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ユネスコ世界遺産制覇の旅へ!650ヵ所を撮影した写真家がウェブ写真集を公開開始

2020年08月14日

奇岩の上に建つ修道院群、天空の聖地メテオラ(最初に公開したギリシア編より)

1980年代後半から「UNESCO(ユネスコ)世界遺産」を撮影し続けている写真家、森田健一氏がウェブで写真集の公開を開始しました。世界中に膨大な数があるため、国別にコンプリートする方法で撮影ヵ所を増やす方法をとり、まず手がけたのが一番数の多いイタリア。51ヵ所をすべて撮影し、2015年に写真集『美しき秘密のイタリアへ』(ダイヤモンド社・現在絶版)を発行しました。その後加速がつき2020年現在、約650の世界遺産の撮影を終えています。森田氏お気に入りの写真とともに、ウェブ写真集『世界遺産をひとりで制覇!?』の概要を紹介します。

1.ギリシア

ゼウスの妻ヘラの生誕地でありピタゴラスの出身地でもあるサモス島、ピタゴリオの町は美しい入り江に囲まれた小さな漁港。

写真家の森田氏はすでに、国別ではポーランド、ドイツ、ギリシア、チェコ、クロアチア、ハンガリー、ルーマニア、日本など23ヵ国の世界遺産の撮影を完遂しました。

■森田健一氏プロフィール
・URL: https://unesco-junkie.tumblr.com/profile

基本、現地ではひとりでレンタカーを借りて撮影紀行。地図はスマートフォンのアプリケーション「MAPS.ME 」を利用し、事前に世界遺産の場所やホテルなどのポイントをプロットしておきオフラインでも見られるようにしているとのこと。
「現在はコロナウイルス禍により海外撮影は見合わせていますが、目標は年間50ヵ所、ALL UNESCO完全制覇です。とくに現在869ある世界文化遺産は撮影を何としても成し遂げたい!」(同氏)

まず最初に公開したのは『魅惑のギリシア世界遺産 18を巡る旅』。古代のロマンと美しいエーゲ海に囲まれたギリシア、その魅力は歴史が積み重ねた美しさにあります。本島に14、離島に4つ計18ヵ所すべての世界遺産と、サントリーニ、クレタ、ミコノスといった美しい島々も紹介しています。

■魅惑のギリシア世界遺産 18を巡る旅

2.ポーランド

ヤン・ザモイスキが創り上げたイタリアのルネサンス様式を模した理想郷
ザモシチ旧市街。広場の中心に立ちこの美しさを堪能する。

中央ヨーロッパで一番世界遺産の多い国ポーランド。そこには不思議な世界遺産が多く含まれています。おそらくあまり知られていない魅力的な16の世界遺産に加え、美しき町4ヵ所の魅力を、余すところなく紹介します。

■不思議の国ポーランド 16の世界遺産を巡る旅

ヤヴォルの平和教会は全て木造の4階建て、緻密な彫刻や大理石に見ま
がう柱の一本いっぽんまでが木造というから驚きだ。

3.イスラエル/パレスチナ

スパイス交易で栄えた砂漠都市アヴダット、丘の上から見たネゲヴ砂漠
の美しさと神殿越しに沈む夕日の美しさに魅了された。

ハイテクと古代文化が融合する国イスラエル。日本の四国とほぼ同じ面積にイスラエルに10ヵ所、パレスチナ自治区に3ヵ所の世界遺産があります。あまり知られていない、イスラエルとパレスチナの13の世界遺産と大自然、古代の町の魅力を紹介しています。

■神秘の国イスラエル・パレスチナ 13の世界遺産を巡る旅


3つの宗教の聖地である神殿の丘に建つ岩のドーム、黄金色に輝くドームと
瑠璃色のモザイクタイルの美しさがすばらしい。

4.ミャンマー

三大仏教遺跡の一つに数えられる仏教の聖地バガン、3000を越える仏塔
が織りなす朝夕の美しさは見る者を圧倒する。

ビルマからミャンマーへと国名が変わったのは今から30年前。そしてこの国の世界遺産はふたつ。ピューの古代都市群と、三大仏教遺跡の1つに数えられる仏教の聖地バガンです。
驚いたことに24年前から申請を続け、バガンが世界遺産になったのは2019年。ほんの1年前のことです。ここで紹介するのはミャンマーが誇るふたつの世界遺産と6つの町、いずれの町もいつ世界遺産になってもおかしくないほど素晴らしい魅力にあふれています。

■心優しき国ミャンマー 2つの世界遺産と 6つの町を巡る旅


ピューの古代都市遺跡の中でも、城塞に囲まれたスリ・シュクトラには釣鐘
の形をした巨大な仏塔が3つ現存している。

5.クロアチア

アドリア海沿岸に広がる珠玉の世界遺産、その中でも古都トロギールは
静かで落ち着いた情緒あふれる町並みが印象的。

青く、深く、澄み渡ったアドリア海沿岸に広がる珠玉の世界遺産。その美しさは訪れた人を魅了しつづけています。
アドリア海の真珠と呼ばれるドゥブロヴニクや、エメラルドグリーンに輝く湖面と無数の滝が織りなす大自然の芸術プリトヴィッツェ国立公園など、クロアチアの世界遺産は現在10ヵ所、そのうち3つは隣国との共同登録となっており、ここで紹介する世界遺産は8ヵ所。残りの2ヵ所のうち中世の墓碑はボスニア編で、ブナの原生林はイタリア編で紹介します。

■中世にタイムスリップ。 クロアチア10の世界遺産を巡る旅

エメラルドグリーンの湖面に流れ込む無数の滝が織りなす大自然の芸術、
プリトヴィッツェ国立公園の美しさは訪れた人を虜にする。

6.ボスニア・ヘルツェゴビナ

1993年戦争により破壊されたモスタルのスターリー・モスト、2004年この
美しい橋は平和のシンボルとしてUNESCOにより復元された。

ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産は2016年クロアチア、セルビア、モンテネグロと共同登録された中世の墓碑ステチュツィと合わせて3ヵ所。
その中でも極めて重要な世界遺産は、モスタルのスターリ・モスト。1993年に戦争により破壊されたこの橋はUNESCOの協力のもと、平和のシンボルとして2004年に復元されました。1566年オスマン朝時代に建てられたこの美しい橋をぜひとも見てもらいたいです!

■オリエントの香り漂うボスニア・ヘルツェゴビナ 3つの世界遺産を巡る旅

クロアチア、セルビア、モンテネグロを含めた4つの国にまたがる中世の
墓碑ステチュツィ、中でもボスニアの墓碑は見応えがある。

まとめ

フォトグラファー森田氏。ヴェネツィアにて

森田氏は、2003年頃まではフィルムで撮影していました。それまでのアーカイブも膨大にあり、現在デジタル変換中です。
新型コロナウイルス禍が収束に向かい海外取材ができるようになったら、すぐに世界遺産の撮影を再開するそう。「エクアドル」を8月13日に公開した後は、「イタリア前編」を準備中とのことです。

■UNESCO JUNKIE 世界遺産をひとりで制覇!?
・URL: https://unesco-junkie.tumblr.com/
 
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