香港国際空港から市内へのアクセス（バス編）

香港国際空港には、ターミナル1とターミナル2があります（2019年6月現在）。日本発便は、どの航空会社もターミナル1に到着します。

到着ロビーには、AホールとBホールがあり、2つのホールの真ん中あたりに交通機関の乗り場とターミナル2行きの通路があります。列車のエアポートエクスプレス（機場快線：Airport Express）乗り場のある突き当りを右に曲がって進むと、バスターミナルにたどり着きます。

バスターミナル出口の手前には、バスの案内カウンターがあり、わからないことがあればそこでスタッフに聞くこともできます。多くのスタッフは広東語、中国語、英語で対応可能です。

バス案内地図には、行先の地域別に、バス番号と料金が表示されています。地域は、新界、ランタオ島、香港島、九龍に分けられ、夜間バスの案内もあります。途中通過するエリアもおおまかに記されています。バスターミナルの乗り場番号の地図もあります。

バスを運営している会社は、黄色と赤色の外観の「CityBus」（CityFlyerは空港線）とオレンジ色と白色の「Long Win Bus」の2つ。路線が違うだけで、乗り方は同じです。

バスの料金は、乗る時に支払います。方法としては、現金、オクトパス、チケットがあります。現金の場合はおつりが出ないので、きっちり用意をしておく必要があります。おつりが必要な場合、チケットカウンターでチケットの購入もできますが、A路線のバスのみとなります。E路線のバスに乗る場合は、現金かオクトパスのみの利用になります。またチケットカウンターでは、1,000ドル札は使えません。

オクトパスは、香港内で一般的に使われているプリペイドカードで、エアポートエクスプレスの案内カウンターで購入することができます。香港滞在中、公共の乗り物やコンビニエンスストアやスーパーなどで使えますので、持っていると便利です。

なお、バス料金は、12歳以下と65歳以上は半額です。

バスの停留所に行くと、料金、停留所、時刻表の案内があります。停留所の横にホテル名と最寄りのMTRの駅があるかも表示されています。時刻表は、時間帯によって何分おきという表示をされている路線もあります。

このA11路線（上の画像）の場合、料金は大人片道40香港ドルです。出発時刻は、9:00～15:00までは15～20分おき。行先はノースポイントの埠頭ですが、途中セントラルやコーズウェイベイにも停車します。

香港国際空港から香港島までの所要時間は1時間強。時間帯によってはもっとかかることもあります。九龍のチムサーチョイまでの料金は33香港ドルで、所要時間は約45～50分です。

いかがでしたか。香港国際空港から市内へのバスを使った移動方法を紹介しました。スムーズに移動して、香港の旅をたっぷりと楽しみましょう。