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西オーストラリア州で出合えるユニークな動物17種!陸・海・番外編

2020年07月05日

世界最大の魚類、ジンベイザメ

西オーストラリア州には、オーストラリア固有の珍しい動物や海洋生物がたくさん生息しています。カンガルーやコアラなどおなじみの動物からエリマキトカゲなどの珍しい動物まで、州都パースを中心に、陸・海・番外編と分けて17種の生物・動物をご紹介します。

西オーストラリアで出合える動物たち

浅瀬で泳ぐイルカ

1億年以上前にゴンドワナ大陸から分離し、孤立した大陸となったオーストラリアは、ここにしか生息しない固有種の宝庫です。有袋類、単孔類、有胎盤類と3種類すべての哺乳類が生息する数少ない大陸のひとつで、その種類は多様性に富んでいます。
代表的な固有種の有袋動物は、外敵の影響を受けずに乾燥した大地で独自の進化を遂げ、現在約140種以上が生息しています。西オーストラリアでは豊かな自然の中で、希少種を含むさまざまな動物たちと出合うことができます。

陸の生き物たち

地球温暖化によって砂漠化が進んだ状況でも生き残れる確率が一番高いといわれているカンガルー

オーストラリア全土には50種類以上のカンガルーが生息しており、後退できず前進することからエミューと共にオーストラリアの国章のモチーフにもなっています。
西オーストラリアでは、体長120cmほどのウエスタングレイカンガルーが南部に、体長140cm以上と大型のアカカンガルーと100cm前後のユーロカンガルーが内陸部や北部に生息しています。アカカンガルーは時速約70kmで跳躍することもできます。エスペランスにある白浜のビーチ、ラッキーベイには野生のカンガルーが頻繁に現れ、オーストラリアでも珍しい光景が見られます。

カンガルーは母親のお腹の袋(育児嚢)の中で生まれたての赤ちゃんを育てる、ユニークな進化を遂げた動物=有袋類に分類されます。袋は赤ちゃん用と子ども用に分かれ、カンガルーの中には3世代の子供を一度に育てられる種もいます。

ラグビーオーストラリア代表のマスコット、ワラビー

ワラビーは体長30cmほどの小型のカンガルーです。森林地域や都市近郊などに幅広く生息しています。野生のワラビーは臆病なので、近づきすぎないように気をつけましょう。

見ているだけで癒やされるかわいい人気者、コアラ

コアラとは先住民の言葉で「水を飲まない」という意味。ユーカリの葉を常食し、エネルギーを保持するため1日の大半を休むか眠ったまま過ごします。
パースから北に車で45分のところに位置するヤンチャップ国立公園では、自然のままの環境が保持され、ユーカリの木々が茂る遊歩道を散策しながら野生のコアラを見ることができます。
また、パースから車で約30分のところにある広大な敷地に約200種類もの動物を集めた「カバシャムワイルドライフパーク」では、コアラやウォンバットと一緒に写真を撮ることも可能です。

お腹の袋が下向きに開いているのが特徴のウォンバット

カンガルーやコアラと同じ有袋類で、穴掘りが得意な夜行性の動物がウォンバット。ずんぐりとした体型が愛らしく、普段はおとなしいですが、短距離なら時速40kmで走ることもできます。

エミュー Ⓒashhelen16(Instagram)

オーストラリアには800種類以上の鳥類が生息し、その半分の種類はオーストラリア以外では見ることができないと言われています。
ダチョウに次いで大きな身体を持つエミュー。羽は退化していて飛べませんが、時速約50kmで走ることができます。多くの鳥が夫婦で子育てをするのに対し、エミューのメスは卵を産むと巣を離れ、抱卵や育児はオスが行います。
ピナクルズの奇岩群で知られるナンバン国立公園や、赤土の断崖や渓谷が広がるケープレンジ国立公園、世界遺産登録のシャークベイなどで野生のエミューに出合えます。
また、過酷な自然環境に適応する強い生命力を持ったエミューのオイルは、化粧品や免疫療法などに利用され、治療薬としての効果が注目されています。

西オーストラリアの州鳥、ブラックスワン

真っ黒な身体と真っ赤なくちばしが特徴のブラックスワン。パース中心部を流れるスワンリバーや、自然保護区に指定されるモンガー湖で多く見られます。パースでは、スワンと言えば白鳥ではなくブラックスワン(黒鳥)のことを指し、スワンリバーの名称もブラックスワンから名づけられています。

海の生き物たち

斑点模様が特徴のジンベイザメ

世界遺産登録のニンガルーコーストの海域内にあるニンガルーリーフは、200種類以上の色とりどりのサンゴのほか500種類以上の魚たちが生息し、年間を通して海の生物と触れ合うことができる世界屈指のダイビングスポットです。
特におすすめなのが、毎年3月中旬から7月にかけて集まる世界最大の魚類、ジンベイザメとの貴重な遊泳体験です。プランクトンなどを主食とするジンベイザメは穏やかな性格で、シュノーケルやフィンを着けて一緒に泳ぐツアーが人気。

「Take a 360 swim with an underwater gentle giant」

上の動画では360度カメラでジンベイザメとの遊泳をバーチャル体験できます。

飛行機でパースからリアマンスまで向かいそこから車で約25分のエクスマウスや、リアマンスから車で約1時間15分のコーラルベイなどで、海のアトラクションツアーが催行されています。

コーラルベイの遊泳ツアーで出合えるマンタ(オニイトマキエイ)

大きな胸ビレで舞うように優雅に泳ぐマンタ。ニンガルーリーフには野生のマンタが多数生息しており、年間を通じて一緒に泳ぐことができます。観光客に人気のマンタは、泳いでいると近くに寄ってくることもあります。

イルカと一緒に泳ぐ体験は癒やし効果満点

西オーストラリアには野生のイルカと出合えるスポットが多くあります。パースから車で約45分、電車でも行くことができるビーチリゾートのロッキンハムでは、シュノーケリングで野生のイルカと一緒に泳げるツアーが人気です。船上からイルカの群れを眺めるクルーズもあり、人懐っこいイルカがジャンプで迎えてくれることも。
また、シャークベイの人気スポット、モンキーマイアでは野生のバンドウイルカが毎朝決まった時間に姿を現し、間近で観察できレンジャーガイドの誘導で餌づけも楽しめます。ここから就航するクルーズでイルカの群れを見ることも可能です。
パースから車や電車で南に向かうこと約1時間のところにあるマンジュラでも、ドルフィンクルーズやさまざまな海のアクティビティが楽しめます。

透明度の高い海で泳ぐアシカ

パースから北へ230kmのことろにあるジュリアンベイには、オーストラリアアシカが生息し、一緒に泳ぐボートツアーが就航しています。海の透明度が高いため、水中カメラでかわいい姿をキレイに撮影することもできます。パースからは、近郊の人気スポットのピナクルズやランセリン砂丘とセットになった観光ツアーも催行されています。

オルカ(シャチ) Ⓒ Whale Watch Western Australia

パースから飛行機と車を乗り継ぐこと約4時間の場所にある南極海沿いの町、ブレマーベイの沖合は1月下旬〜4月にかけて、南半球最大の約100頭ものオルカが棲みつく海域です。ブレマーベイやアルバニーから就航する見学ツアーでは、野生のオルカの群れと遭遇する貴重な体験ができます。
海洋生物で最強といわれるオルカは、体長6〜8m、体重6トン以上と大きく、間近で見る姿はまさに圧巻。非常に社交的で好奇心が旺盛なので船に近づいてきたり、鳴き声を聞くこともでます。

迫力のホエールウオッチング

ザトウクジラは毎年、出産後に赤道付近から南極海へ南下し、西オーストラリアの沿岸線を移動するため、長期間にわたってホエールウオッチングが楽しめます。ロットネスト島やパース周辺では、9月中旬から11月中旬がホエールウオッチングのピークになり、ツアーが催行されます。
また、南極海沿いのアルバニーやブレマーベイでは、1月〜3月と7月〜10月にホエールウオッチングツアーが催行され、時期によって異なる種類のクジラを見ることが可能です。
インド洋に面したニンガルーリーフでは、7月〜10月がホエールウオッチングのシーズンで、ザトウクジラと一緒に泳ぐという貴重な体験もできます。

人魚伝説のモデル、ジュゴン

インド洋に面したシャークベイは、世界最大のジュゴンの生息地。モンキーマイア周辺に琵琶湖ほどの広さで餌となる藻が生息し、サメの侵入も防げるため約1万頭のジュゴンが生息し、クルーズで観察することができます。
シャークベイのハメリンプールでは、35億年前から生息する地球最古の生物(光合成を行うバクテリアの一種)、ストロマトライトが入江に密集しており、その不思議な光景も必見です。また、小さな白い二枚貝が4000年前から堆積してできたシェルビーチは、真っ青な海と白い浜のコントラストが美しく、フォトジェニックなスポットしても人気です。

ペンギン島はロッキンハムからフェリーで5分

ロッキンハムの沖合には、野生のフェアリーペンギンが約1200羽も生息する小さな島、ペンギン島があります。フェアリーペンギンは、体長30〜40cmほどの世界一小さなペンギン。昼は海に出ていますが、島のディスカバリーセンターではペンギンへの餌やりを見ることができます。
ペンギン島では野生のペリカンも見ることもできます。また、近くには野生のアシカが生息するシール島があり、ペンギン島からボートツアーが出ています。なお、6月上旬〜9月中旬までは、ペンギンの巣作りと保護のために上陸不可となります。

番外編・ユニークな生き物たち

エリマキトカゲ

80年代に自動車のCMに登場し、愛嬌たっぷりの走り方が日本で大ブームとなったエリマキトカゲは、オーストラリアの北部に生息しています。プリーツ状の襟は、外敵に襲われたときに広げて威嚇するためだけではなく、体温調節のためにも使われるといわれています。

ソニーデビル、別名モロクトカゲ

怪獣のようなトゲトゲの外見が印象的な、オーストラリア固有のトカゲ、ソニーデビル。手のひらサイズの大きさで、天敵の鳥から身を守るために切り離せるコブ状の“偽の頭”や、皮膚の溝を伝って希少な飲み水を集めるなど、砂漠地帯の厳しい環境を生き抜くための驚きの能力を持っています。

シドニー五輪のマスコットのひとつにもなったハリモグラ

ハリモグラはオーストラリアの固有種。数少ない卵生の哺乳類(単孔類)で、メスはお腹の育児袋に卵をひとつ産み、生まれた子供を乳で育てます。背中一面に硬いトゲが生えており、身の危険を察知すると丸まって身を守ります。

オーストラリアの野生動物をご紹介しました。旅行に行けるようになったら、ぜひ野生動物を間近に見られるツアーに参加してみてください。

■ 西オーストラリア州政府観光局
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※当記事は、2020年6月29日現在のものです

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