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タイ・スワンナプーム国際空港からバンコク市内への移動方法~タクシーを使う場合

2019年07月21日

タイのスワンナプーム国際空港

タイ王国の首都バンコクは、年間2,000万人以上の人が訪問する人気の観光地となっています。そのタイ・バンコクの玄関口のひとつ、スワンナプーム国際空港からバンコク市内までの移動は、列車、タクシー、バスなどの方法がありますが、今回は、タクシーを使う移動方法について説明します。

タクシー利用の利点、料金、所要時間

タクシー(Public Taxi)乗り場は1階

人数が多い時や荷物が多い時など、スワンナプーム国際空港からバンコク市内のホテルまで直接行けるタクシーは、とても快適な交通手段です。

日本のタクシーと比べると、シートが破れていたり、扉が自動で閉まらないなど、クオリティーの違いはありますが、車内は涼しく、筆者自身、不快に感じたことはありません。

また、現在、タイのタクシーは、初乗りから2キロメートル走行時までの料金が35バーツ(=約122円)で、その後は走行距離や乗車時間に応じて、2バーツずつ加算されていくメーター式となっています。リーズナブルな料金という点からも利用しやすいのが特長です。
※1バーツ=約3.5円(2019年7月現在の為替レートによる)

タクシー乗り場は1階の4番出口近く

スワンナプーム国際空港からバンコク市内までのタクシー利用料金は、空港利用料(50バーツ)と高速料金(25バーツ程度)を含め、総額300〜500バーツ(=約1,050〜1,750円)前後になります。渋滞時は、100バーツ(=約350円)程度高くなることがあります。

スワンナプーム国際空港からバンコク市内までの所要時間は、道路の渋滞状況によって変化します。早朝や深夜の空いている時間帯は40分前後、雨季(5月中旬~11月上旬頃)にみられる道路冠水時や帰宅ラッシュの時間帯(17時~20時頃)は、まれに、2時間以上かかることもあります。

タクシー乗り場、乗り方

タクシー乗り場

タクシー乗り場は、スワンナプーム国際空港1階の4番出口を出て左方向へ進むと、近くに、24時間対応のタクシー乗り場があります。以前は係員が管理していましたが、現在は機械で管理されるようになっています。

10キロメートル未満の短距離利用の方は一番左に、同行者の多い方やスーツケースが2つ以上ある方など、大型車を希望される方は一番右に、それ以外の方は中央の列に並びます。スワンナプーム国際空港からバンコク市内までは、約30キロメートルのため、中央か右に並びましょう。料金は、走行距離と時間によって変動しますが、タクシーの大きさや色による差はありません。

整理券

機械で整理券を発行し、整理券に表示されている番号のレーンに停車するタクシーに乗車することになります。機械の下から出てくる整理券を受け取った後は、運転手に行き先を伝えてから乗車します。

タクシーの整理券を発行する機械(一人待ちの状態)
この表示になったら「GET TICKET」をタッチします

タクシー料金は、目的地に到着してから、メーターに表示されている金額に、スワンナプーム国際空港利用料の50バーツ加算した金額を現金で支払います。

高速道路(タイ語:ターンドゥアン)の料金は、料金所を通過する際、乗客が運転手に渡して、支払うことになります。高速道路を利用するかどうかは、良心的な運転手であれば事前に確認してくれますし、リクエストすることもできます。利用しない場合は、「ノー エクスプレスウェイ」、「マイチャイ ターンドゥアン(=高速道路を使わない)」、「チュアイ チャイ ターンタマダー(=通常の道路を使ってください)」などの表現を使えば伝わると思います。

タクシー下車時に、チップを渡す必要はありませんが、20バーツ程度以下のお釣りをチップと考え、受け取らない乗客もいます。お釣りが必要な場合は、「プリーズ ギブ ミー チェンジ」(英語)、または「コー グントーン ノイ」(タイ語)と言います。

タクシー乗車にあたって使えるタイ語表現

タクシー(Public Taxi)の乗り場 ©iStock

運転手に行き先を伝える際、ホテル(タイ語:ロングレム)名を英語で言うだけで伝わる場合もありますが、タイでは、目的地のある通り名を言うことが多いです。ただ、数字は、タイ人同士でも勘違いを生みやすいので、ジェスチャー付きで数字を伝えたほうが確実です。

たとえば、スクンビット・ソイ23の通りにあるホテル「Pullman Bangkok Grande Sukhumivt」へ行きたい場合、「ヤークパイ ロングレム。チュー※ ホテル名(例:プルマン バンコク グランデ スクンビット) ユーティー 通りの名前(例:スクンビットソイ イーシップサーム)」の表現を使えますが、23を意味する「イーシップサーム」を正しく伝えるにあたり、2本指と3本指を使うか、紙に書いたものを見せて伝えるのがよいでしょう。
※「チュー」は、日本語の「イ」を発音するように口を横に広げた状態のまま「チュー」と発音します。

行き先がうまく通じない時のために、目的地の外観写真や、住所や電話番号のメモを用意しておくと便利です。ホテルに直接電話をしてくれ、行き方を確認しながら向かってもらえることもあります。

地図を見せても理解されることはほぼありません。英語を話せる運転手でも英語のアルファベットは読めない人が多く、また、地図を読む習慣がないためです。

タクシー乗車にあたって心がけておきたい4点

20バーツ札紙幣と100バーツ札紙幣があると便利

タイ・バンコクでタクシー乗車にあたって心がけておきたいポイントを4つ紹介します。

(1)
タクシー乗車前に、20バーツ札紙幣と100バーツ札紙幣を複数枚用意しておくと便利です。運転手のなかには「お釣りがない」と言う人もおり、手元に1,000バーツ紙幣しかないと、コンビニエンスストアなどでお金を細かくする必要が生じます。その時間も乗車時間として料金が発生してしまいます。両替時には、少なくとも100バーツ紙幣を5枚以上含めてもらうと安心です。

タクシーの車内

(2)
タクシー乗車時、運転手に整理券を渡すように言われても渡さないようにしましょう。見せるか、番号を伝えるだけにします。運転手情報の記載された整理券を渡してしまうと、通報される心配がなくなり、メーターを使用しようとせず、タクシー料金を交渉制にしようとしてくるためです。

また、念のため、乗車前(荷物をトランクに入れる前に)、メーターを利用してもらえるか確認したほうがよいです。「チャイ ミトゥー ダイマイ?(=メーターを使ってくれますか?)」と聞くと、タイの法律を理解していると思われるので効果的です。

まれに、メーターが壊れていると言い、値段を交渉してくるケースもありますが、交渉してくる運転手に、タイの法律のことを言ってメーターを使うように説得しても、そのような運転手は迂回する傾向があります。ひどい場合は、その後、人気のない所へ連れ込まれて危害を与えられたという事件が起きていますので、そういったタクシーには、乗車しないようにしましょう。

(3)
下車時は、車内に忘れ物がないか確認するようにしましょう。タクシー運転手の届け出により、車内に忘れた現金13万円の入ったカバンが日本人の乗客の元に戻ったという喜ばしいニュースがありましたが、戻ってくることはほとんどありません。ポケットからスルッと携帯電話が座席に落ちてしまうことがありますので、気を付けましょう。

運転手情報の記載された整理券

(4)
視界が悪くなる深夜の女性一人によるタクシーの乗車は、危険と言われています。在住者でも、深夜にバンコクに到着する場合、朝まで空港で過ごし、始発列車で移動するという女性もいるほどです。

どうしても深夜にタクシー乗車せざるを得ない場合は、整理券の運転手情報等を撮影し、そのデータをすぐに知人に送ることは抑止力のひとつになるとは言われていますが、極力避けたほうがよいでしょう。筆者は、深夜に一人ではタクシーに乗車しません。

■タクシー(Public Taxi)(スワンナプーム国際空港)
・URL:https://www.bangkokairportonline.com/bangkok-airport-public-taxi-service/

いかがでしたか。スワンナプーム国際空港からバンコク市内までタクシーを使う移動方法を紹介しました。快適に移動して、タイ・バンコクの旅をたっぷりと楽しんでください。

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