エールフランスに妹会社Joon登場!【2017年12月1日】
2017年12月1日、エールフランスの妹会社Joon(ジューン)が誕生します。
目に飛び込むような鮮やかな青がテーマカラーのこの新しい航空会社。乗組員は、青いポロシャツ「カジュアルシック」ユニフォームに身を包み、足元は白いバスケットシューズと、フットワークも軽く、コンセプトの若さをアピール。
全座席、USB接続が可能で、手持ちのスマホやタブレットで、ストリーミングを楽めるようになっています。
12月1日から就航するのは、バルセローナ(スペイン)、ベルリン(ドイツ)、リスボン(ポルトガル)、ポルト(ポルトガル)の4都市とパリを結ぶ航路。バルセローナは週51便、ベルリンは週37便、リスボンは週28便、ポルトは週3便飛ぶ予定です。いずれも片道49ユーロからとリーズナブル。
エコノミークラスの値段には、3種類あり、最も安いのはLight(ライト)。預ける荷物なし、変更不可能なチケット。次のStandard(スタンダード)は、荷物あり、手数料を払えば変更可能なチケット。ライトと比べると約4割高い値段。割荷物も預け、手数料なしで変更可能なチケットはFlex(フレックス)で、ライトチケットの倍以上の値段になります。
既存のローコスト航空会社との違いは?
リーズナブルとはいっても、既存のローコスト航空会社とは一線を画したもののようです。
ではその違いは何か?
まず、座席の広さが挙げられます。ローコスト航空会社の座席は、多くの場合、一般航空会社と比べて狭いものですが、ジューンの飛行機の座席は、エールフランスのものと同じです。
また、エコノミークラスだけでなく、ビジネスクラス、プレミアムクラスもあり、ビジネスクラス利用客は、無料Wi-Fiも利用可能なら、地上ではラウンジも利用できます。
機内サービスは、紅茶やコーヒー、オレンジジュース、水などは無料。
それ以外は、エコノミークラスだと有料。ただし、オーガニック食品を多く揃えているところが特徴的です。
今後の展開
12月の時点では、上のヨーロッパ内中距離便だけですが、2018年5月には、長距離便も就航予定です。
5月4日から飛ぶのは、パリ―フォルタレザ(Fortaleza, ブラジル)便。片道249ユーロからの値段設定。
5月5日には、パリ―マヘ(Mahé, セーシェル島)便も就航。こちらは片道299ユーロから。
2017年現在の社員は160人ですが、2020年には1000人体制を予定しています。所有機も2020年には28機となる予定。
今後の展開が楽しみなエールフランスのカジュアルシックバージョン、ジューン。快適で安価な旅のために、上手に利用したいものです。
▷Joon 公式予約サイト
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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