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「いぐね」のある風景を見つけてみませんか?(福島県・大玉村)

2018年05月04日

 大玉村は、福島県中通り地方の中央に位置する面積79.44平方キロメートルの小さな村です。村の西北には、標高1,700mの安達太良山があり、そのなだらかな稜線を仰ぐ田園風景とイグネに囲まれた集落が村内各地で見られ、村のシンボル的な景観となっています。

マイナスイオンたっぷり! 遠藤ヶ滝遊歩道

晩秋の遠藤ケ滝

 杉田川渓谷沿いの遠藤ヶ滝遊歩道は、マイナスイオンがあふれ数々の滝が存在します。駐車場から約30分で大岩の間から流れ落ちる遠藤ヶ滝にたどりつきます。

 この滝は平安時代の武士遠藤盛遠、後の文覚上人が滝に打たれ修行した場所といわれています。滝の横の大きな岩の下には盛遠が帰依した不動明王の本尊があります。

三日月の滝

遠藤ヶ滝の少し下流にある三日月の滝は扇型の見事な広がりを見せます。

紅葉の時期の遠藤ケ滝
遠藤ヶ滝不動尊秋季祭礼 火渡りの行

 遠藤ヶ滝遊歩道の始まりにある遠藤ヶ滝不動尊では、5月と9月に例大祭が行われます。9月の秋季例大祭では一般の方も火渡りの行を体験することができます。秋季例大祭は、9月第3日曜日です。


■遠藤ヶ滝不動尊
・住所:〒969-1302 福島県安達郡大玉村玉井南町188
・URL: https://www.vill.otama.fukushima.jp/kankou_shiseki/spot/shizen/endougataki/

【大玉温泉・金泉閣】~「湯つなぎ」 は 「世(代)つなぎ」という想い~

小宿ならではの魅力がいっぱい!

 四季折々の表情も豊かにそびえ立つ安達太良連峰の山懐に抱かれて、大玉温泉「金泉閣」があります。林の中に純日本建築の枠を極めた贅沢な佇まい。自然の岩肌をそのままに作り上げた大露天風呂が見事です。

湯船から掛け湯で汲み上げた分、清涼な湯が後人につながります

 当初の温泉は単純泉で温度も25度しかありませんでしたが、平成7年にボーリングを始め、平成9年7月31日には新源泉からお湯を汲み上げるようになりました。

 湯温は60度以上あり、泉質も炭酸水素ナトリウム塩泉に変わりました。その柔らかな肌触りのお湯は、温泉通を魅了し、美人の湯として好まれ、関東、仙台、新潟などからの宿泊客が訪れます。


■大玉村温泉 金泉閣
・住所:〒969-1301 福島県安達郡大玉村大山字大皿久保110-5
・URL: https://www.vill.otama.fukushima.jp/kankou_shiseki/syukuhaku/otamaonsen/

大玉村産米100%の地酒と、酵母牛

二つの特別純米酒、【十二神楽(左)】と【田植おどり(右】)

 お酒の味には、五味があると言われます。甘.辛.酸.苦.渋で、酒の評価は五味の調和と言われています。

 【田植おどり】は、大玉村産コシヒカリ100%使用で味のしっかりとした米の香りとコクのある味わいが特長です。一方、【十二神楽】は独自開発の酒造好適米「夢の香」を100%使用したフルーティでまろやかな味わいです。どちらが舌に合うか、飲み比べてみてください。

あだたら高原酵母牛

 もう一つのイチオシは、安達太良(あだたら)山の麓で豊かな自然と美味しい伏流水を飲みのびのび育った【あだたら高原酵母牛】です。アクが少なく、風味豊かでやわらかいお肉です。

「豊作の風景」(写真:渡辺 長義)

こんな自然に囲まれて育った牛なら、美味しいのもうなずけます。

あだたら酵母牛を食べられるレストラン・施設

■アットホームおおたま(※温泉もあり、宿泊もできます)
・住所:福島県安達郡大玉村玉井字前ケ岳国有林7班に13小班
・URL: https://www.vill.otama.fukushima.jp/athome/


■弥屋(わたるや) ※夜オススメ!
・住所:福島県安達郡大玉村大山字仲の内143-5

<世界初!マチュピチュ村と友好都市を締結した大玉村>

 平成27年10月26日に世界で初となる世界遺産マチュピチュの麓になるマチュピチュ村と友好都市を締結しました。平成26年10月に日本で最も美しい村連合に加盟し、景観や伝統文化を後世に継承する活動を行っています。

 肥沃な大地で採れる米や野菜、果物、蕎麦などは自慢の農産物で、豊かな自然で育った牛肉もご賞味頂けます。大玉村を堪能してください。

今始まる、日本で最も美しい村への旅

日本で最も美しい村連合

 NPO法人「日本で最も美しい村」連合・通称、美しい村連合は、2005年に7つの町村からスタートしました。その頃、小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなって来た時期でもありました。

 フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスの最も美しい村」運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動をはじめました。将来に残したい日本の美しい村を巡る旅に出ませんか?

※本記事は、「日本の歩き方」内、「おでかけガイド」に2016年4月22日に掲載されたものです。

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