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「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」がユネスコ世界文化遺産に登録決定!(オーストラリア・ビクトリア州)

2019年07月17日

世界文化遺産に登録された「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」 ©Visit Victoria

世界文化遺産に登録された「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」を紹介します。オーストラリア・ビクトリア州のバジ・ビムは、世界最古といわれている水産養殖地です。ビクトリア州では、2004年に登録された「ロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトン庭園」に続き、2つ目の世界遺産です。オーストラリア全体では20番目の登録となります。

「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」とは!?

6,600年前に開発された世界最古の水産養殖地 ©Visit Victoria

2019年6月30日(日)~7月10日(水)、アゼルバイジャン共和国の首都バクーで開催された国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は、オーストラリア・ビクトリア州の「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」を世界文化遺産に登録することを発表しました。

ビクトリア南西部「世界で最も美しい海岸線」といわれるグレート・オーシャン・ロード近郊に位置するバジ・ビムは、オーストラリアの先住民グンディッジマラ族(Gunditjmara)の人々によって6,600年前に開発された世界最古の水産養殖地です。

「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」の特徴

アボリジニの遊牧生活とは異なる遺跡群

バジ・ビムは、ほぼ100平方キロメートルにわたりウナギ漁の仕掛けや堰など複雑なシステムを用いていた歴史があり、遺跡からは一般的に考えられているアボリジニの遊牧生活とは異なることがわかっています。

マウント エクルズ(Mt. Eccles:現在は死火山)の玄武石を利用し、石造りの円形住居を築き定住していたことや養鰻のために川の流れを変えるなどの工事も行っていたといわれています。

今回、グンディッジマラ族の子孫によって10年以上にわたり伝えられ、文化的景観の価値が認められることとなりました。

「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」の観光施策

養鰻のために川の流れを変える工事を行っていた

グンディッジマラ族の人々は、過去5年間、バジ・ビムの世界遺産リストに登録された候補の開発において、ビクトリア州政府およびオーストラリア政府と密接に協力してきたそうです。今後は、バジ・ビムを世界的に有名な観光地として発展させ、文化的景観を共有していきます。

ビクトリア州政府は、観光インフラプロジェクトを支援し、バジ・ビムマスタープランを実施するため、Gunditj Mirring Traditional Owners Aboriginal Corporationに総額1,300万ドルの公約について支持を示しているそうです。

マスタープランでは、今後10年から25年の間に年間15万人以上の来場者を集めるという最終目標を掲げて、3段階にわけて達成していきます。また、マスタープランのなかで観光客の増加が地域に悪影響を及ぼさないように、持続可能な形で迎え入れの必要性を認識しているといいます。このプランは、今後数年間継続する予定だそうです。

バジ・ビム(オーストラリア・ビクトリア州)への行き方

メルボルン(オーストラリア・ビクトリア州)の街並み

バジ・ビム(オーストラリア・ビクトリア州)へ行くには、自動車を利用します。ビクトリア州・メルボルン市内から自動車で約4時間30分です。もしくは、近郊の空港(ワーナンブール、ポートランド)まで小型機(チャーターフライト)を利用してアクセスする方法があります。

■ビクトリア州政府観光局(Aboriginal Victoria)
・URL:http://bit.ly/Budj-Bim-Aboriginal-Victoria

いかがでしたか。世界文化遺産に登録された「バジ・ビム(Budj Bim)文化的景観」を紹介しました。世界最古の水産養殖地を観に、バジ・ビム(オーストラリア・ビクトリア州)へでかけてみませんか。

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