海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP >ニュース&レポート >観光 >北米 >アメリカ >サンフランシスコ(カリフォルニア) >真のハイエンド寿司懐石「はしり」サンフランシスコで一番のお寿司屋さん

真のハイエンド寿司懐石「はしり」サンフランシスコで一番のお寿司屋さん

2017年04月25日

寿司カウンター

一昨年のオープンと同時にミシュランレストランとなった「はしり」です。そしてサンフランシスコで最も高いお寿司屋さんとしても話題を呼びました。

日本食はやはり日本で食べるのがいいと思っていたのが、今回行ってみて日本じゃなくても素晴らしい懐石・お寿司を提供してくれるレストランがあり、敷居が高そうだったけど実際に行ってみたらその価値のあるレストランだったのでその覚書も兼ねご紹介しますね。

ディナーは「おまかせ」のみで八寸、お椀、お造り、温もの、焼き物、お口直しの後、握り、赤だし、デザートというコースで、テーブル席で250ドル、なかなか予約が取れない寿司カウンターでは300ドルです。お酒ペアリングは150ドル9種類サーブされ、今回は思い切って酒ペアリングも頼んでみました。

酒ペアリング

獺祭39
酒八寸

「八寸」は、天然桜鯛の子旨煮、竹の子鰹煮、カリフラワーすり流し、胡麻豆腐ウニのせ、ホタルイカたれ焼きです。酒ペアリング「獺祭39純米大吟醸」でした。

西田田酒
お椀
「お椀」は、海老しんじょうを主にワラビや木の芽は春を感じます。焼麩がもっちりして食べ応えありました。椀ダネは大きめなでお汁も適度な塩気でふくよかな風味の特別純米酒とよく合いました。おかげで少しお腹が落ち着いた感じです。


ひまわり酵母
お造り

「お造り」は、お花の組み合わせで、パンジーの濃い紫とシソのピンク色が素敵。天然ヒラメを削いでお出しをジュレ(ゼリー状)にしたものです。塩加減もよくジュレもすっかりいただきました。合わせたお酒が女性を意識して作られたそうですがなんと「ひまわり酵母」で作られた純米吟醸、まさかと思ったのですが本当に花粉の風味するんです。

梵無濾過生酒
天然桜鯛の一口ご飯蒸し茶漬け

八寸で鯛の子が出ましたが「温もの」は桜鯛の蒸しご飯をお茶漬けでいただきました。お出汁は目の前で注いでくれるので海苔がペタっとしません。木のスプーンが添えてあります。

龍力コメのささやき

大吟醸と熊本牛のたたき

熊本牛のたたき

次もワイングラスでサーブされた大吟醸と「焼き物」熊本牛のたたき。アスパラガスをテリーヌにして揚げているので香ばしさと野菜の旨味が凝縮、ギョウジャニンニクを軽く焼いたのがおもしろい食感でした。エンドウ豆のピュレ(お味噌だそうです)が甘くてお肉ともよく合ってました。

金柑と生姜の炭酸水

口直しの炭酸水には金柑と生姜が入っています。

ここでペアリングのお酒は一気に3種類です。ワイン樽をくり抜いた台にぐい呑にたっぷり注いでくれました。

三種のお酒

寿司

白身の握り
ここからは寿司シェフの本領発揮です。カツオのお醤油と共に、鯛、カマス、ノドグロ、鯵(もう一つ忘れてしまった)ネタの鮮度、熟成度、炙り具合、をそれぞれ微妙に変えていて食感、香り、温度が計算し尽くされた一貫一貫。シャリがホロっとホロホロと涙がホロホロと溢れそうなくらいいい塩梅に口の中で崩れる。お寿司って握っても口に入れた瞬間崩れなきゃいけないんです。


おまかせその二

次は、マス、漬け、大トロ、ウニ、巻物は明太子、焼印付き卵焼き、生意気ですが、どれもいい仕事してるネタの上を飾り立てたのが目立つ最近のお寿司から見るとシンプルですが、決してネタをだいなしにしていません。

エンガワ、蝦蛄
赤だし

「追加で何か握りましょうか」と言われ、握りアラカルトのメニューを見せてもらった頃には既に頭の中のドルマークもすっ飛んでました。エンガワと蝦蛄を追加(一貫10ドル)し、頃合いを見計らいサーブされた「赤だし」の蓋を開けて量の少なさにびっくりしたけど、香しい木の芽も一緒にくいっと飲んだらお腹にきちんと収まりました。この量はちょうどいいようです。

最後のペアリング

獺祭50濁り酒濁り酒焼酎

すっかりレストランの手中に入ってしまった我ら、和かな表情がとても印象的なマネージャーさんが、最後のペアリングの獺祭濁り酒をフルートで注いでくれました。

「デザート」は、一口では食べきれない大粒「あまおう(甘王?)」と桜餅、バナナブリュレ、ラムアイスクリーム。ここまで全てのお料理の写真に撮っていたのに、最後のデザートはすっかり忘れてしまいました。ごめんなさい。そしてお茶をすすりながらお会計をもらい、お持ち帰り用の西京味噌のマカロンは帰ってからのお楽しみです。

さて、およそ3時間半の寿司懐石コース。$250(料理)+$150(ペアリング)+$20(追加)でした。チップ込みでチェックを持ってきてくれるので煩わしい計算も必要なしです。

一人約500ドルは、決して安くはありません。物価の高いサンフランシスコでも一番値段の高い寿司屋さんと言われるだけありましたが、誰一人その値段について言わなかったのが不思議です。斬新なアイディア懐石、感動を呼ぶお寿司、器の素晴らしさ、そして心からのおもてなしも含め本当のハイエンドレストランです。

いろんな意味で「サンフランシスコで一番のお寿司屋さん」だと思います。

それでもやっぱりですよね、火曜日~木曜日の5時半からウォークイン限定ですが、少し小さいコースの寿司懐石をやっています。ハッピーアワーのようですよ。

【データ】
店名:はしり(HASHIRI San Francisco)
住所:4 Mint Plaza San Francisco, CA 94103
Tel:1-415-908-1919
URL:http://hashirisf.com
営業時間:火曜日~土曜日17:30~20:30
休み:日・月

東京代官山にもあります。
URL:http://hashiri.jp


お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

このニュースに関連する他のニュース

アメリカの現地ツアー

おすすめの記事