冬だけじゃないフィンランド!夏におすすめのフィンランド地方都市5選(Part2)

公開日 : 2018年07月27日
最終更新 :
青空の下、さわやかな夏風が吹き抜けるタンペレ大聖堂 ©iStock
青空の下、さわやかな夏風が吹き抜けるタンペレ大聖堂 ©iStock

うだるような暑さが続く日本。こんなに暑い夏は、日本を飛び出して、海外の避暑地でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。今回は、夏におすすめのフィンランド地方都市を紹介しています。Part1では、ユバスキュラ(Jyväskylä)とラハティ(Lahti)の2都市を紹介しました。Part2では、太陽が沈まない街や群島自然公園がある街などを紹介します。

(3)ハメーンリンナ(Hämeenlinna)で、沈まない太陽と中世の世界観に親しむ

(3)ハメーンリンナ(Hämeenlinna)で、沈まない太陽と中世の世界観に親しむ
ヴァナヤヴェシ渓谷 ©Visit Finland, Teemu Tretjakov

ヘルシンキから約100キロメートル北上したハメーンリンナ(Hämeenlinna)は、アウランコ自然保護区(Aulanko Nature Reserve)などフィンランドらしい風景が楽しめる場所として有名です。赤レンガが印象的なハメ城を中心に、ナショナル・ランドスケープにも選ばれたヴァナヤヴェシ渓谷(Vanajavesi Valley)などがあります。

夏フィンランドで少しユニークな楽しみ方としておすすめしたいのが、なかなか沈まない太陽の下でのゴルフです。ハメーンリンナには、4つのゴルフ場があり、長い時間、ゴルフを楽しむことができます。

中世の古城が残るハメーンリンナの一角 ©iStock
中世の古城が残るハメーンリンナの一角 ©iStock

ゴルフのほかにも、ハメーンリンナは、クラシック音楽ファンにとっては作曲家シベリウスの生家がある場所としても有名です。毎年8月15日から8月19日には「ハメ中世フェスティバル(Häme Medieval Festival)」が開かれ、中世の衣装に身を包んだ人たちに出会うことができます。イベントの期間中には、マーケットが開かれ、中世音楽のコンサートや剣と盾を持っての格闘技も開催されます。

さらに、ハメーンリンナから電車で約15分の所には、イッタラのガラス工場や、イッタラガラス博物館があり、イッタラのガラス製品が製作される様子を見学したり、ガラス工場の歴史について学んだりすることができます。また、イッタラのアウトレットでは、掘り出し物を見つけることができるかもしれません。ヘルシンキからハメーンリンナまでは、車で約1時間30分です。

(4)タンペレ(Tampere)で、最古と最新のサウナでリラックスする

(4)タンペレ(Tampere)で、最古と最新のサウナでリラックスする
ラヤポルティサウナ ©Visit Tampere

タンペレ(Tampere)は、フィンランドで3番目に大きな都市です。この街では、フィンランド最古のサウナと今年できたばかりの最新のサウナで、まったく違う体験を楽しむことができます。

カラフルな木造住宅がかわいらしいピスパラ地区には、1906年に開業したフィンランドに現存する最古の公衆サウナであるラヤポルティサウナ(Rajaportti Sauna)があります。古き良きフィンランドのサウナ文化を感じたい方には、まさにうってつけのサウナです。

一方、2018年6月にオープンしたばかりのサウナレストラン・クーマ(Kuuma)は、ウッディでモダンなデザインが目を引く、サウナとレストランが併設されている新しいタイプのデザインサウナです。水辺の近くで、風に吹かれながらテラスでゆったり過ごす時間は、「夏フィンランド」を感じるのにぴったりです。

ボートを使ってピュハ湖を横断 ©iStock
ボートを使ってピュハ湖を横断 ©iStock

また、タンペレ市内からボートを使って約20分で行ける、ピュハ湖をわたった所にあるヴィーキンサーリ島(Viikinsaari)もおすすめです。フリスビーなどのスポーツが楽しめたり、レストランやチェペルがあったり、タンペレ市民の憩いの場にもなっています。ヘルシンキからタンペレまでは、電車で約2時間弱です。

(5)ベンクトシャール島(Bengtskär Island)で、北欧の絶景を愛でる

(5)ベンクトシャール島(Bengtskär Island)で、北欧の絶景を愛でる
ベンクトシャール島の灯台 ©Visit Finland

フィンランドの南西部には、大小さまざまな島が集まった群島エリアと呼ばれる地域が存在します。島々には、フェリーをはじめ、橋がかかっている所は、サイクリングでも移動することができます。群島を眺めながらのクルーズやサイクリングは、ひと夏のすてきな思い出になるでしょう。

数多くの島のなかでも、特におすすめなのが、ベンクトシャール島(Bengtskär Island)です。ベンクトシャール島には、1906年に建てられた石造りの荘厳な灯台があります。戦時中には戦いの場となり、今でも当時の弾痕が残っています。

ベンクトシャール島の灯台は、長い間荒廃していましたが、1995年に再建されました。現在は、6月から8月末まで、一般の人にも公開され、夏の間はフィンランド内外から多くの人が訪れます。灯台の一部は、カフェ、ホテル、チャペル、博物館などになっており、観光客もフィンランドらしい夏の情景を楽しめるようになっています。晴れた日の灯台から臨む絶景には、思わず息を呑んでしまうことでしょう。

羽を休めるカオジロガンの群れ ©iStock
羽を休めるカオジロガンの群れ ©iStock

もうひとつ、おすすめしたい島があります。オロ島(Örö Fortress Island)です。オロ島は、長い間、要塞として軍事的に使用されていた島でした。現在では、群島自然公園として独特の地形や動植物を楽しめる場所となっています。渡り鳥の飛来ルートにもあたるため、バードウォッチングをしたり、希少な蝶を観察したりすることもできます。

ベンクトシャール島とオロ島の両島には、カスナス(Kasnäs)からバスまたはフェリーで上陸できます。カスナスまでは、ヘルシンキ、トゥルクから出ているArchipelago HopOnのバスを利用するのが便利です。

いかがでしたか。夏におすすめのフィンランド地方都市を紹介してきました。うだるような暑さの日本を飛び出して、北欧の避暑地でのんびり過ごしてみませんか。

【関連記事】冬だけじゃないフィンランド!夏におすすめのフィンランド地方都市5選(Part2)('18/7/27公開)も要チェック!

筆者

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