【観光スポット編】親子で行きたいアメリカ・サンフランシスコ旅行

公開日 : 2019年04月22日
最終更新 :
ハイキングコースを通って絶景のビューポイントへ ©iStock
ハイキングコースを通って絶景のビューポイントへ ©iStock

親子で行きたいアメリカ・サンフランシスコのおすすめ観光スポットを紹介します。アメリカ西海岸の大都市、サンフランシスコには、子供と一緒に楽しめる観光スポットがたくさんあります。坂道を上るケーブルカーに乗って眺める街の景色は、とってもステキ! ランドマークにもなっているオレンジ色の橋、ゴールデンゲート・ブリッジを渡るだけでも、子供にとっては一生の思い出になるのでは。今回は、サンフランシスコ在住の筆者が親子旅行をコーディネートした様子を紹介します。

海外ドラマのロケ地「アラモ・スクエア」

海外ドラマのロケ地「アラモ・スクエア」
目の前に広がる「ペインテッド・レディース」

「アラモ・スクエア(Alamo Square)」は、アメリカ・サンフランシスコの街全体を見下ろせる高台にある芝生の公園です。アメリカの人気ドラマ『フルハウス』のロケ地としても有名ですから、知っている人も多いのではないでしょうか。

「アラモ・スクエア」の近辺には、1890年代後半に建てられた「ペインテッド・レディース(Painted Ladies)」の愛称で親しまれているビクトリア様式の住宅街があります。パステルカラーのかわいらしい家々が隙間なく建ち並び、女の子やママ達は、「かわいい~♡」と狂喜乱舞のセルフィー撮りになること間違いありません。

体を思いっきり動かせる広場
体を思いっきり動かせる広場

「アラモ・スクエア」には、ドッグランも併設されていて、たくさんのワンちゃんが遊びまわっています。アメリカでは肖像権が細かく規定されていますので、ワンちゃんの写真を撮る時は必ず声をかけて了承を得てください。

「ダメ!」と言われることはほとんどありませんが、法律上の問題はもちろんのこと、エチケットの意味合いもあり、必ず聞くようにしましょう。ほかにも、お店のなかなど撮影してもよいか迷った時は、ためらわず確認するようにしましょう。

坂道はちょっと汗をかくぐらいのよい運動
坂道はちょっと汗をかくぐらいのよい運動

男の子は、思わず走り回ったり、木に登ったりしそうです。海外旅行中は、運動量が少なくなることが予測されます。親御さんは大変かもしれませんが、子供達の体調管理も考え、思い切り体を動かして遊べる観光スポットを選ぶのが、親子旅行を楽しむ秘訣かもしれません。

サンフランシスコを一望「マリン・ヘッドランド」

サンフランシスコを一望「マリン・ヘッドランド」
「マリン・ヘッドランド」からの眺め

次に紹介するのは、言わずと知れたサンフランシスコのランドマークでもある「ゴールデンゲート・ブリッジ(Golden Gate Bridge)」です。

まずは、少し離れた所から「ゴールデンゲート・ブリッジ」の全貌を眺めてみましょう。「マリン・ヘッドランド(Marin Headlands)」は、橋とサンフランシスコの街並みを一望できるビュースポットで、地元の人達にとっては人気のハイキングコースになっています。あちらこちらに大砲台の跡があり、かつて軍事拠点だったことを知ることができます。

「マリン・ヘッドランド」から「ゴールデンゲート・ブリッジ」を眺めていると、子供達から質問がありました。

「頭をぶつけた船はいないの?」

「(苦笑)いませんよ」

その先には、ポイント・ボニータ岬の灯台が
その先には、ポイント・ボニータ岬の灯台が

ポイント・ボニータ岬(Point Bonita)に向かって走り始めた男の子。

進入禁止の場合は、絶対に立ち入らないこと!
進入禁止の場合は、絶対に立ち入らないこと!

無念。ただいま封鎖中(Closed)の張り紙。

ポイント・ボニータ岬の灯台は、天候の関係で閉鎖になることがあります。でかけるなら、風のおだやかな午前中の方がよいでしょう。

なお、公園などにある進入禁止区域には、「Keep Out」の黄色いテープや「Area Closed」の赤色の表示があります。子供達には、絶対行ってはいけないことを約束させましょう。公園管理局の管轄内で違反した場合は、当人達が思っている以上に厄介なことになります。旅行者だからという理由は通用しません。

歩いて渡る「ゴールデンゲート・ブリッジ」

歩いて渡る「ゴールデンゲート・ブリッジ」
世界一美しいといわれる橋

遠景から全体を眺めた後は、世界一美しい橋「ゴールデンゲート・ブリッジ」を歩いて渡ってみましょう。手すりの間にはいろいろな国のコインが落ちていて、各地から観光客が訪れる世界的な建造物であることを実感します。

ジャンプして橋梁にタッチ!
ジャンプして橋梁にタッチ!
パトロール中のブリッジ警察
パトロール中のブリッジ警察

パトロール中のブリッジ警察に遭遇。みんなでお巡りさんと記念写真を撮りました。警察官や消防士は、子供にとって憧れの的。緊急時でなければ、一緒に写真撮影OKです。恥ずかしがらずに思い切ってお願いしてみましょう。

珍しい車がいっぱい
珍しい車がいっぱい

朝夕の渋滞解消のため、「ゴールデンゲート・ブリッジ」は車線を変えます。その作業をする車両が「ジッパートラック(Zipper Track)」です。では、どうやって車線を変えるのか。子供達は、話を聞くより実際の作業の様子を見てすぐに理解してくれました。やはり「百聞は一見に如かず」のようです。

ほかにも、消防のはしご車は、前輪と後輪が別々に動いたり(4WS)、オートドライブのテスト走行車があったり、販売前の新車のテスト走行をしていたりと、「ゴールデンゲート・ブリッジ」には珍しい車がたくさん走っています。車の好きな子供には、いろんな場所でシャッターチャンスがあります。

待ち時間なし「カリフォルニアズ・グレートアメリカ」

待ち時間なし「カリフォルニアズ・グレートアメリカ」
「カリフォルニアズ・グレートアメリカ」の入園口

「カリフォルニアズ・グレートアメリカ(California's Great America)」は、アミューズメントパークとウォーターパークが一体となった施設で、あらゆる年代の人が楽しめる遊園地です。迫力満点の乗り物や家族向けのショーやゲームがあり、親子一緒に一日中遊ぶことができます。

スリル満点の木製ジェットコースター
スリル満点の木製ジェットコースター

日本の遊園地は、1~2時間待ちが当たり前と子供達が教えてくれました。「カリフォルニアズ・グレートアメリカ」では、ほとんど待ち時間なしでいろいろなアトラクションが楽しめます。まさかの待ち時間なしで、子供達はかなりカルチャーショックだったようです。

軋みと音がすごい木製ジェットコースターは、「カリフォルニアズ・グレートアメリカ」の人気アトラクションです。訪れた日は、待ち時間なしの2回連続で体験することができました。子供達はもっと乗りたそうでしたが、付き合わされる大人の方がギブアップ!

いかがでしたか。親子で行きたいアメリカ・サンフランシスコのおすすめ観光スポットを紹介しました。春の大型連休や夏休み、冬休みなど子供が長い休みに入ったら、親子揃ってアメリカ・サンフランシスコを訪ねてみませんか。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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