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サンフランシスコ空港から市内のパウエル駅へ、電車の乗り方・切符の買い方(アメリカ)

2019年05月01日

バート(BART)サンフランシスコ空港駅

アメリカ・サンフランシスコ国際空港からバート(BART:高速鉄道)を使えば、約30分でダウンタウンのパウエル駅に到着します。スーツケース一個なら比較的移動も楽で、渋滞の心配もありません。しかし、このバートは切符の買い方が難関で、少々厄介な鉄道として有名です。スーツケースを持って券売機をずっと覗き込んでる旅行者の姿は、ちょっとした風物詩になっています。サンフランシスコ国際空港から市内のパウエル駅まで、バートを使った移動の仕方を紹介します。

国際線でサンフランシスコ国際空港に到着した場合

サンフランシスコ国際空港の到着ロビー

日本からの便は、全て国際線ターミナルに到着します。

インフォメーションカウンター

国際線ターミナルには、ゲートA(JAL)やゲートG(ANA)などがあります。出口を出たら右側(ゲートG方向)へ進みます。

目印は「BART/Caltrain」の表示

看板の右上に「BART/Caltrain」と表示されています。右側に見えるエスカレーターに乗りましょう。

インフォメーションカウンター

エスカレーターを上がると、そこは国際線出発ロビーになります。目の前には、ユナイテッド航空(United/UA)のカウンターがあります。左を向くと、インフォメーションカウンターがあるので、そのまま進んでいきます。

バート駅の回転ドア

インフォメーションカウンターを通り過ぎると、左側に大きなバート駅の回転ドアが見えます。これでサンフランシスコ国際空港のバート駅にたどり着きました。

国内線からバート駅までは「エアトレイン」で移動

荷物を待つ旅客

国内線で到着した場合は、各ターミナルをつなぐ「エアトレイン(Air Train)」に乗ってバート駅まで行きます。ユナイテッド航空国内線を例に進んでみましょう。

到着したら、まずターンテーブルから荷物を受け取りましょう。

見やすくなった表示

「ALL Terminals」「BART/Caltrain」「Rental Car」を利用する人は、全員がエアトレインに乗って移動します。「USE AIR TRAIN」の表示に従い、奥に見える上りエスカレーターに進みます。

エスカレーターを利用して3階へ

上りエスカレーターに乗り、3階へ行きます。カートを利用してる方は、エレベーターを利用しましょう。このエスカレーターの傍にエレベーターがあります。

表示通りに進みます

表示に従って、渡り廊下を通ります。渡り廊下を超えたら、直ぐに右側に進みます。

エスカレーターでさらに上階へ

エスカレーターでもう1階に上ります。

エアトレンのホーム

こちらが、4階にあたるエアトレン「Terminal3(UA)」のホームになります。利用航空会社によって「Terminal1」「Terminal2」があります。余談ですが、ここは屋根はありますが、吹きさらしのプラットホームなので寒いです。

エアトレインは、赤い線(Red Line)、青い線(Blue Line・レンタカー会社方面)がありますが、どちらに乗っても降りる駅はバート駅「Garage G-BART Station」です。万が一乗り過ごしてしまってもループしていますので一周乗って降りましょう。

エアトレインの車内

エアトレインの車内は、前後に座るところがあるだけで、基本は立っていなければなりません。

たまに間違えて国際線「Terminal G」で降りてしまう人もいます

「Terminal G」で降りてしまう人も時々いますが、先ほどの国際線からの順路でバート駅「Garage G-BART Station」にたどり着けます。

バート駅のホーム

バート駅「Garage G BART Station」にたどり着きました。

いよいよバートの切符を買います

券売機の周りにはいろんな注意書きが……

日本で暮らしてると電車の切符を買うことはよくありますが、国によっては電車に乗るのは初めての人もいます。大の大人が数人で右往左往してるのが、このバートの切符売り場前です。

券売機の周りにはたくさんの注意書きがありますが、基本的には、切符は一人一枚を目的地まで購入します。

切符の買い方の手順として
(1)行き先までいくらか料金表で確認する
(2)お金を入れる → ぴったりあれば良いけどそうではない場合が多い
(3)ぴったりの金額に調整する
(4)発券、釣銭を受け取る

ここで厄介なのが、(2)と(3)です。(3)はどうやってぴったりにするんだ?!となりますね。

足し算と引き算をしながら買うバートの切符

バートの券売機

実際に「San Francisco International Airport」から「Powell Street」まで9.65ドルの切符を現金で買ってみます。行き先の駅までの金額は、券売機に貼ってある表で確認します。日本のように路線図ではなく、駅名のアルファベット順で書いてあります。

日本人旅行者の場合、ほとんどがピン札なので、おそらく問題なくほとんどのお札を受け付けてくれるでしょう。あまりにもヨレていると戻ってきてしまいますから、きれいなお札を入れましょう。

券売機の画面

画面上部に、

Amount inserted $10.00
Current Value $10.00

と表示されます。

「10ドル入れたから、10ドル分の切符が買えます」という意味ですが、もしそれで良いなら右側の「Printed $10.00 Ticket」のEボタンを押して発券します。しかし、今回欲しいのは、9.65ドルのパウエル駅行きの切符です。

ボタンを押して金額を調整中

この券売機では、「Add」Cボタンや「Subtract」Dボタンで調整しながら、投入した金額と欲しい切符の金額をぴったりと合わせます。上の画像は、「Subtract 5¢」のDボタンを押して、5セントずつ引いている様子です。一回押すたびに、9.95ドル、9.90ドル、9.85ドル……と「Current value」の金額が減っていきます。

金額が揃ったら発券

ぴったりになったので「Print $9.65 Ticket」のEボタンを押して、下の赤枠の取り出し口から出てくる切符と釣銭を取ります。

赤枠の取り出し口

バートの券売機は、引いたり、足したりというユニークな買い方をする券売機です。

バートの改札

いよよ改札口へ。切符表を上にして手前の挿入口に入れると、少し先から切符が出てきますので、切符を引き抜いてください。すると、赤い三角のゲートが開きますのでホームへと進みます。

出発して約30分後、サンフランシスコ市内のパウエル駅に到着したら、Exitでまた切符を入れて退場します。今度は切符は出てこず、赤いゲートが開くだけです。これでパウエル駅までたどり着けました。

券売機で足し算や引き算なんてビックリしてしますが、慌てなくても大丈夫です。「早くしてよ!」なんて決して言われることもありません。切符を買い慣れた日本人以外の人は、それ以上に時間がかかって購入していますから……。

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