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【2021年11月 オーストリア・ウィーン 旅の最新事情】ウィーンの台所の今!多種多様な食材が揃うナッシュマルクトを在住者がレポート

2021年11月02日

ウィーン市民のお腹を満たす、立派な姿の新鮮野菜と果物

今年もいよいよ残すところあと二ヶ月を切り、ウィーンの街中は早くもクリスマスデコレーションが見られる美しいシーズンになりました。去年は中止され寂しいクリスマスとなった「Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツマルクト)」クリスマスマーケットの今年の開催日は決まってはいるものの、コロナ禍で直前にキャンセルされる可能性もあり、未確定の状態です。今年こそは冬の風物詩のないクリスマスにならないよう、ウィーンの人々は望みを託しています。さて11月と言えばウィーンではガチョウのローストのシーズンになり、まだまだ食欲の秋は続いています。寒さが増してきたこの時期も開いているウィーンの台所、ナッシュマルクトの様子を、ウィーン在住の筆者がお伝えします。

ウィーンの台所!コロナ禍で通常よりゆっくりと楽しめるナッシュマルクト

ナッシュマルクトへのアクセス駅「Kettenbrückengasse(ケッテンブリュッケンガッセ)」にある人気フォトスポットのマジョリカハウスとメダイオンハウス

コロナ禍の始めの頃は閉鎖していたナッシュマルクトも再開して1年以上が経ち、夏の旅行者の増加とともに、食べ歩きや散歩を楽しむ人々の姿が戻ってきました。

平日の午前中は空いている市場

去年のロックダウン中は閑散としていたナッシュマルクトには賑わいが戻ってきましたが、平日の午前中は比較的空いているのでゆったりと見て回るのにお勧めです。新型コロナウィルス対策ルールの緩い屋外市場では、マスクの着用は自由で人それぞれ。地元民も旅行者もほぼノーマスクで、マスク着用者の姿の方が目立つのはウィーンではよくある光景です。

買い物、散歩、休憩と目的は人それぞれ

ナッシュマルクトはウィーンでも最大級の市場と言われているだけあり、観光地化されたイメージがありますが、利用客は旅行者のみならず、ウィーンに住む地元民も少なくありません。特に市場の所々にある立ち飲みスタンドやビストロはウィーンの老若男女に人気で、コロナ禍以前は朝から晩まで賑わっていました。

地元民に人気の新鮮な野菜と果物

朝の時間帯は地元民が新鮮な野菜や果物を買う姿が目立つナッシュマルクト。お店の人のノーマスク姿もコロナ禍を忘れさせます。

海に面していないオーストリアでは嬉しい魚介類
まるで海辺の町に来たかのような雰囲気を味わえる

オーストリアは海に面していないため、日本のように日々の食卓に美味しい魚が並べられることが稀です。毎日近隣諸国から運ばれてくる新鮮な魚介類を売る店は、地元民にとっては貴重な存在。

お土産探しにも!オーストリアの雑貨も目白押し

ナッシュマルクトに数あるお土産ショップ

ナッシュマルクトには食品だけではなく、様々なお土産も売っています。オーストリアらしい可愛い雑貨に食器、衣料品まで揃った店が多々あるので、わざわざ別の場所にまで出向かなくてもここナッシュマルクトでお気に入りの品が見つかること間違いなし。食べ歩きと土産屋巡りで一石二鳥です。

オーストリア伝統衣装「Dirndl(ディアンドル)」

ドイツ語方言で「お嬢さん」を意味するディアンドルの子供用は旅行者に大人気。かさばらずに持ち歩きも簡単なお手頃価格の子供用ディアンドルは、オーストリア土産にピッタリ!奥には男の子用のズボンもあります。

まさに今が旬のFFP2マスク(防じんマスク)

ウィーン市内の至る所で着用が義務付けられているFFP2マスクは、スーパーでは50セント前後、お土産ショップだと1ユーロ前後で売られています。特にお土産ショップのマスクは柄や模様も様々で、ユニークな一枚が見つかること間違いなし。オーストリアにちなんだ色や柄はお勧めです。

ウィーンにいながらエキゾチックなアクセサリーはいかが

インターナショナルな品に出会えるナッシュマルクトでは、特にオリエンタルな店も多く、ウィーンにいながら旅行気分を味わうことができます。Made in オーストリアに限らず、多国籍のお土産もまたひと味違って人気。

何でも揃う!珍しいインターナショナルな食材も入手可能

ちょっとしたおつまみから料理に使えるものまで種類豊富なチーズ

記念日に何か特別な料理を作りたい時はもちろん、コロナ禍に流行りだした家飲み用にも大活躍の珍しい食材は、気分を盛り上げること間違いなし。ナッシュマルクトにある食料品店ではどんなものでも揃います。

100種類以上の香辛料を扱う店
密封容器に入れられている香辛料は持ち運びに便利

普段は作らない料理に挑戦したいけれど足りない食材がある時等は、ナッシュマルクトで探せばすぐに見つかります。その一つが香辛料。見つからないものはないと言っても過言ではない品揃えに、地元民も大助かり。日本ではなかなか手に入らないものもたくさんあるので、珍しいお土産を探すのが楽しくなります。

疲れた身体を癒す甘い中東のスイーツ

簡単に食事を済ませたい時や、歩き疲れた時に体力を充電するのにお勧めなのが中東のスナック「ファラフェル」を挟んだサンドイッチやケバブ、そして濃厚な蜂蜜が染み込んだスイーツ「バクラヴァ」。味見をさせてくれるので、色々な店をはしごして食べ比べるのもいいですね。

買い物がてら一杯味わえる軽食スタンド

オーストリア国内の新コロナウィルス感染者数は一時減少傾向にあったものの、現在また増加しています。それなのに至る所で目にするノーマスク姿は日本人としては理解に苦しみますが、所変われば品変わるで、これがヨーロッパ。まだまだ期待と不安が入り混じるコロナ禍、各国でワクチンの3回目接種も始まっておりその効果が気になるところです。

ナッシュマルクトがあるKettenbrückengasse(ケッテンブリュッケンガッセ)駅前では、土曜日には蚤の市も開催されているので、掘り出し物探しと食べ歩きを合わせてウィーン観光を楽しめます!

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URL: https://hon.gakken.jp/book/2080128200

※当記事は、2021年11月1日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年11月1日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

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