プレミアムクルーズ船をカジュアルに楽しむ、ゲンティン ドリームの旅

公開日 : 2018年09月11日
最終更新 :
洋上のホテルともいえる規模のクルーズ船
洋上のホテルともいえる規模のクルーズ船

クルーズ船での旅は高額で長旅になるとお考えの方、いらっしゃいませんか? シンガポールや香港を起点とするドリームクルーズのクルーズ船、ゲンティン ドリームとワールド ドリームならば、短期間に安価でありながら豪華なクルーズ旅を体験することができます。シンガポール発着3泊4日のプーケット行きクルーズの旅をご紹介します。

ゲンティン ドリームとは?

ゲンティン ドリームとは?
船体のイラストが非常に印象的

2016年11月にデビューした15万トン、乗客定員3352人の大型船です。シンガポールを発着港としており、2泊3日と3泊4日、5泊6日のクルーズ旅が催行されています。
船のグレードはプレミアムですが、クルーズ代金は1人1泊あたり全食事付きで1万円台からと、カジュアルクルーズ船並みの料金設定があります。

船の雰囲気も、家族連れからカップルでの記念の旅行までカバーできるものです。カジュアルに利用できるにもかかわらずハイレベルのサービスが提供されており、豪華な船旅をリーズナブルな料金で体験することができます。

乗船からプーケット到着までのビデオはこちらから

3泊4日のプーケット行きクルーズ

3泊4日のプーケット行きクルーズ
夜中も車と人でいっぱいのパトンビーチ

シンガポールを17時に出港し、翌日の夕刻にプーケット到着。プーケット沖合で停泊して夜を明かし、クルーズ3日目の午前にシンガポールに向けて出港、4日目の午後にシンガポールに帰着します。移動の時間も停泊中も船内ではさまざまなイベント、アクティビティが行われています。

プーケットへの上陸は24時間対応で小型ボートが発着しており、3日目の10時半(船内時刻)までに船に戻る必要があります。多くのお客さんは、到着日のナイトライフを楽しみ、深夜に船に戻っていました。

ゲンティン ドリームの楽しみ方

ゲンティン ドリームの楽しみ方
プールは大人用のほか子供用もあり、その脇にはジャクージもある

とにかくアクティビティが豊富でレストランが充実していますので、身体を動かし食事を楽しみましょう。

レストランやショップなどの営業時間と船内イベントは、乗船時と前日に配られる船内新聞 DREAM DAILY で知ることができます。まずは、この新聞でイベントをチェックし、体験したいものを決めましょう。

クルーズ最後の夜は花火の打ち上げも! 見逃さないで!!
クルーズ最後の夜は花火の打ち上げも! 見逃さないで!!

参加したいイベントやアクティビティが決まったら、あとはタイムテーブル作りです。時間が決まっているものから先に予定を入れ、間にデッキ16からデッキ20で体験できるアクティビティを挟みましょう。

最終日の夜に観たショーとアクティビティのビデオはこちらから

レストランは大きく分けて2種類

レストランは大きく分けて2種類
リドは各国料理のビュッフェ・レストラン

レストランは無料で利用できる場所と有料のレストランとがあります。クルーズ代には全食事が含まれており、船内の無料レストランを1日5回まで利用できます。つまり1日最大5食の食事も可能ということです。
無料のレストランだけで3カ所、しかもビュッフェや日替わりコースメニューの中華料理店などがありますので、無料レストランの利用だけでも飽きることはありません。

デッキ8の無料レストランでは中華のフルコースが提供される
デッキ8の無料レストランでは中華のフルコースが提供される

しかし有料レストランも積極的に利用することを強くおすすめします。なぜなら、有料レストランであれば予約することができますし、利用客の人数が限られる分、料理も手間のかかったよりグレードの高いもの提供されるからです。

寄港地での楽しみ方

寄港地での楽しみ方
上陸用のボートでプーケットに向かう。海上から船を見るチャンス

プーケット到着は夕方ですので、町に出るころには暗くなってきていますが、寄港地ではツアーが設定されていますので、それに乗ってしまえば心配はありません。両替もできますので、地元マーケットでの現金でのお買物も可能です。

ラム酒蒸留所ではテイスティングもできる
ラム酒蒸留所ではテイスティングもできる

プーケット行きエクスカーションでは、ラム酒の蒸留所に寄り、パトンビーチの大歓楽街バングラ通りの散歩を体験しました。タイは初めての訪問でしたが、来なければわからない空気感、タイのみなさんのあたたかさ、歓楽街のエネルギーを感じることができ、短い時間の滞在でしたが充実しました。

バングラ通りはパワーあふれる歓楽街
バングラ通りはパワーあふれる歓楽街

プーケット訪問のビデオはこちらから

クルーズ船に乗るには

クルーズ船に乗るには
デッキ6から8までの吹き抜け空間になっているBar360

航空券とクルーズ船の手配を行えばそれで旅は成立します。とはいえ、飛行機の到着時刻によっては現地で1泊したり、荷物を預けて市内観光することなどを考慮したりする必要も生じるかもしれません。

クルーズ旅が初めてだったり、個人旅行にあまり慣れていなかったりという方はツアーも販売されていますので、ツアーを利用したほうが安心です。

航空券手配は自分でできるし、乗船までの時間つぶしも問題ないという方でしたらクルーズだけを予約しましょう。英語ですが、クルーズ会社のサイトからの予約が可能ですし、日本の旅行会社でのオンライン予約も可能です。香港やシンガポールなら、マイレージ利用の無料航空券を使える方も多いのではないかと思います。

■DATA クルーズ船の情報
日本語サイトが公開されています。船内施設や乗船時の手続きなど、詳細な情報が掲載されていますので、乗船にあたって心配なことがあればご覧になるといいでしょう。
チェックイン時に渡されるアクセスカード(乗船カード)が部屋の鍵とクルーズ中の身分証明書を兼ねます。レストランやショップもアクセスカードの提示で利用できますので、船内ではキャッシュレスで過ごすことができます。

●ドリームクルーズ
URL: http://www.dreamcruises.jp/

次回の記事では、船内アクティビティについてご紹介します。

『地球の歩き方』編集部 小山田浩明

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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