ラーメンで"地宝奏盛" 秋田・仙北市 地元愛こめて一杯を♪

公開日 : 2019年03月02日
最終更新 :
佐藤大志社長が手にする特製のどんぶりには辰子姫が!!=三浦貴大さん撮影
佐藤大志社長が手にする特製のどんぶりには辰子姫が!!=三浦貴大さん撮影

 日本で最も深く、瑠璃色に輝く神秘的な田沢湖を擁する秋田県仙北市。秘湯、乳頭温泉郷の宿「鶴の湯」があることでも知られます。その宿がJR田沢湖駅前で営んでいるそば店「そば五郎」。地元愛をこめたラーメンが登場し話題となっています。


 店の開店は2006年。麺類が大好きだった祖父・五郎さんに連れられ各地の麺屋を巡った幼少期の思い出から、店名に「五郎」を冠しました。地元産そば粉を使った十割そばが自慢の店。このほど新たな看板が誕生しました。
「地元の人にも『こんな素敵な味があるんだ!!』と感じてもらい、それが街の活力になってほしい」と、社長の佐藤大志さん(45)が意気込むのが仙北の味覚にこだわった「ラーメン五郎」です。

 地元で放牧された豚をベースにした薫り豊かな豚骨しょうゆスープとザク切り焼豚。自家製シコシコ極太麺に、雪化粧した乳頭山のように盛られているのは近郊で採れた新鮮なモヤシとキャベツ。

 そして、大盛・特盛だけの特典があります。田沢湖を模した青いどんぶりの底に、龍と化した伝説のヒロイン辰子姫が描かれていて、スープを飲み干した勇者にだけにほほえんでくれます。ただ、辰子姫が”伝説の美女”であるように、「ラーメン五郎」が食べられるのは、毎月22日からの3日間に限られます。

 店長の塚本浩司さん(38)は「常に同じレベルの味を提供し続けたい」と唱えます。そのひたむきさ、地元産へのこだわりが、自慢の一杯につながっているのでしょう。

 地域の発展を切に願う人たちが、地の宝を奏で盛ります。まさに"地宝奏盛"(ちほうそうせい)です。ぜひ一度ご賞味あれ。

■そば五郎
・住所: 〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内字水尻59-40 駅前物産館「田沢湖市」内
・電話: 0187-43-3511
・営業: 11:00~17:30(盆と正月前後は短縮有。年中無休)
・URL: http://www.tsurunoyu.com/sobagoro.html

 この記事は、全国商工会連合会が地域活性化のキーマンとなる若手経営者育成のため開催した「次世代地域リーダー塾」プログラムの中で、毎日新聞記者の指導を受けて作成されたもので、「地球の歩き方ニュース&レポート」でも掲載しました。
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