LCC就航でバンコクがもっと身近に!タイベトジェットエア【福岡-バンコク便】が週5便就航へ!

公開日 : 2022年09月06日
最終更新 :
筆者 : Duke
タイベトジェットエアの福岡-バンコク路線が9月以降増便!
タイベトジェットエアの福岡-バンコク路線が9月以降増便!

2022年7月に就航したタイベトジェットエアの福岡-バンコク路線が、9月2日から週4便に増便されました。さらに、10月4日からは週5便に増便され、タイへの渡航がより便利になります!今回、博多でメディア向けのランチイベントが行われたので、ベトジェットエアの紹介と、当日の様子をレポートします!

タイベトジェットエアとは

タイベトジェットエアとは
タイベトジェットエアの リーフレット
タイベトジェットエアは2021年、「タイで最も乗客に優しいキャビンクルー」賞を受賞
タイベトジェットエアは2021年、「タイで最も乗客に優しいキャビンクルー」賞を受賞

タイベトジェットエアは、2014年に設立されたタイのLCCです。2022年7月からは福岡とバンコクの直行便の運航を開始しました。

ビジネス誌の「グローバル・ビジネス・アウトルック・アワード2020」では「今年最も成長したLCC」に選ばれ、2020年第四半期にはノックスエアとタイ・ライオンエアを抜きタイ国内市場で2位にランクインするなど、世界的にも成長著しい航空会社のひとつです。

スワンナプーム空港からタイ国内各地への乗継も便利
スワンナプーム空港からタイ国内各地への乗継も便利

タイのLCCはドンムアン空港を利用することが多いなか、タイベトジェットエアはフルキャリアと同じくスワンナプーム空港を拠点としています。
スワンナプーム国際空港は、2006年に開港した世界有数の規模を誇るターミナル空港で、アジアのハブとしての機能を備えています。一方で、かつてのバンコク国際空港であったドンムアン空港は、現在はLCCが主体となって運航するなど、日本における成田と羽田のような住み分け運用が行われています。

9月以降の福岡空港-スワンナプーム国際空港の運航予定
9月以降の福岡空港-スワンナプーム国際空港の運航予定

福岡空港-スワンナプーム空港間には、タイ国際航空が就航していましたが、新型コロナの感染拡大に伴って現在は運休しています。また、福岡空港-ドンムアン空港間を結んでいたタイ・ライオンエアとタイ・エアアジアXも現在は運休中です。10月以降はタイ・エアアジアが新規路線を開設するといわれていますが、現時点では福岡とバンコクを結ぶのはタイベトジェットエア1社のみです。今なら片道1万5000円という格安のプロモーション価格で搭乗できます。

ランチイベントの様子

ランチイベントの様子
タイベトジェットエア営業本部長のあいさつ

会場となった福岡市中央区のタイ料理レストラン「ドゥワンディ」には、タイ国観光庁福岡事務所長をはじめ、メディア関係者20数名が集まり、和気あいあいとした雰囲気のなか、日本とタイの交流を深めたいという思いを共有しました。

2022年7月に入国制限を撤廃したタイでは徐々に人の流れが回復し、入国者数は400万人を突破(8月16日現在)し、8月末までには450万人に到達すると予想されています。しかし、日本からの入国者数は約7万7000人(上半期)に留まっているとのことで、さらなる需要の喚起が期待されています。

日本では、9月以降入国規制が大幅に緩和されることが決定しているので、このタイミングでタイベトジェットエアが福岡-バンコク便を増便するのは、お互いの国の往来に弾みをつける効果が期待できますね。

会場の様子
会場の様子

各テーブルには現地事情に詳しい関係者の方が1人ずつ配置され、タイの現状や旅行者の動向などについて興味深い話を伺うことができました。たまたま同じテーブルの方が近々バンコクに赴任することもあり、現地の日本人コミュニティや医療状況など話題は尽きず、予定された2時間があっという間に過ぎていきました。

なかにはおもしろい話も……。根っからの仕事人間で自分にも部下にも厳しかった上司がタイに転勤となり、数年後に帰国すると、まるで仏様のように穏やかで優しくなっていたそうです。“ほほえみの国”といわれるタイのゆったりとして穏やかな国民性のおかげかもしれません。

風味ゆたかなタイ料理

風味ゆたかなタイ料理
©iStock

旅行の醍醐味といえば、現地グルメ! タイ料理は「辛い」というイメージがありますが、決してそれだけではなく、辛み、甘み、酸味のバランスが絶妙にとられているのが特徴です。とりわけ、屋台などで人気の料理は、おいしくてリーズナブル。極端な円安が続く昨今、懐にやさしいのも大きな魅力です。
今回のランチイベントで提供された料理をいくつか紹介したいと思います。

トムヤムクン
トムヤムクン

タイ料理の代表格といえばトムヤムクンではないでしょうか。タイ語で「トム」は“煮る”、「ヤム」は”混ぜる”、「クン」は”えび”という意味です。酸味と辛み、ハーブの複雑な香りが絡み合って絶妙のおいしさです。

シーフードと春雨のサラダ
シーフードと春雨のサラダ

甘辛いソースで炒めたシーフードと春雨のサラダ ヤムウンセンは、色とりどりの野菜に、エビやイカ、ピーナッツなど具だくさんで、ちょっとスパイシーなサラダです。

えびのすり身揚げとチキンのスパイス焼き
えびのすり身揚げとチキンのスパイス焼き

えびのすり身を揚げたトートマンクンと、チキンを甘辛いタレに漬け込んで炭火で焼いたガイヤーン。トートマンクンはタイの屋台料理で、パン粉の香ばしさとスパイスの風味で食欲が刺激されます。チキンのスパイス焼きガイヤーンは元々タイの東北地方の料理ですが、今は全土で食べられるほどポピュラーになりました。丸鶏や骨付き肉、串にさした焼きとり風のものなど様々なバリエーションがあるそうです。

グリーンカレー
グリーンカレー

青唐辛子(プリッキーヌ)とココナッツミルクをベースに作られるグリーンカレーもタイ料理好きにはたまりません。青唐辛子の辛みをココナッツミルクが和らげ、数種類のハーブが加わって実に味わい深いカレーです。

タピオカココナッツミルクとジャスミンティー
タピオカココナッツミルクとジャスミンティー

小粒のタピオカが入ったココナッツミルクはすっきりとした甘さで、グリーンカレーの後にぴったりのデザートでした。爽やかな香りのジャスミンティーも、気持ちをリフレッシュさせてくれる効果がありますね。

タイ料理 ドゥワンディ
タイ料理 ドゥワンディ

今回のランチイベントの会場となったタイレストラン「ドゥワンディ」では、2人のタイ人シェフが作る本格的なタイ料理が手軽に味わえます。シンハーやチャーンなどタイのビールだけではなく、タイで作られたワインもたくさんあります。熱帯地方に属するタイでワインとは意外な気がしますが、近年では欧米などでも高い評価を受けているそうです。この日は取材で訪れていたので我慢しましたが、次回訪れた際にはぜひ試してみたいと思います。

■タイ料理 ドゥワンディ
・住所: 福岡県福岡市中央区薬院1丁目12-32
・URL: https://r.gnavi.co.jp/cmy00njv0000/

タイフェスティバル2022

タイフェスティバル2022
タイフェス~サヌックナイト in 福岡

2022年8月26日~28日には「タイフェスティバル2022」が天神で開かれました。在福岡タイ王国総領事館が主催する毎年恒例のフェスティバルですが、コロナの影響を受けてここ2年は中止を余儀なくされており、今年は3年ぶりの開催となりました。

バンコクのナイトマーケットをイメージした会場では、タイ料理はもちろんのことムエタイやタイ舞踊などのステージイベント、タイのお祭りで大人気のソイダーオ(くじ引き)ブースなどがあり、タイベトジェットエアの航空券が当たるビンゴ大会も大人気だったようです。

タイフェスは、日本にいながらタイの雰囲気を味わえる貴重な機会です。来年もまた開催される予定とのことなので、ぜひ一度タイフェスに参加してみてはいかがでしょうか。

旅人心をくすぐり続けるタイ

旅人心をくすぐり続けるタイ
バンコクの町中を走るトゥクトゥク ©iStock

“ほほえみの国”とよばれる敬虔な仏教国、タイ。首都バンコクは、近代的な高層ビルときらびやかな王宮や寺院が同居し、アジアらしい熱気と活気に満ちあふれた魅力たっぷりの都市です。日本と比べると物価が安く、また治安もよいことから女性の旅先としても人気があります。日本各地から直行便が運行されており、5時間半~6時間ほどのフライトと比較的近く、日本から最も行きやすい東南アジアといえるでしょう。私自身も、今回のイベントを通じてますますタイに興味が湧いてきました。

日本とタイは600年にもおよぶ友好の歴史がありますが、わけても今年は、日・タイ修好宣言から135年の節目にあたります。コロナ禍の影響を受けたとはいえ、日本人にとってタイは今も昔も人気の観光地です。9月から日本の入国規制が緩和されるタイミングで日・タイの交流がより促進されることを願ってやみません。

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック
地球の歩き方 ガイドブック D17 タイ 2020年~2021年版

大都会バンコク、世界遺産スコータイ、古都チェンマイ、人気リゾート・プーケット……。初心者からリピーターまで、タイでかなえたい夢が、全部実現できるパーフェクトガイド。巻頭では大好評の「したいこと ベスト10」やグルメ特集に加え、「色で旅するタイ寺院」も大特集。色彩豊かなタイの旅に彩りを添えます。

■地球の歩き方 ガイドブック D17 タイ 2020年~2021年版
・URL: https://hon.gakken.jp/book/2080135100

※当記事は、2022年8月25日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2022年8月25日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

筆者

特派員

Duke

縁あって福岡県北九州市に落ち着いて、はや15年。県外の方はもちろん、地元の方にも楽しんでいただけるよう、福岡・北九州の旬な情報を発信していきたいと思っています。

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