台湾・高雄国際空港から市内へのアクセス方法（タクシー、バス編）

高雄国際空港に到着し、荷物を受け取ってから出口を出るとすぐに国際線の到着ロビーになっています。出口を出ると前には仕切りがされていて、出迎えの人が待つたくさんの椅子が並べられている出迎え場所となっています。

まずは、タクシーでの移動方法を紹介しましょう。

到着ロビーの上部に、出発ロビー、銀行、エレベーター、カスタム、移民署などの表示板があります。その表示板には車の絵のタクシー乗り場やPのマークの駐車場がありますから、その表示にしたがって進んでください。タクシー乗り場は、バスの乗り場とは違う場所になりますので、注意してください。

到着ロビー正面の出口から外へ出ると、タクシー乗り場があります。タクシー乗り場のすぐ側には駐車場もあり、わかりやすい場所です。台湾のタクシーは黄色。黄色のタクシーが既にたくさん並んで待機していますから、「No.1＝一車」と表示された立て看板のところの先頭車両から順番に乗り込みます。

台湾のタクシーは日本のタクシーとは違い、ドアは自動ではありませんので、自分でドアを開けて乗りましょう。荷物がある場合は後ろのトランクを開けてもらって入れましょう。ほとんどが荷物を入れるのを手助けしてくれると思いますが、ない場合は自分で入れましょう。

あらかじめ目的地が決まっている場合は、中国語の表記で書いたメモなどを見せるとスムーズです。ホテルであれば、ホテル名や住所、観光地も同じように観光地の名前や住所など。

英語よりはむしろ中国語の表記がわかりやすいので、中国語表記をおすすめします。メモでなくても、印刷したものを見せてもはっきりと判別できてよいかもしれません。もちろんスマホ画面など見せて、目的地を提示しても大丈夫です。

台湾・高雄のタクシーの標準料金は、1.5キロメートル85元からです。その後、250メートル毎に5元が加算されていきます。23:00～6:00の時間帯は、料金が2割増しになります。

高雄国際空港からのタクシー料金は、国際線はタクシー乗り場での駐車待機のサービス料金50元と荷物のサービス料金10元が追加で発生します。たとえば、高雄国際空港から高雄駅までは、285～330 元くらいが料金の目安です。

海外へ旅する時は荷物も多く、忘れ物など他のことが発生する恐れもあります。高雄国際空港の公式サイトにも注意事項として載っていますが、タクシーに乗る時にはタクシーのナンバーとタクシー運転手の名前など覚えておくとよいと思います。タクシー運転手の名前は、後部座席にも明示されています。

タクシーは、雨の日や荷物が多い時、友達や家族と一緒の時に利用すれば、旅の疲れなどの負担が少なく済む交通手段だと思います。状況にあわせて利用してみてください。

次に、バスでの移動方法を紹介しましょう。

高雄国際空港から市内へは、高雄メトロ（地下鉄）を利用したり、タクシーを利用したりする方法が一般的ですが、のんびりとバスに乗って移動という方法もあります。リーズナブルに高雄市内まで移動できますが、かなり旅慣れた人、または、何度も高雄を訪れて地理感のある人におすすめします。

高雄国際空港からは、「中南客運」の9117系と「港都客運」の12A系のバスが出ています。

9117系のバスは、南部に向かう墾丁行きもありますから、間違わないように高雄駅行きであることを確認してから乗ってください。12A系のバスは、高雄国際空港から4分ほど歩いた高雄公園の前のバス停から出発します。終点が高雄駅になります。どちらも1時間ほどかけて高雄駅まで走ります。

高雄国際空港から市内へのアクセス方法、いかがでしたか。タクシーやバスをうまく利用して、高雄観光に役立ててみてください。