香港国際空港から市内へ行くエアポートエクスプレスの切符の買い方・乗り方

エアポートエクスプレスの乗り場は、香港国際空港の到着ロビーのAホールとBホールの真ん中にあります。「機場快線」や「Airport Express」の案内表示に従って移動しましょう。

スタッフがいるカウンターでは、現金とクレジットカードが使えます。30日間有効な往復券（ラウンドトリップ）やオクトパスカード（日本のSuicaのようなもの）は、カウンターのみでの販売となっています。

オクトパスカードは、最後にチャージした日から1,000日間有効なので、香港に何度も訪れる方には最適。電車以外の交通機関やコンビニエンスストアでも使えますので、香港の重い小銭が貯まらず便利です。

カウンターの奥の方に進むと、乗り場に行く手前の左右に販売機が並んでいます。ここでは現金払いのみ。わからなかったら近くにいるスタッフに聞いてみましょう。

では、販売機を利用して、実際に切符を購入してみましょう。

まずは、目的地の駅を選びます。エアポートエクスプレスの始発は博覧館（アジアワールドエキスポ）駅、終点は香港駅です。途中の停車駅は、機場駅（=香港国際空港駅）、青衣駅、九龍駅です。機場駅から香港駅までの所要時間は24分。機場駅から香港駅行きの最終は午前0時48分、反対方面の博覧館駅行きは午前1時13分です。

合計金額を紙幣またはコインで入れます。使用可能な紙幣は、100ドル、50ドル、20ドル、10ドルです。500ドルと1,000ドルは使えないため、両替をする時に100ドル紙幣も入れてもらっておくと便利です。コインは、10ドル、5ドル、2ドル、1ドル、50セントが使えます。

機場駅からの運賃は、片道大人の場合、青衣駅まで70ドル、九龍駅まで105ドル、香港駅まで115ドルです。3～11歳までの子供は、青衣駅まで35ドル、九龍駅まで52.5ドル、香港駅まで57.5ドルです。3歳未満は無料。

販売機のある階をそのまま進むと、市内行き方面の2番ホームに突き当たります。青衣駅、九龍駅、香港駅に行く人はこのホームから乗車します。博覧館（アジアワールドエキスポ）駅行きは一階上のホームになります。電車は10分間隔で来ますので、混んでいたら次の電車に乗っても構いません。もちろん、立ったまま乗車しても構いません。

席は自由なのでどこに座っても構いません。ドア付近に荷物置き場がありますので、大きな荷物はそこに置きましょう。車内では無料Wi-Fiも使えますが、アクセスをするのに同意ボタンをタッチする必要があります。車内にトイレはありません。

香港駅から4路線、九龍駅から5路線の無料シャトルバスが運行されています。これはエアポートエクスプレスの乗客のみ利用ができるサービスのため、乗車の際、運転手にエアポートエクスプレスの切符や航空券の提示を求められることがあります。

香港駅からは、H1湾仔と金鐘（8ヵ所）、H2香港島西部（6ヵ所）、H3銅羅湾（5ヵ所）、H4フォートレスヒルと香港島東部（5ヵ所）に停車します。

九龍駅からは、K1ホンハムとジョーダン(9ヵ所）、K2尖沙咀カントンロード（5ヵ所）、K3尖沙咀モーディーロード（7ヵ所）、K4尖沙咀キンバリーロード（5ヵ所）、K5旺角と大角咀（5ヵ所）に停車します。

停留所の詳細は、それぞれの駅の停留所に案内がありますので、そこで確認できます。停留所は、おもにホテル、ショッピングモールにあります。停留所のあるホテルに宿泊していなくても乗車できます。無料シャトルバスの時刻表は、エアポートエクスプレスの公式サイトで確認できます。

いかがでしたか。香港国際空港と香港駅を結ぶエアポートエクスプレスの切符の買い方や運賃、停車駅、さらにはホテルへの無料シャトルバスについて紹介しました。スムーズに移動して、香港の旅をたっぷりと楽しみましょう。