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ベルリン・テーゲル空港(TXL)からベルリン市内中心部への移動方法(バス・タクシー編)

2019年05月22日

ベルリン・テーゲル空港からは市バスかタクシーの利用が必須

ドイツ・ベルリンには、2019年5月現在、ベルリン・テーゲル空港とベルリン・シェーネフェルト空港の2つの国際空港があります。日本から乗り継いでベルリンへ来る飛行機が到着するのは、ほとんどがベルリン・テーゲル空港(TEGEL/TXL)です。この記事では、ベルリン・テーゲル空港到着後の注意点や、バスやタクシーでベルリン市内中心部へ移動する際の運賃、所要時間などについて説明します。

ベルリン・テーゲル空港とは!?

ベルリン・テーゲル空港の外観 ©iStock

ベルリン・テーゲル空港は、驚くことに電車が通っていないのです(ドイツの首都のメイン空港なのに!)。そのため、ベルリン・テーゲル空港到着後は、誰もがベルリン交通局(BVG)が運行するバスか民間のタクシー(もしくは、事前予約のリムジンサービスなど)を利用することになります。

ただし、バスでもタクシーでもベルリン市内の主要駅まで、所要時間20分前後と近距離です。しかも、バスなら2.80ユーロ(約350円)、タクシーでも25.00ユーロ(約3,200円)ほどの運賃(料金)で済みます。

3名以上でしたらタクシーを使うのが早くて便利ですが、バスでの移動も簡単で安いです。ぜひチャレンジしてみてください。

まずはスーツケースの取り忘れに注意!

ターミナルAに到着した飛行機から降りて、建物に入ったところ

ベルリン・テーゲル空港はびっくりするほど小さい空港です。「えっ、ドイツの首都なのに、こんなに小さな空港で大丈夫なの!?」と心配するほどコンパクト。

ターミナルはA~Eの5つに分かれていますが、すべて徒歩で5分以内で移動できる距離です。ベルリンを目指した人が到着するのは、(多くの場合)メインのターミナルA(一部、ターキッシュ エアラインズなどCやEターミナルに到着する航空会社もあり)です。

そして、コンパクトな空港ゆえの珍しいトラブルが多発します。それが、スーツケースの取り忘れです。

出口は目と鼻の先。「荷物の取り忘れに注意!」の表示も

ターミナルAには、A0からA15まで合計16のゲートがあります。飛行機を降りて建物に入ると、すぐに小さめのターンテーブルがあり、出口ゲートもすぐそこなので、スーツケースが出てくるのを待たずにうっかりゲートを出てしまう人が後を絶たないのです。

一度出てしまったゲート内には絶対に戻れません。スーツケースを取り戻すまで1~2時間待つなど面倒なことになりますので気をつけてください。

ちなみに、EU内の空港を乗り継いできた人は、ここでは入国審査はありませんのでパスポートを出すこともなく、あっけないほど簡単に出られます。非EUの空港で乗り継いできた場合は、ここで入国審査が行われます。

到着ゲートからバス乗り場への行き方

バスやタクシー、両替所がある方向はマークで示されている

バスを利用する際は、まず、バスの表示案内か「i」の表示案内に従って移動しましょう。バスは、メインターミナルAのエアポート・インフォメーション(「i」の表示案内)の近く(※)から発着します。
※バス乗り場はゲートA0とゲートA15の間にあります

ターミナルAは、建物を上から見ると六角形の形状になっており、A0からA15まで反時計回りにゲートが設置されています。ゲートを出た後は、左右どちらの方向に進んでも大丈夫ですが(一周まわるだけなので)、自分がいるゲート番号からA0かA15の近いほうを目指すとよいでしょう。

手前がエアポート・インフォメーション、奥が交通チケット売り場
バスが発着する、ターミナルAのメイン出入り口付近

チケット売り場とチケットの買い方

ベルリン交通局(BVG)のチケット売り場兼観光案内所

ベルリン交通局(BVG)の対面カウンターは、観光案内所を兼ねていますので、混雑しているときは結構待ちます。購入するチケットが決まっていて、カウンターが混んでいる場合は、左側の出口を出た右手に券売機がありますので、そちらで購入したほうが早いです。

券売機は、基本的にクレジットカードも利用可能

券売機はタッチパネル式で、画面をタッチすると主なチケットが一覧で表示されます。言語の変更ができますので、必要なら英語などわかる言語に切り替えて使いましょう。

ベルリン市内中心部まで行くだけなら、ABゾーンの1回券(Single ticket 2.80ユーロ、刻印から2時間有効)を購入すればOKですが、1日券(All day ticket 7.00ユーロ)や1週間券(7-day ticket 30.00ユーロ)などもありますので、滞在期間に応じて選んでください。

支払いは、現金かクレジットカードで行います。紙幣は1枚ずつしか入らない点と、券売機にお釣りがない場合は硬貨しか受け付けない点に要注意。また、釣銭はすべて硬貨で戻ってきますので、利用額によっては50ユーロなどの高額紙幣は使えません。クレジットカードを利用する場合は、最後にカードの取り忘れに注意してください。

券売機には赤い機種も。刻印機も必ず近くにある(写真は別の駅)

券売機の操作に不安がある方は、券売機ではなく窓口での購入がおすすめです。その場合は、欲しい券種や枚数をメモして見せるのが早くて確実です。

いずれの方法で購入した場合でも、使用開始時に必ず刻印機を通さないといけません。チケットを持っていても、刻印がなければ、無賃乗車扱いで罰金の対象になりますので気をつけましょう。

赤い券売機の画面。まずは中央上のBerlin AB を選ぶ
必要なチケットを選択すると、右下に運賃が表示される
1週間券は一つ前の画面で[Season tickets]を選択

ベルリン中央駅へはTXL、ツォー駅へはX9のバスを利用

バス乗り場は1~4までしかない。TXLは2番乗り場

バス乗り場は、1~4まで4つの乗り場があります。2番乗り場からベルリン中央(Berlin Hbf)駅へ向かうTXLのバスが一番混み合います。また、このTXLのバスは、2019年5月時点ではベルリン・テーゲル空港からベルリン中央駅を経由してアレクサンダープラッツ(Alexanderplatz)駅行きとなっていますが、近いうちにベルリン中央駅止まりになる予定です。ベルリン中央駅から先は、Sバーン(都市高速鉄道網)やトラムを利用することになります。

バスに乗降する際は、刻印済みのチケットを見せながら乗降します。バスは、前乗り後ろ降りです。車内にはモニターで順次停留所が表示されますので、自分の降りるバス停の前で「STOP」ボタンを押して降車の準備をしてください。ベルリン中央駅もツォー駅も、多くの人が降りるので間違えることはないでしょう。

X9のバスは3番乗り場から約10分ごとに発進

ベルリンのもうひとつの主要駅であるツォー(Zoo)駅行きは、3番乗り場のX9のバスか、4番乗り場の109のバスを利用します。行先は同じですが経由が違い、エクスプレスバス(急行バス)であるX9のバスのほうが早いです。ホテルがクアフュルステンダム通​​り(Kurfürstendamm)沿いの人は109のバスを利用するほうが便利かもしれません。

■ベルリン交通局
・URL:https://www.bvg.de/de

タクシーを利用する場合

タクシー乗り場にはスタッフがいて誘導してくれる

タクシー乗り場は、A~Eの各ターミナル近くにあります。AターミナルならゲートA7の付近にあります。スタッフが順に誘導してくれますので、それに従って乗車しましょう。ドアは自分で開け閉めしてください。クレジットカードで支払いたい場合は、乗車時にカード使用の可否を念のため確認しましょう。

ベルリンのタクシーは、すべてクリーム色の車体です。正規の乗り場から乗車すればまず大丈夫ですが、ごく稀に外国人を狙った「ぼったくりタクシー」の噂も聞きますので、乗車時に行先の住所のメモを見せ、いくらかかるか確認しておくとよいでしょう。ベルリン市内中心部なら、25~40ユーロの範囲です。

目的地に到着したら、料金を払います。チップは、たとえば料金が28ユーロの場合、チップとして2ユーロ程度(チップは、料金の端数を切り上げてキリ良くするイメージ)で、料金とチップの合計で30ユーロを渡すくらいで大丈夫です。スーツケースなど大型の荷物の預け料金は、基本的に1個あたり1ユーロで請求料金に含まれています。

いかがでしたか。バスやタクシーを使って、ベルリン・テーゲル空港からベルリン市内中心部への移動方法を紹介しました。それでは、ベルリンで楽しい時間を!

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