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夏休みは冒険にでかけよう! ペナン国立公園でハイキング(マレーシア・ペナン島)

2019年08月05日

まるでジャングルのようなペナン国立公園(Penang National Park)

夏休み、真っ盛り! お子さん連れで海外旅行に行く人が多いこの時期。マレーシアの自然を身近に感じることができる家族で楽しめるペナン国立公園を紹介します。ペナン国立公園には、ペナンで一番美しいと言われるビーチがあり、南国ならではの珍しい植物や動物を見ることができます。マレーシアの自然をたっぷり満喫したい人、ハイキングが好きな人、夏休みにお子さんに何かチャレンジをさせてみたい人、そんな方におすすめの観光地です。

ペナン国立公園の場所と入園に必要なもの

ペナン国立公園(Penang National Park)入口

ペナン国立公園(Penang National Park)は、街の中心地ジョージタウンから1時間程離れた場所のテロクバハン(Teluk Bahang)という地区にあります。ペナン島の街の中心地とは一変し、この辺りは南国の田舎町の雰囲気がたっぷり。ペナン島は世界遺産の街の景色と熱帯雨林の大自然の2つの顔を持つ南国リゾート地です。せっかくペナン島を訪れるなら両方を満喫しましょう。

ペナン国立公園の入口に着いたら、まずは公園事務所で入園申請をします。入口の右側に公園事務所があるので、そこで申請してください。申請にはパスポート番号と名前を記入する覧がありますので、事前にパスポート番号をメモしておくかコピーを持参してください。

ペナン国立公園のハイキングコースは7つ

Penang National Park Trail Guide MAP

ペナン国立公園のハイキングは、AからGまで7つのルートがあります。今回挑戦したのは「F」のパンタイケラチュ(Pantai Kerachut)ルート。タートルビーチの名で知られるペナンで一番きれいなビーチがあるハイキングコースです。

●Fルート(Pantai Kerachut)
・目的地までの距離:3,405メートル
・目安時間:約1時間20分

目的地までは、約3.4キロメートル。それぐらいの距離なら初心者でも大丈夫そう。そんなことを思ってお気楽な感じでスタートしましたが、一体どんなハイキングだったのかお伝えします。

海沿いの舗装された道を進む穏やかなスタート

キレイに舗装された公園内

入園後、ハイキングをスタートして10分ぐらいは、舗装されたきれいな道路を歩きます。天気がよい日だったので暑さを心配していましたが、緑いっぱいの公園内は、森林浴効果と海からの風もあり涼しく感じました。

森の木々が南国の強い日差しを遮ってくれるので、帽子はなくても大丈夫そうです。しばらく歩いていると、筆者たちをよろこばせてくれるうれしい出来事がありました。

ペナンならではの生き物が見られる

木陰で休憩中のダスキーリーフモンキー

木の間に猿がいます。目の周りが白いダスキーリーフモンキーです。

ダスキーリーフモンキーは、マレー半島の熱帯雨林に生息する猿で、ペナン島ではペナン国立公園のほかペナンヒルでも見ることができます。この日は、1メートルも離れていないすぐ目の前で見ることができ、あまりに近すぎて怖いぐらいでした。お猿さんはしばらく動かず筆者たちの前にいてくれたので、写真を撮ったりじっくりと観察することができました。

公園内は案内図を見て進みます

公園内の案内看板

スタートから10分程のところで分かれ道がありました。

筆者たちの目的地パンタイケラチュ(Pantai Kerachut:通称、タートルビーチ)は、左に進みます。道中、何度か分かれ道がありますので看板を見逃さないでください。

ジャングルのような大自然を歩くハイキングコース

木の根っこが這う急斜面を進みます

看板を境にハイキングコースは一気にハードなものに変わりました。階段や手すりがあるのは初めのうちだけ。木の根っこが這う急斜面をゴールを目指して進みます。高低差がこんなにもあるコースだとは思っておらず、このアップダウンにはたいへん苦労しました。

ペナン国立公園ハイキングで注意すること

ハイキングコースにある休憩所

コースの途中にはこのような休憩所がいくつかあります。何度も登ったり下ったりを繰り返すので思っている以上に体力を消耗します。休憩所がしばらく全くないこともありますので、休憩所を見つけたら一旦休憩しましょう。道中は大木が倒れていたり道とは言えない木々をかき分けて進むような場面もあり、かなりハードなコースなのでゆっくり時間をかけてのんびり進むのがポイントです。

途中、水分補給休憩を何度となくとりましたが、筆者の体力は限界ギリギリ。何度も挫折しかけましたが、帰るにもまた登ったり下ったりしなければならず……。葛藤を続けながらのハイキングコース、子供は到底無理かもと思うかもしれませんがそんなことありませんでした。

一緒に参加していた6歳の子供は、疲れる様子もなく、元気いっぱい走りまわっているのです。最初は足元危ないから気を付けてね、なんて声をかけていた筆者ですが、あっという間に追い越され、先頭の子供を追って大人が後に続く始末。末には「そろそろ休憩する?」なんて子供に気をつかってもらうハメになり、もう完敗(笑)。しかし、この体験は子供に大きな自信をつけさせてくれたようで、うれしそうな笑顔に元気をもらいました。

パンタイケラチュ(Pantai Kerachut:通称、タートルビーチ)へのハイキングコースは想定していた以上にハードなものでした。運動靴は当然、飲み水必須です。地元のハイカーたちは、果物を持参して休憩所で食べていました。ハイキングというと軽いものを想像してしまいますが、約3.5キロメートルとは言え、アップダウンが多い山道なので、それ以上に距離があるように感じます。しっかり準備してから行きましょう。

大自然のなか、ジャングルのような道を進むコースに、子供はワクワクして楽しそうですが、運動不足の大人にはかなり堪えます。家族で行くなら、お子さんの心配よりも大人の心配をしたほうがよさそうです(笑)。

桟橋が見えたらタートルビーチに到着です

パンタイケラチュ(Pantai Kerachut)の桟橋

この桟橋が見えたら、タートルビーチに到着です。入口で見た地図では、到着目安時間が1時間20分になっていましたが、何度も休憩したためゴールまで約2時間ぐらいかかりました。

桟橋の下には沢があり小さな白いカニがたくさんいました。

真っ白な砂浜が広がるペナンで一番美しいタートルビーチ

真っ白な砂浜が広がるタートルビーチ

海岸線へ出ると真っ白な砂浜が広がっています。とてもきれいなビーチですが、タートルビーチは遊泳禁止区域となっています。海は、浜辺からすぐのところで急に水深が深くなっておりクラゲもたくさんいます。危険ですので絶対に海には入らないでください。

タートルビーチにある亀の保護センター

亀の保護センター

タートルビーチには亀の保護センターがあり、保護された亀を見ることができます。この日は産まれて3日目の子亀を見ることができました。

タートルビーチは、ペナンの自然を守るペナン国立公園内のビーチです。ペナンの自然を満喫できる場所。トイレはありますが売店などはありません。亀の保護センターを見学したあとは、そこに自生する植物を観察したり、海にいる生き物を見つけたり、貝殻を見つけたり、自然観察をメインに過ごしました。

売店がないので、ハイキングをスタートする前に、公園事務所前にある売店で水を買ってから入園するのを忘れないでください。筆者は1リットルの水を持参して、帰りには空っぽになっていました。最低一人1リットルは必要だと思って準備するとよいと思います。

帰路はボートがおすすめ!

ボートから眺めるタートルビーチ

帰りはボートがおすすめ。

ペナン国立公園入口前の売店でボートの予約ができます。入園前にボートのチャーターをしておきましょう。筆者の場合、9時に入園し、12時にタートルビーチに迎えに来てもらいました。ボート代金は、帰路のみの利用で1隻チャーターでRM80。グループで行けば割り勘できるので高いものではありません。

もちろん、体力があれば帰路も山道を歩いて帰ることができますが、同じコースを歩くことになりますので、気分を変えて帰り道はボート利用をおすすめします。 ボートから見るペナン島の景色は、素敵な思い出になりました。

■ペナン国立公園(Penang National Park)
・住所:Pejabat Taman Negara P. Pinang, jalan Hassan Abbas, 11050 George Town, Penang
・営業時間:8:00~17:00
・URL:http://www.wildlife.gov.my/index.php/en/public/2016-05-10-02-34-43/peta

いかがでしたか。マレーシアの大自然を感じられるペナン国立公園のハイキングコースを紹介しました。道中は本当に大変でしたが、それだけにゴール到着の喜びはひとしお。海外旅行先で得た体験は一生忘れられない思い出になるでしょう。ちょっと難しいかもそう思う人こそチャレンジして欲しいです。到着した時の達成感は子供を成長させてくれ夏の特別な思い出になるでしょう。2019年の夏は家族で冒険! ぜひチャレンジしてみてください。

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