海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP >ニュース&レポート >交通 >日本 >関東 >神奈川 >特急ロマンスカー・LSEが定期運行終了!小田急電鉄トピックス

特急ロマンスカー・LSEが定期運行終了!小田急電鉄トピックス

2018年06月29日

特急ロマンスカー・LSE(7000形)

 東京・新宿駅と神奈川・箱根湯本駅などを結ぶ小田急電鉄の特急ロマンスカーで、約38年と永らく活躍してきたLSE(Luxury Super Express)7000形が2018年7月10日に引退(定期運行終了)します。LSE引退にあたっての「さよなら」イベントのほか、2018年3月に登場した新型ロマンスカーGSE(Graceful Super Express)70000形の情報などを紹介します。

7月10日に引退!さよならLSE!!

1980年に展望席のある特急車両として就役

 2018年7月10日(火)、特急ロマンスカー・LSE(7000形)が引退(定期運行を終了)します。
 
 2018年3月に登場した新型特急ロマンスカー・GSE(70000形)の第2編成の運行開始に伴い、新旧の交代となりました。LSEは、7月10日(火)に通常ダイヤでの運行を終了し、以降は臨時列車として運行した後、本年度中の引退を予定しているといいます。

 ところで、LSEといえば、1980年に展望席のある特急車両として登場し、約38年にわたって運行された名車両です。流れるような直線と曲面のスタイリングが特長で、特に前面展望が楽しめる先頭車両は人気を博しました。1981年には、鉄道友の会選定の「ブルーリボン賞」を受賞しています。6月23日(土)からは、LSEの車体へ「ラストラン記念ロゴマーク」を掲出して運行されており、沿線には鉄道ファンが訪れているといいます。

 7月10日(火)の定期運行終了日には、お別れのセレモニーが予定されています。また、定期運行の最終列車となる列車は、新宿駅19:15発・片瀬江ノ島駅行きの「ホームウェイ83号」です。ちなみに、6月27日現在では、満席となっていました。

 7月10日(火)当日のお別れ「出発セレモニー」は、以下の列車で実施されるとのこと。
・新宿駅15:40発「はこね41号」
・箱根湯本駅17:25発「はこね34号」

 筆者は、すでに昨年の秋ごろに「お別れ」乗車をしてまいりました。引退は淋しいですが、最後まで事故なく活躍して欲しいものです。

■LSE Last Run(小田急電鉄特設ページ)
・URL: https://www.odakyu.jp/romancecar/lselastrun/

約38年も活躍したロマンスカー・LSE

桜の季節を走るLSE

 LSEは、3代目のロマンスカーとして1980年に登場しました。約38年にわたって活躍し続けた長寿車両でした。

 ところで、LSEの後に登場したロマンスカーには、1987年登場した4代目のHiSE(10000形)と1991年に登場した5代目のRSE(Resort Super Express、20000形)がありました。ちなみにHiSEの「Hi」とは、「High-decker」「High-level」「High-grade」の意味がこめられたのだとか。

20000形RSE (筆者撮影)

 これら4代目と5代目のロマンスカーは、LSEより後に登場したにもかかわらず、2012年に小田急電鉄から引退しています。これらの車両がLSEより早く引退したのは、バリアフリー対応の難しさに理由があったようです。

10000形HiSE (筆者撮影)

 HiSEの場合は、客席からの展望を良くするために床を高くした「High-decker」構造で乗降口付近などに段差があったこと、RSEの場合も中間に2両の2階建て車両が連結されていたため、車椅子などでの利用に難がありました。LSEは、バリアフリー対応が可能だったため、歴代のロマンスカーでも最長寿の車両となったようです。

HiSEに似た塗装時のLSE (筆者撮影)

 LSEは、HiSEに倣った赤と白の塗装に変更された時期もありましたが、オレンジとグレーを基調とした登場時の伝統的な車体カラーに戻され、2018年7月10日に引退となります。

 HiSEとRSEは、小田急電鉄から引退後、地方で第2の人生を送っています。HiSEは長野電鉄で、RSEは富士急行で改造などが施されて元気にがんばっています。

▼関連記事:2012年3月16日で引退したロマンスカーHiSE、RSEへの「お別れ乗車記」
※外部メディアでこの記事をご覧の方は、オリジナルサイトの記事内に設けられた黄色いボタン「関連記事はこちら」からお楽しみいただけます。

7月11日に登場!GSE第2編成

特急ロマンスカー・GSE(70000形)

 LSEが引退した翌日、7月11日(水)からは、新型特急ロマンスカー・GSE(70000形)第2編成の運行が開始されます。

 特急ロマンスカー・GSEは、「箱根につづく時(とき)を優雅に走るロマンスカー」をコンセプトに開発された車両です。眺望性や車内の居住性に優れた車両で、バラの色を基調とした「ローズバーミリオン」の赤い外観は、その姿だけでも「優雅な(Graceful)」という名に相応しい佇まいではないでしょうか。2018年3月17日に第1編成が就役し、人気を博しています。特に前面展望が楽しめる展望車は、なかなかチケットが取れないほどの人気となっています。

 今回のGSE第2編成の導入によって、展望席のあるロマンスカーは、GSEの2編成と2005年に登場した白い外観が美しく、先頭展望車もある50000形「VSE(Vault Super Express)」2編成の計4編成体制となります。

▼関連記事:小田急・新型ロマンスカー「GSE」で行く!箱根と絶景の富士山を望む「三島スカイウォーク」を巡る旅
※外部メディアでこの記事をご覧の方は、オリジナルサイトの記事内に設けられた黄色いボタン「関連記事はこちら」からお楽しみいただけます。

鉄道BIG4・南田裕介さんプロデュース!「鉄分」の濃いツアーを実施!!

GSEなどの人気列車に乗る「鉄分」の濃いツアー

 GSEの第2編成登場を記念して、6月25日(月)から、小田急ポイントカード会員向けの夏休み特別企画として、「鉄道BIG4 南田裕介さんプロデュース、小田急線、箱根登山線、岳南鉄道、大井川鐵道の人気電車に乗る夏休みスペシャル企画(8月26日(日)出発)」が発売されています。

箱根登山鉄道 アレグラ号

 このツアーは、芸能プロダクション「ホリプロ」のマネージャーでありながら、近年では鉄道関連のテレビ番組等で活躍する南田裕介さんの全面協力のもとで、乗車する列車や観光地の選定、宿泊場所などのアドバイスを受けた企画だとのこと。

 特急ロマンスカー・GSEだけではなく、箱根登山鉄道「アレグラ号」を乗り継いだ後、岳南鉄道「岳南電車」、大井川鐵道「きかんしゃトーマス号」に乗車するという内容のツアーです。このほか、車内アナウンス体験、運転席見学、SL整備工場見学、さらに清水港でのクルージングなど、夏休みの素敵な想い出作りに最適な「鉄分」の濃い1泊2日の旅となっています。

岳南鉄道「岳南電車」

 ツアー2日目からは南田裕介さんご本人が同行し、参加者のとふれ合いながら、鉄道だけでなく4年間学生時代を過ごした思い出の地「静岡」を話題にしたトークで盛り上げてくれるとのこと。旅行代金は、35,800円から(大人1名。子供(2歳以上小学生まで)は2,000円引き)。ツアーの詳細は、小田急トラベルで。

■小田急トラベル
・URL: http://www.odakyu-travel.co.jp/

お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

このニュースに関連する他のニュース

アメリカの現地ツアー

おすすめの記事