【台湾 旅の最新事情】観光客の受け入れ、フライト、主要都市の様子

公開日 : 2021年08月12日
最終更新 :
台湾のランドマーク「台北101」。展望台からは台北市街を一望できる
台湾のランドマーク「台北101」。展望台からは台北市街を一望できる

コロナ対策の優等生といわれる台湾。2021年5月以降、市中感染が拡大し、警戒レベルを強化していましたが、厳重な対策が功を奏し、現在、新規感染者数は再び減少傾向にあります。海外からの観光客の受け入れは現在停止中で、台湾へ旅行できるのは、もう少し先になりそうです。

観光客の受け入れ状況

観光客の受け入れ状況
再び台湾に行ける日が来るのはいつ?

<日本人観光客の入国は不可>
2021年8月現在、台湾は海外からの観光客の入国を停止しています(台湾籍者、台湾の居留証所持者は入国可能)。

最新の入国事情は、台湾における日本の大使館的な役割を果たす日本台湾交流協会のホームページ等でご確認ください。
日本台湾交流協会 https://www.koryu.or.jp/tabid2169.html

<入国可能な場合も隔離措置あり>
入国が許される場合でも、入国の際はPCR検査と、防疫ホテルまたは集中検疫所での14日間の隔離(自費)が必要です。 

航空便・空港の状況

航空便・空港の状況
利用する場合は、必ず各航空会社のホームページ等で事前確認を

コロナ禍以前は1日100便以上あった日本~台湾間の航空便は、大幅に減少しています。
(2021年8月現在のフライト)

●東京羽田~台北松山
チャイナ エアライン/JAL  週5便(月・水・金・土・日)8:50発―11:30着
エバー航空/ANA 週2便(月・金)10:05発―12:35着 

●東京成田~台湾桃園
チャイナ エアライン/JAL 週2便(火・木)11:45発―14:40着
エバー航空/ANA 週2便(金・日)14:15発―16:55着
スクート 週4便(月・火・木・土)12:05発―14:55着
スターラックス・エアラインズ 週1便(水)13:50発-16:30着

●名古屋中部~台湾桃園
チャイナ エアライン/JAL 週1便(水)19:55発-22:05着

●大阪関西~台湾桃園
エバー航空/ANA 週2便(金・日)13:10発―15:05着
スターラックス・エアラインズ 週2便(火・金)13:10発―15:00着

主要都市の街なかの様子

主要都市の街なかの様子
台北MRT車内の様子

●台北(&台湾全土)
2021年5月、中華航空のパイロットの感染をきっかけに市中感染が拡大。台北と新北市は感染症警戒レベルが「3」に引き上げられました(警戒レベルは1→2→3→4の順に深刻化)。しかし、感染拡大は収まらず、5月19日には台湾全土が「警戒レベル3」に。

以降、レストランでの店内飲食禁止など、徹底した対策の結果、一時は1日600人を超えた新規感染者数は徐々に減少し、8月10日の新規感染者数は8人となっています。

7月27日に感染症警戒レベルは「2」に引き下げられました。
これにともない、全面禁止されていた店内での飲食が可能となりました。各レストランではアクリル板を設置し、テーブル間の距離を取るなどの対策が講じられています。感染を心配する人々の間ではテイクアウトや宅配サービスの利用も引き続き人気となっています。バー、クラブ、カラオケなどの施設は閉鎖されています。

外出時は、飲食時を除き常時マスクを着用が義務づけられ、違反すると罰金です。

公共施設やレストランでは、入店時に名前や電話番号の登録などを求める「実聯制」が実施され、感染者が出た場合、その場にいた人に連絡が取れるようになっています。

この措置は8月23日まで継続する予定です。

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パワフルシティ・台北、人気の古都・台南、港町・高雄、暮らしたい町・台中、絶景の宝庫・花蓮…。多彩な表情を持つ台湾全土の魅力を網羅。いま話題の最旬スポットから鉄道で巡る小さな町、温泉やディープな離島まで最新情報満載。ハズせない台湾グルメは、必食100メニューやご当地名物など大紹介! 茶藝&おみやげ特集も!

※当記事は、2021年8月11日現在のものです

TEXT:『地球の歩き方ガイドブックD10 台湾』編集担当 谷口佳恵
PHOTO:iStock

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渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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