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【2021年8月 イタリア 旅の最新事情】観光客の受け入れ、フライト、主要都市の様子

2021年08月24日

2021年6月より屋外ではマスク着用義務が解除に

夏のバカンスシーズンへ向け、2021年5月より条件付きで観光客の受け入れを再開したイタリア。6月には日本からの入国制限も緩和されました。日常が戻りつつありますが、状況により変更の可能性があるので、こまめに最新情報をチェックしてください。この記事では、2021年8月20日現在の最新情報をお伝えします。

観光客の受け入れ状況

駅でも観光客の姿を見られるようになった

<日本からイタリアへの入国制限が緩和>(2021年9月3日更新)
2021年6月21日より、日本からイタリアへの渡航者について、証明書の提示などを条件に入国後の隔離が免除されました。8月31日から10月25日までは、下記(A)および(B)の証明書の提示(注1)が適用されます。

(A)欧州医薬品庁(EMA)が認めた新型コロナウイルスワクチン(注2)を接種し、規定の回数のワクチン接種完了から少なくとも14日以上が経過したこと表す証明書、または、スワブ(鼻腔拭い)検査で最初に新型コロナウイルスに陽性となった日から180日間有効の治癒証明書
(B)イタリア入国前72時間以内に実施されたスワブ検体によるPCR検査、または抗原検査結果が陰性であったことを表す証明書(6歳未満の幼児は出国前のスワブ検査実施を免除されます)

(注1)証明書は、イタリア語、英語、フランス語、スペイン語で作成されていること、また、スマートフォンなどのモバイルデバイス、もしくは紙面で提示する必要があります。
(注2)ファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製、ジョンソン・エンド・ジョンソン製の4種(2021年6月20日現在)

<デジタル旅客位置情報フォーム(dPLF)への記入義務化>
イタリア国内での滞在期間や利用する交通機関に関わらず、2021年5月24日より、入国前に「デジタル旅客位置情報フォーム(Passenger Locator Form~dPLF)」の記入が義務化されました。

「dPLF」は旅行者の位置情報を把握するために必要となる書類です。フォームに記入された搭乗者の連絡先やイタリア国内滞在時の住所を通して、機内での移動中に感染リスクにさらされたと認められる場合、保健当局から当事者への迅速な連絡が可能となります。

記入方法
1.専用URLへアクセスする。
https://app.euplf.eu/#/
2.画面の指示に従って「dPLF」入力ページへアクセスする。
3.目的国は「イタリア」を選択する。
4.メールアドレスとパスワードを設定し、本URLのアカウント登録をする(初回のみ)。
5.必須項目を入力し、送信する。

設定したメールアドレス宛に「dPLF」(PDF形式およびQRコード)が送信されるので、スマートフォンなどのモバイルデバイスに保存、もしくはプリントアウトしておきましょう。搭乗時やチェックを求められた際に提示が必要になります。

航空便・空港の状況

2021年7月、アリタリア-イタリア航空の羽田発着便が就航

2021年8月現在、アリタリア-イタリア航空が羽田発着のローマ便(注1)を運航しています。下記は2021年夏ダイヤのスケジュール例です。

(注1)ローマの空港はフィウミチーノ空港

●アリタリア-イタリア航空
羽田→ローマ AZ793便(14:30発-20:30着)
ローマ→羽田 AZ792便(17:10発-翌12:35着)
※最大週5便運航

<運休している路線>
成田発着のローマ便、ミラノ便

(2021年8月27日追記)
アリタリア-イタリア航空は、ITA(Italia Trasporto Aereo)へ航空事業を売却、2021年10月15日よりITAが運航を開始します。それに伴い、2021年8月25日深夜より、アリタリア-イタリア航空は10月15日以降のフライトの航空券の発売を停止。既に10月15日以降に出発するフライトの航空券購入者は、10月14日までにアリタリア-イタリア航空が運航するフライトへの変更、および払い戻しが可能となります。

主要都市の街なかの様子

2021年8月のフィレンツェ、ドゥオーモ周辺の様子

(2021年9月3日更新)
2021年8月6日より、屋内レストラン、映画館、劇場、美術館、博物館などの観光施設、スポーツや文化イベント、プール、ジム、スパ、会議、講演会、見本市などで、「COVID-19グリーン証明書(Certificazione verde COVID-19、通称Green Pass)」(注1)の提示が義務化されました。違反した場合は、400〜1000ユーロの罰金が課せられます。

(注1)「COVID-19グリーン証明書」とは、ワクチン接種完了または新型コロナウイルス感染からの治癒を示す証明書、あるいは、48時間以内に実施したPCR検査、または抗原検査による陰性証明書。

<ミラノ>
イタリアの中でもっとも累計感染者数が多いロンバルディア州。2020年11月時点では、ミラノ市を含むミラノ県内の1日の感染者数が4000人を超える日もありましたが、2021年8月第1週目の1日の感染者数は平均200人弱となっています。ミラノ市民はイタリア各地の出身者が多く、夏のバカンスシーズンは地元に帰る人、旅行に出かける人で、本来の街の姿が戻るのは9月になってから。もともと他観光主要都市に比べると観光客数が少ない街ですが、市民が少なくなっている一方でドゥオーモ広場、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア周辺は多くの観光客で賑わっています。

<フィレンツェ>
フィレンツェ市を含むフィレンツェ県の2021年8月第1週目の1日の感染者数は平均200人弱。観光都市だけあり、EU圏内の移動がしやすくなった6月から徐々に観光客の数が増え、8月に入った現在はウッフィツィ美術館やドゥオーモには長蛇の列が見られます。チェントロと呼ばれる街の中心エリアでは、イタリア語以外の言葉が行き交い、マスクを外している人も多く、コロナ禍以前の観光シーズンを思い出させる光景になっています。ただし、日本、韓国、中国など、アジアからの観光客の姿はなく、完全にもとの様子に戻るにはまだ時間がかかりそうです。

■ローマについてこちらをチェック
【2021年8月 イタリア・ローマ 旅の最新事情】スペイン広場やヴァティカン美術館、憧れの都ローマの様子を在住者がレポート

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※当記事は、2021年8月20日現在のものです

TEXT:『arucoイタリア』編集担当 editorial team Flone 河部紀子、バッキーノ 宮﨑智子
PHOTO:バッキーノ 宮﨑智子、iStock

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年8月20日現在、イタリアへの日本からの観光目的の渡航制限は緩和されています。渡航についての最新情報、情報の詳細は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

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