海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP >ニュース&レポート >交通 >日本 >東海 >静岡 >SLで行く紅葉と寸又峡温泉!フォトジェニックな「夢の吊り橋」!!大井川鐵道の旅

SLで行く紅葉と寸又峡温泉!フォトジェニックな「夢の吊り橋」!!大井川鐵道の旅

2017年11月10日

千頭駅に到着したSL。煙を上げる迫力ある様子を撮影できる

 昔懐かしい蒸気機関車(SL)が走っている「大井川鐵道」に乗車して、紅葉の寸又峡温泉を満喫する旅を紹介します。 大井川鐵道本線には、日常的にSLが走るばかりではなく、2014年7月から期間限定運行している「きかんしゃトーマス」号は、席が取りにくい盛況ぶりです。 また、SLの終点、千頭駅から路線バスで行く「寸又峡温泉」は、湯上がりの肌がツルツル、しっとりすると評判の「美女づくりの湯」として知られています。さらに、スリリングな体験が出来て、フォトジェニックなスポット「夢の吊り橋」など見所満載です。

大井川鐵道のSLに乗車!

旧型客車が現役!懐かしいレトロな雰囲気です。

 大井川鐵道は、大井川に沿って走る本線(金谷駅・千頭駅間)と、井川線(千頭駅・井川駅間、通称「南アルプスあぷとライン」)からなるローカル私鉄です。

 JR東海道線との接続駅、金谷駅へは、東海道新幹線静岡駅から約30分です。また、SLは金谷駅からではなく、ひとつ先の新金谷駅始発となりますので、普通列車で新金谷駅まで行く必要があります。

 新金谷駅には、SLの機関庫があって入出庫の風景が見られます。また、観光バスなどのツアー客は、この駅から乗車することが多いようです。ホームでは入線しているSLを撮影しようと大盛況となっています。

 早速、乗車してみましょう。車内はレトロな感じで、もちろん冷房などは付いていません。暑ければ窓を全開にし、大井川の川風を感じながらの汽車旅となります。ただし、トンネルでは、窓を閉めないと車内にSLの煙が充満してしまいますので、窓際に座った人が窓閉め・窓開け担当となるでしょう。慌しいかも知れませんが楽しい体験です。こんな体験は、SLが現役で走っていた頃を知らない世代には新鮮で、オールド世代には懐かしさがこみ上げてくるかもしれません。
 


大井川を北上するSLの車内は!?

車窓には、色づく紅葉と大井川の絶景が

 SLは、新金谷駅を出発すると大井川に沿って北上していきます。SLの乗車には、乗車券のほかに「SL急行券」が必要で、全席指定制となっています。予約は大井川鐵道のホームページなどで、座席が空いていれば窓口で当日に買うことも出来ますが、紅葉時期や週末などは事前に予約しておくことをおススメします。

 昭和10~20年代に製造された旧型客車に揺られながら、進行右側に大井川の雄大な流れが見えてきます。しばらくするとハーモニカの音が聞こえてくるはずです。専務車掌の「SLおじさん」や「SLおばさん」による軽妙なトークとともに、ハーモニカの演奏が繰り広げられ、車内では乗客が手拍子で盛り上げます。ハーモニカでの「鉄道唱歌」を聴きながら、SLの汽笛の音などともに車窓を眺めていると胸に熱いものがこみ上げてきました。約90分のSLの旅は、あっという間です。

沿線には茶畑もひろがります

 沿線には、茶畑の風景も多く見られます。大井川鐵道沿線は、「川根茶」の産地として知られています。 大井川の川霧と気温の寒暖差により、日本茶の栽培に最適なところなのだそうです。「川根茶」は、銘茶として知られています。

フォトジェニックスポット「夢の吊り橋」へ

好条件が重なるとエメラルドグリーンの川面に吊り橋が映えます

 SLに別れを告げ、寸又峡温泉には、路線バスで向かいます(約40分)。宿に荷物を置いて、温泉街を散策しながら、寸又峡にかかる「夢の吊橋」へと向かいましょう。

 SNSなどでその絶景が話題となって、大変な混雑スポットとなっています。 週末の紅葉シーズンの午後は、橋を渡るのに60~180分ほど待つこともあるそうです。一度に橋を渡れる際の定員が、10名ということと、細い橋なので、渡るのに時間がかかるのも行列の要因です。温泉街の宿に泊まって、早朝から昼までに訪問するのがおススメだそうです。

いよいよ橋を渡る緊張の瞬間

 筆者が訪問した時は、20分ほどの待ち時間で順番が回ってきました。昨日までの大雨で、水が少し濁っていたのが残念でしたが、渓谷と周囲の紅葉が綺麗でした・・・、という余裕は、渡っているときにはありませんでした。

 4 0cm程度の木の板が乗っているだけの吊り橋で、川面からの高さと、結構な揺れがあるのでスリリング・・・。高所恐怖症の方は、やめておいたほうがよいと思います。また、ヒールで渡っている女性もいましたが、これもやめておいたほうがいいでしょう。

吊橋の全景を高いところから見ることができます

 吊り橋は、一方通行となっています。逆戻りは出来ませんので、橋の途中で怖くなって引き返すということが出来ません。また、渡り終えると300段ほどの階段がある山道を進まなければなりません。橋を渡るだけでなく、整備はされているものの山道もありますので、歩きやすい靴でお出かけください。

 普段の運動不足がたたり、息が上がったところで、先ほど渡った吊り橋を上空から望むことができるスポットがありました。夕暮れ時で、山陰になってしまって薄暗いのが残念ですが、美しい光景に息をのみました。午前中の訪問がよさそうです。

錦秋の寸又峡と夢の吊り橋 ©iStock

「美人の湯」寸又峡温泉と温泉街散策

温泉街には、お土産店などが並びます

 寸又峡温泉は、こじんまりとした山奥の温泉街で、温泉が引かれた10の宿泊施設の他に、町営の露天風呂などがあるそうです。 良質な源泉は硫化水素系・単純硫黄泉で、美肌効果があるとされ、「美人の湯」といわれているそうです。しっとりとした肌触りで、 山奥の温泉に来たことが実感できるでしょう。

 明日は、寸又峡温泉から、大井川のさらに奥地へ、大井川鐵道のトロッコ列車で出かけました。その模様は、また今度・・・。

■DATA
・大井川鐵道
公式サイト

・寸又峡温泉観光ガイド
公式サイト

お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

このニュースに関連する他のニュース

アメリカの現地ツアー

おすすめの記事