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武蔵関 満開の桜と西武新宿線のコラボレーション!(東京都練馬区)

2020年03月22日

線路沿いの桜並木は、花見スポットとしても人気に

東京の西武新宿駅、高田馬場駅から埼玉県の本川越駅を結ぶ西武新宿線。その線路に沿って桜並木が続く絶景スポットを紹介します。西武線と桜のコラボレーションが見られ、鉄道に興味が無くても楽しめる桜スポットです。また、東伏見駅近くの武蔵関公園は閑静な住宅地の中の公園で、大きな池の周囲に桜が植えられていて、こちらもおすすめです。ややディープな花見スポットですが、SNSでも自慢できそうな武蔵関の桜スポットへご案内します。

武蔵関駅・東伏見駅間の桜スポット

イラストMAPを参考にバーチャル花見もどうぞ

武蔵関駅と東伏見駅には西武新宿線・高田馬場駅から各駅停車あるいは、準急列車に乗車し約20分です。そのアクセス段階から花見は始まります。

本川越駅寄りの先頭車両に乗車し、運転席後ろのガラス窓付近に陣取りましょう。恥ずかしがっていてはいけません。

列車が武蔵関駅を出たら進行左側に注目してください。線路に沿って約400mの桜の壁が続き、西武線の車内からも花見ができるのです。筆者は武蔵関駅では降りず、ひと駅先の東伏見駅で下車し散策しました。イラストMAPの各ポイントを確認しながらバーチャルでも花見をお楽しみください。

閑静な住宅地の中にある武蔵関公園の桜

池の水面に映る桜が美しい、武蔵関公園(MAP:1)
静かな公園で憩いのひととき

東伏見駅から徒歩数分。緑豊かな武蔵関公園に入ります(入園無料)。桜の本数が多いわけではありませんが、見事な枝振りの桜が園内の池の周囲に点在していて、ゆったりとした時間が流れています(MAP:2)。

鳥のさえずりを聞きながら、水辺散策(MAP:3)
園内には、ボート乗り場も

園内にはボート乗り場があります。ボート乗り場の対岸からは、公園の木々の切れ間から西武新宿線の列車が通過する様子を見ることができます。黄色などの西武新宿線の列車が時折、走行音を響かせて走り去って行きます。池で優雅に泳ぐカモなどの水鳥たちは、列車の音にも慣れっこのようです(MAP:4)。ときには、カワセミを目撃することもできるようです。

■武蔵関公園
・URL: https://www.city.nerima.tokyo.jp/kankomoyoshi/annai/fukei/park/musashi/index.html

西武線と桜 線路沿いの撮影スポット

桜並木を背景に走る西武30000系列車

武蔵関公園を出て左側に進むと、小さな橋があります。西武新宿線の線路沿いの民家と桜並木、石神井川との一瞬の隙間を西武新宿線が疾走する撮影スポットに出ます。

弁天橋からの眺め

絵になる撮影ポイント(MAP:5)

「弁天橋(MAP:5)」の上からの桜と民家の一瞬の隙間の光景です。

さらに、その弁天橋のすぐのところにある「武蔵関3号踏切(MAP:6)」へ進みましょう。

武蔵関3号踏切からの眺め

桜並木の横を疾走する西武10000系特急ニューレッドアロー

武蔵関3号踏切は人やバイク、自転車しか渡れない幅の狭い踏切で、撮影のベストポジションが5人程度で満員になる「鉄道ファン」御用達の場所でもあります。一般に通行される方への配慮など、撮影者同士で譲り合いながらマナーを守って撮影をしましょう。

西武線は黄色だけではなく、いろいろなカラーや形の列車が走っているので、鉄道に興味がなくても飽きることはないでしょう。

「西武 旅するレストラン 52席の至福」

筆者が訪問した際、2016年4月17日に運行を開始したレストラントレイン「西武 旅するレストラン 52席の至福」(列車内でランチやディナーを楽しめる全席予約制の列車)の試運転列車が目の前を通過しました。

ところで、「西武 旅するレストラン 52席の至福」といえば、池袋駅(あるいは、西武新宿駅)と西武秩父駅を週末を中心に結び、その名のとおり52人(席)しか1列車に乗車できないプレミアムな列車です。「ランチコース(10,000円/人)」と「ディナーコース(15,000円/人)」の料金設定で、特に「ランチコース」は予約が取りにくいほどの人気ぶりです。

なお、「地球の歩き方ニュース&レポート(オリジナルサイト)」上でこの記事をご覧になっている方は、「『52席の至福』乗車レポートはこちら」ボタンから、外部メディアでこの記事をご覧の方は、オリジナルサイトの記事内に設けられた黄色いボタン「『52席の至福』乗車レポートはこちら」から、48枚の画像と乗車レポートをお楽しみいただけます。

≫≫≫ 西武 52席の至福 ディナーコース 乗車記 感想 評判 値段は15,000円

「お立ち台」からの眺め

10000系特急ニューレッドアロー「小江戸」号と桜と
黄昏時の10000系特急「レッドアロークラシック」
満開の桜と西武新2000系(MAP:7)
西武2000系(南入曽車両基地開設50周年マーク付)と桜

武蔵関3号踏切から弁天橋方向へ戻り、武蔵関駅方面へ桜並木を歩いていきましょう。桜並木の途中には、桜並木に並行して走る道路と桜が植えられている緑地帯で1mぐらい道路が高くなっている部分があります。桜の木の間隔がやや広いことも重なって、絶好の撮影スポットになっています(MAP:7)。やや高い位置から桜と疾走する西武新宿線の列車を撮影できるので、まるで「お立ち台」のようです。

さらに、武蔵関駅方向へ桜並木を進みましょう。「武蔵関3号踏切」と同様におすすめの撮影ポイントがあります。それは、桜並木の中間地点、長者橋と武蔵関2号踏切(MAP:8)です。

長者橋と武蔵関2号踏切からの眺め

西武30000系が長者橋と武蔵関2号踏切の横を疾走

長者橋と武蔵関2号踏切は小さな橋の先に踏切があり、その橋の上の踏切近くから東伏見駅方向を撮影すると上のような画像が撮影できます。

西武新宿駅へ急ぐ、特急ニューレッドアロー「小江戸」号

上の画像のように、上り線を走る西武10000系特急「レッドアロークラシック」塗装の列車を撮影しようと「西武線アプリ」の「列車走行位置」をにらめっこしながら待機していたのですが……。

「レッドアロークラシック」がちょうどよい光線のときにやってきたのに、下り列車が手前を塞ぎ……。ほかの「同業者」もため息が出て、ショックに打ちひしがれました。気を取り直して、折り返してきた下り列車を撮影したのが、以下の画像です。

桜吹雪と「レッドアロークラシック」

風が強く吹き、満開の桜の花びらが散る美しい光景のなかを「レッドアロークラシック」が走り去っていきました(「鉄分」の濃い記述、ご了承ください)。

左からレッドアロー「初代」5000系、10000系「NRA」と001系「Laview」

ちなみに、「レッドアロークラシック」とは、特急ニューレッドアロー(NRA)に使用されている車両(10000系)1編成を「初代」レッドアローに模した塗装に変更したものです。5000系「初代」レッドアローは、西武秩父線開業の1969年から1995年まで活躍しました。その後、一部の車両が富山地方鉄道に譲渡され、2020年も活躍しています。

「二代目」となるNRAは1993年に西武新宿線で登場し、西武池袋線にも活躍の場を広げました。NRAは2020年3月13日に西武池袋線から引退しましたが、西武新宿線で活躍を続けています(「レッドアロークラシック」も2020年3月中旬から西武新宿線に活躍の場を移しました)。

「三代目」となる新型特急の「Laview(ラビュー)」は2019年3月に登場し、2020年3月14日からはすべての西武池袋線の特急列車が「Laview」になりました。

■特急ラビュー・レッドアロー号 (西武鉄道)
・URL: https://www.seiburailway.jp/express/limitedexpress/

夕暮れから夜へ

なお、この撮影ポイントは片側1車線の道路で、歩道部分が極めて狭くなっています。すぐ横を車が通りますので撮影には注意を払い、ほかの通行人や車の邪魔にならないようにしましょう。

武蔵関1号踏切付近からの眺め

武蔵関1号踏切付近(MAP:9)
桜をメインに背景の列車をぼかして…

武蔵関1号踏切(MAP:9)で「東京女子学院」側に線路を渡ると、線路沿いに菜の花が若干咲いているポイントがあります(MAP:10)。もう少し右側の青色の列車(西武20000系)が早く来てくれるとよかったのですが、黄色(西武線&菜の花)とピンクのコラボレーションを楽しめます。

菜の花と桜と列車と……

桜で埋め尽くされた武蔵関・東伏見駅間の車窓は、通勤ラッシュのストレスを幾分和らげてくれるのではないでしょうか。西武新宿線と桜のコラボスポット、少しディープな花見情報でしたが、いかがでしたでしょうか。鉄道好きだけではなく、一般の方にも楽しんでいただけますのでおすすめです。

※当記事は、2020年3月25日現在のものです。

※初回掲載: 2019年3月17日


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