造・販売を行う「はるちゃん天ぷら」では、吉田町の漁港で5人の女性が無添加にこだわったじゃこ天をひとつひとつ手作りしています。毎日600枚揚げるという“じゃこ天”は、地元民をはじめ遠方から買い求めに来る人がいるほどの人気です。

じゃこを捌く地元の女性たち

西日本豪雨では、製造に使う機械が水没・故障、工場は浸水、それぞれの自宅も被災するな
か、クラウドファンディング等支援を受けながら少しずつ復旧に取り組み、地道に新商品開発を進めてきました。これまで保存料を使っていないため消費期限は1週間ほどでしたが、無添加のままで凍結しても3ヶ月以上味が落ちない「アルコールブラインド凍結」を導入、吉田町の味を全国へ届けています。

■「はるちゃん天ぷら」
住所:愛媛県宇和島市吉田町奥浦296-1
電話:0895-54-0263
営業日:電話対応 毎週火曜~土曜 9:00~16:00
天ぷら揚げ日 毎週木曜~日曜
※5月と8月後半は禁漁期間のため休み
URL:https://s-kinahaiya.shop-pro.jp/
※きなはいや インターネット店

被災した若手みかん農家が結束し、産地復興を目指す「玉津柑橘倶楽部」

「玉津柑橘倶楽部」

吉田町玉津地区は40代以下の若い後継者が約45名という全国でも珍しいみかんの生産地です。それでも農家の高齢化が進んでおり、高齢化による耕作放棄地の対策として、若手農家で園地の管
理を請け負い園地を守っていけないかと数年前から構想していました。そんな中、西日本豪雨災害が発生。被害を受けた園地を手放す人が増えてはいけないと考え、若手みかん農家12人で玉津柑橘倶楽部を創設しました。

今でも復旧できないみかん畑と機器類

宇和海に面した急斜面を切り開いて作られたみかんの段々畑が、壮大で美しい景観を形成する宇和島市。愛媛有数のかんきつの一大産地・吉田町も西日本豪雨災害で甚大な被害を受けました。みかん園は広範囲にわたってなぎ倒されて大切なみかんの木は土砂に埋もれ、民家を飲み込み海岸まで達する土砂崩れ、至る所で川が氾濫し、道が崩れ、浄水場が壊れて断水し住居から事業所まで大きな被害が発生しました。玉津地区では、みかん畑の全体の約2割に土砂が流れ込むという深刻な被害状況で、段畑で作業するには欠かせないモノレールやスプリンクラー、みかん畑へと続く農道も至る所が破壊されました。

復興みかんジュースをネット販売中

災害から1年経った今も手つかずの畑や農道などがあり、元の姿を取り戻すためにはまだまだ時間がかかります。新たに植えたみかんの木も収穫できるようにまでには5年もの年月がかかります。玉津柑橘倶楽部では、そんな玉津のみかん畑を復活させるべく、玉津みかんを使った“復興みかんジュース”の販売をはじめ、みかんボランティアやアルバイトのマッチングをおこなっています。みかんと共に歩む、次の50年、100年先を見据えた活動を知って、応援してください。

■「玉津柑橘倶楽部」
住所:愛媛県宇和島市吉田町法華津6-82-2
電話:0895-52-7130
URL:https://kankitu-club.com/

【追記】平成30年7月豪雨災害西予市追悼式

2019年7月7日におこなわれた追悼式

平成30年7月豪雨災害から1年となる令和元年7月7日、愛媛県西予市立野村小学校体育館にて追悼式が執り行われました。追悼式には、ご遺族、関係者、一般参列者など約320名が参列。管家一夫西予市長は、お亡くなりになられた方々への追悼の意やご遺族へのお悔やみ、被災された方々へのお見舞いを述べたのち、支援への感謝と復興への決意を新たにしました。

また、遺族を代表して小玉恵二さんが「これからも復興に向けて様々な困難はありますが、一歩ずつ着実に歩み続けていくことを、犠牲になられた方々に誓います」と追悼の言葉を述べました。参列者は献花台に花を手向け、犠牲者の冥福を祈りました。

がんばるけん!えひめけん応援読者プレゼントのお知らせ

ご当地キャラ“みきゃん”のかわいいグッズの詰め合わせ

今回、復興に向けて取り組む愛媛県と、ご当地キャラクターの“みきゃん”から、みきゃんグッズの詰め合わせを提供いただきました。特別に、この記事をご覧いただいた方の中から抽選で10名様にプレゼント!

ご応募・応援はこちらから。
※応募期間:2019年6月29日(土)~2019年7月28日(日)
※ご当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせて頂きます。


■みきゃんグッズの詰め合わせセット内容
クリアファイル/ミニタオル/三色ボールペン/うちわ/シール(大)/シール(小)/メモ帳/缶バッジ/みきゃん名刺

はるちゃん天ぷらメンバー

6,500戸以上もの家屋や建物が全壊、半壊などの被害に遭い、未曽有の被害をもたらした西日本豪雨から1年、西予の今は、復興に向けた元気と活力を県内外のみなさんからもらってがんばっていました。令和最初の夏、復興をがんばるけん、えひめけんへのご旅行はいかがでしょうか。

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