【ドイツ・レーゲンスブルク 旅の最新事情】気になる注目のショップやカフェを在住者がレポート
ここレーゲンスブルクは、バイエルン州で4番目に大きな街。世界遺産都市であるとともに、大学都市でもあり、その影響か、ドイツ国内でも、カフェやレストラン、居酒屋の類が人口比で最も多い街、と言われています。そう、中世の街並みが残るというものの、古めかしい、さびれた街とは違います。たくさん魅力的なお店やカフェなどがありますが、ほんの一例をご紹介します。
キリアン・シューン・チョコレート専門店
2019年に開店したばかり。コロナの影響を受けつつも、がんばり抜いたお店のひとつです。オーナーのキリアン・シューンは、アウグスブルク生まれ。元々料理人として活躍していましたが、ニュージーランドとロンドンでチョコレートを専門に学び、地元アウグスブルクへ2008年に出店。その後2店舗目としてレーゲンスブルクでチョコレート専門店をオープンしました。
レーゲンスブルクには、ドイツ最古の喫茶店と言われるカフェ・プリンセスなど、チョコレートの評価が高いお店が他にもありますが、キリアン・シェーンも、徐々に増えていくリピーターに支えられながら、少しずつ知名度をあげているところです。
（リピーターの中には、最低でも1ヵ月に一度、びっくりするくらいの大量のチョコレートを買っていく方もいらっしゃるのですよ！）
もちろん、店内ではマスク着用義務です。普段そこまで混み入ることはないでしょうが、店内は狭いので、仮に人がたくさんいる場合は、店外でしばらく待って様子を見ましょう。
■Kirian Schön Chokolates
住所： Maximilianstraße 16 （入口は、Königstraße側、H&Mの向かいにあります）
営業時間： 月曜日から土曜日まで、10時から18時まで
URL： https://kilianschoen-chocolates.com/
素足感覚の靴を扱うお店、レグアノ
ドイツは、健康によい靴が買えそうな国だと思っている方も少なからずいるはず。レーゲンスブルクにもオーダーメイドのお店もありますが、敷居が高く、旅行者にとっては完成までに時間がかかるのがネックです。こちら、レグアノというお店では、素足に近い靴を取り扱っており、老若男女、幅広い客層に対応しています。
女性物ですと、スニーカーからバレリーナ、はたまた靴下のような個性的な靴まで。男性用には、真っ黒のシンプルなスニーカーやら、底が派手なピンクや鮮やかな緑といったちょっとお洒落なものも。
お値段は決してお安いというわけではありませんが、一旦履いたら、他の靴は履けなくなりそうです。旅行中など特にたくさん歩く時に履きたい靴です。2009年創業、ドイツ全国にたくさんの店舗を構えています。
■ Leguano Barfu-schuhe, Regensburg
住所： Tändlergasse 3
営業時間 : 月〜土曜日9:30-13:00, 13:30-18:00
URL： https://www.leguano.eu
劇場すぐそば、数件建ち並ぶあるカフェのうちのひとつドライ・モーレン
カプチーノがおいしいお店として、何軒か名前が上がるなかの一軒です。コーヒー豆は、ミュンヘンのファウストという焙煎所のものを利用し、ケーキ類も大半は自家製。コーヒーもケーキも、利用客の評価は非常によいようです。レーゲンスブルクの劇場のすぐそばということで、劇場関係者や音楽家などがよく立ち寄るお店とも知られています。昔は小さなケーキ屋さんであったという建物の内装を改築し、アール・ヌーヴォー調に仕上げた、雰囲気あるお店です。
コロナの影響で、お店のすぐ外のテラスを利用します。外ではマスクは不要ですが、例えばケーキを選びに行くなど、店内に入る時は、マスクを着用する必要があります。
■ Drei Mohren
住所： Drei Mohren Strasse 3
営業時間： 9:00-23:00 (金、土曜日は24:00まで)
URL： https://www.dreimohren.net
店名の意味はドイツ語で「アンナはパンとコーヒーがお好き」
かわいい店名をもつお店ですが、レーゲンスブルクに2店舗（旧市街と駅ビル）、シュトラウビングにも1店舗あります。おいしいドイツパンを食べてみたい、そんな旅行者におすすめ。パンに塗るのは手作りジャムでももちろんよいのですが、例えば、鶏肉の入ったカレー味のもの、パプリカパウダー入りのカッテージチーズ、ヨーグルトとフレッシュチーズにパプリカが入ったもの、蜂蜜と辛子入りのフレッシュチーズなどなどメニューに載っているのは16種類と選択肢が多いんです。
選択肢が広い分、注文が難しい部分もあるかもしれませんが、一日中朝食メニューが頼める、パン好きにはたまらないカフェです。基本はセルフサービス形式になりますので、自分でカウンターまで行って料理を注文してください。トイレは他のお店と共同で、地下のものを利用しますが、利用には、無料の専用コインが必要となります。店員さんに聞いてみてください。
■ ANNA liebt Brot und Kaffee
住所： Gesandtenstr. 5
営業時間： 日、月、火曜日9:00-19:00 、水、木曜日9:00-22:00、金、土曜日9:0-:00
URL： https://www.anna-cafe.de
クルド料理が食べられるロカンタ
ここは、アーノルフス広場からちょっと入った、奥まった所。観光客がフラッと立ち寄るお店ではありませんが、知る人ぞ知る、そんな老舗です。ドイツにはギリシア料理は多いのですが、クルド料理となると、食べたことがない人もたくさんいるでしょう。オーナーはとってもフレンドリーで、行くたびによい印象を受けます。コロナで店内はほんの少しのテーブルと椅子がゆったりと配置され、その代わり野外にたくさんの席が用意されています。
ビールは、レーゲンスブルク近郊にある醸造所のもので、お値段も良心的。ビール２杯とメインディッシュで20ユーロ前後。アルコールが苦手なら、アユランというヨーグルトドリンクもおすすめです。
ドイツ料理を食べ飽きた時、日本でなかなかお目にかからない料理に興味がある人、ここのお店、意外と穴場です。旧市街の隅っこにひっそりとあるのですが、繁盛しています（月曜日の夜でも、ほぼ満席）。もちろん、その理由は、おいしいから！
■ Lokanta
住所： Haaggasse 15
営業時間： 17:00-1:00
URL： https://www.lokanta-regensburg.de
≫≫≫（関連記事）【2021年7月 ドイツ・レーゲンスブルク 旅の最新事情】中世の歴史が香る美しい世界遺産の街の様子を在住者がレポートの記事はこちら
※当記事は、2021年7月28日現在のものです
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