【海外安全情報】[インドネシア]バリ島におけるアグン火山の噴火について

公開日 : 2017年11月29日
最終更新 :
アグン火山(噴火前)
アグン火山(噴火前)

2017年11月、54年ぶりに噴火したバリ島アグン火山(インドネシア)噴火の影響を受け、バリ島のデンパサール国際空港(ングラ・ライ空港)は11月27日午前7時から一時閉鎖となっており、今朝方、閉鎖期間を30日午前まで延長することが発表されました。
※2017年11月29日12:00時点の最新情報となります。常に最新情報をご覧になられる場合、以下のMOFA等のページをチェックしてください。

インドネシア:バリ島アグン火山の噴火に伴う注意喚起(その3)
出典:MOFA 外務省 海外安全ホームページ
2017年11月27日

【ポイント】
●バリ島アグン山では,11月21日以降,噴火が断続的に発生しています。11月27日,インドネシア当局は,警戒レベルを再びレベル3(警戒)からレベル4(危険)に引き上げました。
●インドネシア当局は,警戒レベル引き上げに伴い,山頂から半径8km(北-北東,南東-南-南西部では10km)圏内は,立ち入り禁止区域としており,立入禁止区域には絶対近寄らないようにしてください。
●噴火の影響により,デンパサール国際空港は11月27日午前7時から一時閉鎖となっています。空港を利用予定の方は,最新情報の入手に努めてください。

【内容】
1 バリ島東部に位置するアグン山は,11月21日以降,噴火が断続的に発生しており,11月27日,インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)は,警戒レベルを再びレベル3(警戒)から最高レベルであるレベル4(危険)に引き上げました。
 また,警戒レベルを引き上げたことに伴い,山頂から8km圏内に加え,北-北東,南東-南-南西部は10km圏内の区域への立ち入りが禁止され,政府関係機関は立ち入り禁止区域の住民に対し速やか且つ冷静に避難するとともに最新情報の入手を呼びかけています。

2 アグン山の噴火の影響により,11月27日午前7時から,デンパサール国際空港が一時閉鎖されています。空港の閉鎖・再開については,噴煙,降灰の状況(風向き)によって検討されることとなっており,非常に流動的となっています。

3 つきましては,噴火等の状況,空港,航空機の運航等の状況につきましては,次のサイト等にて,関連最新情報の入手に努めるとともに,安全に十分ご注意ください。
 また,噴火の状況によっては,より広い地域で火山灰の降灰がある可能性があり,火山灰を吸い込むことによる健康被害が懸念されるほか,火山灰が家屋屋根等に積もり,雨などの水分を含んだ結果,相当の重さになり,家屋が崩壊することもあり得ますので,併せてご注意ください。
 なお,万一,何らかの被害に遭った場合,または被害に遭った方の情報をお持ちの場合には,在デンパサール日本国総領事館までご連絡ください。


[関係連絡先]
デンパサール国際空港:0361-9351011 内線6116
ガルーダ・インドネシア航空(デンパサール):0361-9368258 0808-1807-807
エアアジア:021-2927-0999 0804-133-3333
ロンボク国際空港0370-6157000 内線108
ガルーダ・インドネシア航空(ロンボク) 0370-638259

[参考情報HP]
バリ州防災庁災害対策センター(BPBD BALI):http://balisafety.baliprov.go.id/
バリ州観光協会:http://balitourismboard.or.id/
インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG):http://www.vsi.esdm.go.id/
インドネシア国家防災庁(BNPB):https://www.bnpb.go.id/

4 なお,インドネシアについては,別途危険情報(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_2017T050.html#ad-image-0 ) が発出されていますので,併せてご留意ください。

5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#


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筆者

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