「2019函館マラソン」体験レポート~レース徹底ガイド(北海道)

公開日 : 2019年08月09日
最終更新 :
マラソン前に競技場でウォームアップするランナー
マラソン前に競技場でウォームアップするランナー

2019年7月7日に函館で開催された2019函館マラソン。フードエイドの種類の多さや、函館の美しい景色を走りながら見られるコースでお馴染みのマラソン大会です。今回は、市民マラソンとして絶大な人気を誇る2019函館マラソンに参加したときの様子を紹介します。

「函館マラソン」とは?

「函館マラソン」とは?
沿道でレトロ電車の前で演奏する吹奏楽団

1991年に「函館ハーフマラソン」として始まったランが、2016年からフルマラソンも加わり、「函館マラソン」が誕生しました。2019年は、7月7日に開催され、海外ランナーも含めて約8,000人が参加しました。フルマラソンとハーフマラソンの参加が可能です。

前日の受付とナンバーカードの引き渡し

前日の受付とナンバーカードの引き渡し
Fはスタートのグループ<br />Fはスタートのグループ

前日の7月6日、午後1時から8時の間にマラソン会場である千代田公園陸上競技場にてナンバーカードと記念品の引き渡しがあります。2019年の記念品は、イエローグリーンのランニングキャップと北海道179市町村サイコロキャラメル。

コース確認をするための大きなマップも設置されています。会場には市電で行けるので便利です。市電の窓には「歓迎ようこそ函館へ2019函館マラソンご参加の皆様」などと書かれたメッセージが貼ってあり、歓迎ムードたっぷり。

函館空港でも到着ロビーに函館観光キャラのエキゾーくんが歓迎のバナーを持ってお迎えしてくれました。

「2019函館マラソン」の当日

「2019函館マラソン」の当日
スタートとゴールのある千代田陸上競技場

「2019函館マラソン」では、フルとハーフのふたつのカテゴリーが設けられています。両方のカテゴリーのスタートとゴール地点は、同じ千代田陸上競技場です。荷物置き場は、千代田陸上競技場内にあり、自分のナンバーのところに指定されたビニール袋の中にカバンを入れ置きます。

この日の天候は、曇り。気温は19度、湿度は90%でした。

午前8時40分の開会式になると、ランナーは全員会場内に入り、自己申告タイムに基づいて決められたグループのところに並びます。

ハーフのスタートは午前9時。その10分後にフルが10からカウントダウンをして、いざスタート。

コースの見どころ

コースの見どころ
赤レンガ倉庫

函館の景色を楽しみながら旅ラン感覚で参加できるこのマラソンの見どころは、枚挙にいとまがありません。

ラン後の温泉を夢見ながら走る湯の川温泉街、飛行機の音を聞きながら走る函館空港、津軽海峡と石川啄木の像見ながら走る海沿い、ともえ大橋を渡りながら函館港を横目に赤レンガ倉庫群を走り抜け、函館どつくの折り返しなど、まさに走りながら函館観光をしている気分になります。

気力と体力に余裕のある時は、写真撮影もパチリ。

元気が出る沿道の応援

元気が出る沿道の応援
湯の川温泉街の沿道

沿道ではYOSAKOIソーランや高校生のチアリーディングで元気になり、空港近くではANAのスタッフの明るい笑顔に癒されました。

18団体の応援団以外にも、おばあちゃんの「がんばってね」という優しい声や小さな男の子の「がんばれ~!」という威勢のいいかけ声など、たくさんの元気をいただいたおかげで完走することができました。

市民のみなさんに見守られて走っているのだと感じ、あたたかい気持ちになりました。

フードエイドがおいしすぎる!

フードエイドがおいしすぎる!
ジューシーなメロン

ひとくち海鮮丼

ひとくち海鮮丼
食べやすいひとくちサイズ

かごめいかそーめん

かごめいかそーめん
かごめいかそーめん

コースが観光なら、エイドステーションはグルメストップ。

走っている最中に「こんなに食べている場合ではない!」と思いながらも、あまりにもおいしそうで、ついつい食べてしまいます。マラソン大会お決まりのバナナだけでなく、ミニトマト、ホワイトミルクチョコレート、羊かん、チーズオムレット、カステラ饅頭など、その種類は実に豊富。

第12エイドがあった緑の島は、ランナーにとっては夢の島。なんと、海鮮丼、かごめいかそーめん、冷やし塩ラーメンそれからジューシーなメロンが一気に並んでいるのです! しかもどれも食べやすいサイズ。

疲れがピークに達しているこの時点でのこのフードエイドで生き返りました。

完走者にはタオルとメダル

完走者にはタオルとメダル
メダルの贈呈は2019年から

両手をあげゴールを踏んだら、中高生くらいのかわいらしい子にメダルをかけてもらい、タオルもいただきます。メダルは、函館の観光スポットでもある五稜郭の形をしていて、フルの完走者のみに渡されます。記録証はその場でもらえます。

フィールド内でよくストレッチをしたら、荷物置き場に預けていた荷物を取りに行きます。

ゴール後はおもてなしフェスタ

ゴール後はおもてなしフェスタ
競技場の外に並ぶふるまいブース

フードエイドをがっつり食べても、完走後はお腹が空くもの。ランナーズパックに入っていたおもてなしチケットを渡して、函館牛乳とがごめ汁をいただきます。

そのほか、じゃがバターソーセージ、ジャンボおにぎりソーセージ、イカめし、大福、やきとり弁当、持ち帰り用のお米からひとつ選べます。それでも足りなかったら、軽食を買えるブースやフードトラックもあります。もちろん生ビールも!

いかがでしたか。「2019函館マラソン」の体験レポートをお届けしました。北海道・函館のおもてなしとおいしいものが詰まった「函館マラソン」。2020年は、ぜひ走ってみませんか。

筆者

香港特派員

りんみゆき

香港在住26年のライター/通訳です。

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