霧氷バスで雪と氷が織りなす白銀の世界を旅しよう!(奈良・三峰山、高見山、観音峯、和佐又山)

公開日 : 2019年01月14日
最終更新 :
真っ青な空の下、真っ白な樹氷が立ち並ぶ
真っ青な空の下、真っ白な樹氷が立ち並ぶ

樹氷や樹霜の絶景を手軽に見に行ける「霧氷バス」を紹介します。真っ青な空の下、真っ白な樹氷が立ち並ぶ光景は、見るものの目を釘づけにします。しかし、こんな真冬の絶景を見に行きたいと思っても、なかなか簡単にはいきません。電車を乗り継ぎ、バスを乗り継ぎ、そして雪山を延々と登らなければなりませんよね。そこで、「霧氷バス」の登場です。奈良交通が運行する「霧氷バス」が今大人気です。

奈良交通が運行する「霧氷バス」とは!?

奈良交通が運行する「霧氷バス」とは!?
奈良県内有数の霧氷スポットを訪れる「霧氷バス」

奈良県奈良市に本社を構える奈良交通は、2019年1月12日(土)から2月24日(日)までの期間、土、日、祝日の限定で、奈良県内有数の霧氷スポットを訪れる「霧氷バス」を運行します(一部のルートは2月17日(日)まで)。

奈良県にあるいくつかの雪山では、1月から2月にかけて、冬の限られたごくわずかなこの期間だけ白銀の世界をひときわ美しく輝かせる霧氷を見ることができます。厳冬期の山だからこそ出合える幻想的な霧氷の世界を「霧氷バス」で訪れてみましょう。

「霧氷バス」には、4つのルートが用意されています。宇陀郡御杖村の三峰山を巡る三峰山ルート、吉野郡東吉野村の高見山を巡る高見山ルート、吉野郡天川村の観音峯と洞川温泉を巡る観音峯・洞川温泉ルート、吉野郡上北山村の和佐又山を巡る和佐又山ルートの4つです。なお、いずれのルートも積雪量や気象状況によって、運休となる場合があります。

三峰山(みうねやま)ルート

三峰山(みうねやま)ルート
標高1,235メートルの三峰山を巡るルート

三峰山(みうねやま)ルートは、宇陀郡御杖村にある標高1,235メートルの三峰山を巡るルートです。山頂からは、東に局岳、西に高見山が見られ、眼下には曽爾高原の霧氷が一望できます。

運行期間は、2019年1月12日(土)から2月24日(日)の間の土、日、祝日です。始発の榛原駅(宇陀市)から終着のみつえ青少年旅行村まで、1日往復2便(8:15発、9:15発)を運行しています。運賃(片道)は、大人1,350円、小児680円です。

高見山(たかみやま)ルート

高見山(たかみやま)ルート
標高1,248メートルの高見山を巡るルート

高見山(たかみやま)ルートは、吉野郡東吉野村にある標高1,248メートルの高見山を巡るルートです。山頂からは、台高山脈の雄大な尾根が望め、遠景には鎧岳、兜岳などが広がります。

運行期間は、三峰山ルートと同じく、2019年1月12日(土)から2月24日(日)の間の土、日、祝日です。始発の榛原駅(宇陀市)から終着の高見登山口まで、1日往復2便(8:15発、9:15発)を運行しています。なお、復路便はたかすみ温泉前からの出発となります。運賃は、往路大人1,060円、小児530円、復路大人1,100円、小児550円です。

観音峯・洞川温泉(かんのんみね・どろがわおんせん)ルート

観音峯・洞川温泉(かんのんみね・どろがわおんせん)ルート
標高1,347メートルの観音峯と洞川温泉を巡るルート

観音峯・洞川温泉(かんのんみね・どろがわおんせん)ルートは、吉野郡天川村にある標高1,347メートルの観音峯と洞川温泉を巡るルートです。山頂からは、大峯山脈の雄大な自然美が目を潤し、洞川温泉では日ごろの疲れをゆったりと癒せます。

運行期間は、先述のふたつのルートとは異なり、2019年2月2日(土)から2月17日(日)の間の土、日、祝日です。始発の大和八木駅(橿原市)から終着の洞川温泉まで、1日往復1便(8:00発)を運行しています。運賃(片道)は、大人1,550円、小児780円です。

和佐又山(わさまたやま)ルート

和佐又山(わさまたやま)ルート
標高1,334メートルの和佐又山を巡るルート

和佐又山(わさまたやま)ルートは、吉野郡上北山村にある標高1,334メートルの和佐又山を巡るルートです。山頂からは、大普賢岳から行者還岳、さらには弥山、八経ヶ岳を遠望できます。

運行期間は、観音峯・洞川温泉ルートと同じく、2019年2月2日(土)から2月17日(日)の間の土、日、祝日です。始発の大和八木駅(橿原市)から終着の和佐又山登山口まで、1日往復1便(7:55発)を運行しています。運賃(片道)は、大人2,050円、小児1,030円です。

樹氷や樹霜の絶景を手軽に見に行ける「霧氷バス」。今年の冬は、青空と白雪のコントラストを楽しみに雪山登山に出かけてみてはいかがでしょうか。

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。